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♣ before story ♣ -meet again-cont.

※フィクションであり、実在の人物・団体とは関係ありません
14,203 文字

〜 Reading BGM Playlist 〜
🎵 Jung Kook - Yes or No
🎵 Jung Kook - Closer to You
🎵 BTS - Home
🎵 Jung Kook - Somebody
🎵 BTS - Love Maze

✽ 私の頭の中のお話 ✽
♧before story♧
-meet again-cont.
ーーーーーーーーーーーー

『んーっ…』
窓から差し込む日差しの眩しさに、ゆっくりと目が覚めた

”あっ…💦んっ…いったぁい”

重いまぶたをゆっくり開けて身体を起こそうとした瞬間、昨夜の余韻みたいな甘い痺れが全身に走り、思わず息を呑む

”すぅ~…💤すぅ~…😴”

隣で小さな寝息をたてて眠る横顔が、たまらなく愛おしい
肌に残る微かな熱と、胸がいっぱいになるほどの幸福感
そして、記憶がそっと蘇って、頬がじわっと熱くなった
『良かった…まだ眠ってる……ふふっ🤭🥹変わってないね……相変わらず可愛い寝顔♡懐かしいな…』
そーっと、彼の頬に手の甲で優しく触れる

”うぅ~ん…😪う~ぅん…”

『あっ、起こしちゃった?』
私の指先の動きに、小さなうなり声をあげながら重そうなまぶたがゆっくり開く
『ねみぃ…ふわぁあ~🥱』
右目はまだ眠気に負けて閉じたまま
半分だけ開いた左目の黒い瞳が、あくびの余韻で潤んだまま私を映す
『起こしてごめんね?』
何も発せず、静止したまま私を見つめるそのキュルキュルした瞳があまりに可愛くて、胸の奥がきゅっとなる
『グク?どうしたの?……あっ、また寝たw
んふっ、まだ寝る?』
再びまぶたがゆっくりと落ちていき、赤ちゃんみたいな無防備な顔をした彼が、伸ばした手で私の指先をギュッと握りしめ、もう片方の手は、ゆっくり耳たぶのピアスへ……
いじいじと触れるその癖が目に入って胸が少しだけ、揺れた

――もしかして、いまも不安なの?

『sumi…』
『ん?……おはよう😊』
『うぅ~ん……sumi?……夢、じゃないよな?』
『夢じゃないよ……ここにいる』
『ンハァッ♡良かった…sumi、愛してる……っ♡
俺さ!いま、すっげぇ幸せなんだ……sumiも幸せ?』
抱きしめた腕の中から伝わる柔らかい体温を噛みしめながら問いかけると、彼女は少しだけ息を詰めた
『私は……』
『……なん?』
『幸せで……幸せすぎて、怖い』
彼女の柔らかな瞳がさらに揺れて、困ったような、寂しいような……
なんとも言い難い笑みを浮かべてる

『俺は……そんなに頼りねぇ?年下だから……?』
彼女を心から溢れるほどの幸せそうな顔にしてやれないことが、悔しくて、切なくて、胸がぎゅっと締め付けられる
『ち、違うの……そうじゃない、私が……私がね、弱いだけっていうか…グクが…あなたが輝けば輝くほど、なんだか遠くに感じちゃって…私がひとりで勝手に不安になってるだけで…だって……輝いてるあなたが、誰より好きなのに――あっ💦』
愛おしそうに自分を見つめる彼女の腕をギュッと掴んで引き寄せ、身体ごと包み込むように抱きしめた

『もうなんも言わなくていいよ』
『え? 全然よくない……グク、よくないよ』
『俺は…!俺は、お前がいればそれでいい』
『……』
『このまま、もう少しだけ……こうしてて』
『うん……』
離したくなくて、ずっと腕の中に閉じ込めておきたくて
胸の奥に湧き上がるそんな身勝手な気持ちを抱えたまま、離すまいと腕に込める力だけが、ゆっくり強くなっていく
『んっ…』
彼女の首筋に顔をうずめ、溢れ出そうな想いとともに、何度も唇を押し当てた

『グク……』
『ん?』
『トイレ行きたい……💦』
『ㅋㅋㅋ、んだよw 雰囲気ぶち壊しじゃんか🫩』
『だってぇ…😣』
『ウソウソ、冗談だって😂よし、起きるかw』
『うんっ』
『ほら、行ってこい』
ゆっくり腕をほどき、ベッドの上にあぐらをかいて座る
『あっ、冷えっから…そこのスウェット羽織ってって』
『ありがと🥹』
スウェットを頭から被り、袖に腕を通すと、ゆっくりした足取りでベッドルームを出ていく彼女の後ろ姿を、指で作ったファインダー越しにそっと目に焼き付ける

――sumi、おかえり

ベッドルームを出ると、どこか現実感がなくて……
まるで夢の世界からそっと現実に戻されたみたいに、恥ずかしさが胸に広がった
『おはようございます……』
リビングに向かうとソファに座って、少し照れくさそうにこちらを見つめて微笑む彼を見た瞬間、胸がまたドキッと高鳴って、スウェットの下から覗く大きなTシャツの裾を、そっと指先でつまむ
『あ、あの…このTシャツ、ありがとう…ちゃんと洗って返すね』
『後で洗うし、気にしなくていいし…それよりさ』
『え?』
『俺の名前……呼んで』
『な、名前?』
『そう、名前』
言葉が少し迷子になって顔を上げると、重なる視線の中で、彼の甘い瞳がそっと私を掴んだ
少しだけ首を傾げてこちらの反応を待つ彼の姿に、胸がキュンと甘く鼓動する
なんだかキュウニ恥ずかしくなって、自分の指先をギュッと握りしめながら、迷うように口を開いた

『……チョン・ジョングクさん?』
『はいぃ…♡♡』
『に、日本語っ?! ……可愛いし、ほんとそういうの、ズルいんだから😣』
『はいはいはいっ♡』
『も、もぉっ💦わざと言うのなしぃっ』
『ㅋㅋㅋ 日本語で喋る?』
『…喋れるの? じゃあ日本語タイムにする?……あっ…やっぱ、やだ😵‍💫』
『うぇぇぇ?』
『だ、だってグクの日本語……可愛くてドキドキするし…』
『んだよそれw で、可愛いはあんでっ(๑•ૅㅁ•๑)』
『そうだった🥹ふふっ♡』

たわいもないこんな会話を、あなたとまた交わせる日がくるなんて……
これもまた夢なんじゃないかって、そんなことをぼんやり考えてしまう

初めて二人で迎えた朝よりも、今朝のほうがずっと照れくさい
ほんの少しのぎこちなささえ、胸が疼くほどもどかしくて、愛おしい
そんな…⏰am8:00

——

『あのね』
『ん?』
『えっと…昨日のこと……ごめんなさい』
ソファの上で膝を抱えるように小さく丸まった彼女が、膝に顔を埋めながらぽつりと呟いた
『なに?なんで謝んだよ……もしかして…後悔してんの?……また俺の前から、いなくなるつもりじゃねぇよな?』
できることなら今すぐ引き寄せて、その小さな身体を抱きしめていたい

それなのに、それ以上に怖くてたまらない——

”彼女が俺の目の前にいる”

まるでまだ夢の中にいるみたいで、次の瞬間にはふっと消えてしまいそうで、怖くて簡単には触れられない
『違うよ? 違う……私、もうグクと離れたくないの』
俯いていた彼女がそっと顔を上げて、少し潤んだ薄茶色の瞳で真剣に、まっすぐ僕を見つめてる
『ほんっ…ほんとに思ってる? 俺のそばにいる?』
『うん…そばにいたい』
『ンハァッ♡』
その言葉が胸の奥にすとんと落ちた瞬間、全身の力が抜けてこわばっていた顔がふっと緩んだ
息がうまく吸えなくなるほど緊張していた自分に、そのときになって初めて気がついた
『でもね……迷惑じゃない? だって……私が離れたくせに、グクのこと傷つけたくせに、そんなこと急に……えっと、キュウニ…あれ?キュウニ…キュウニ、言われても…』

“ん? 今、なんつった?”

聞き慣れない響きに思わず聞き返すと、彼女は首をそっと傾け、困ったように眉を寄せながら、言い直そうとして何度も同じ音を口の中で転がしている
うまく言えずにもどかしそうにするその様子が、たまらなく愛おしかった
『キッ、キュウニ?……キュウニ?』
『うん💦 キュウニ言われても、困るかなって思って』
『キュウニ?』
『あぁーもぉ💦 キュウニばっかり言わないでよ!
キュウニって韓国語でなんて言うか忘れちゃったのっ(  ᵒ̴̶̷͈᷄ ࿁ ᵒ̴̶̷͈᷅)マネして言わないでっ……グクが言うと可愛くて、キュンキュンしちゃうから…』
『可愛いはあんでぇ(๑•ૅㅁ•๑)…んで? どこがいてぇの?撫でてやろっか?』
『∑(´□`;)いいですぅぅっ💦』
少し意地悪く身を乗り出すと、両手をばたばたさせて慌てる彼女のその反応すべてが可愛くて、胸の奥がきゅうぅぅっと締めつけられる

”やーいしっ、可愛いんだっつーの…💦”

真っ赤になって顔を隠す彼女を目の前にして、胸の中はただ愛おしさだけで満たされていく

“俺、お前じゃなきゃだめなんだよ…?”

ふざけて笑っていても、胸の奥の渇きはごまかせない
触れたい、抱き締めたい
目の前にいるのに、それでも全然足りないんだ
もっと近くで、その温度をちゃんと感じていたい

『……足りねえ』
『え?』
『俺、全然足りねえの…だから、抱っこさせて?』
『で、でも💦』
『なん?』
『あ、朝…だし』
『夜ならいいの?』
『あっ、いやっ、そういう意味じゃ…なくて💦 ……あっ!そういえばグク、髪の毛伸びたね😳』
『だろ? 結構気に入ってんだ…どう?』
『よく似合ってるし、すっごくカッコイイ♡』
少し垂れた大きな瞳、優しい曲線を描く眉、うっすら桃色に光る唇、やわらかな頬
彼女が目の前で笑うたび、その全部がきらきらと輝いて見えて、僕の胸を甘く締めつける

”やいっし、チャシガッ♡
話そらしたな……でもそれでいいや
お前の笑顔が見れんなら……”

あの頃も素敵だったけれど、今目の前にいる彼はその何十倍も眩しく見える

”会わない間にまた素敵になったね…グク、まぶしすぎるよ”

『なぁ…抱っこは?だめなの?俺、この後レコーディングなんだ(  ・᷄-・᷅ )
だから、あんまり時間ねぇんだけど……』
彼が忙しいことはわかっていたのに、のんきに座っていた自分がキュウニ恥ずかしくなる
『あっ、私のことは気にしないで…お仕事なのにごめんなさ…うわぁっ💦』
慌ててソファから立ち上がろうとした瞬間、力強い手に掴まれて、またソファへ引き戻される
『待って、どこ行くつもり?ずっとここにいんだろ?』
『え? ちゃ、ちゃんと帰る……迷惑かけたりしないから』
『ちがっ…はぁ~( ´д`ll)……俺、早く帰ってくるようにするから、だから…ここにいるよな?』
『こ、ここにいたら…ほらっ、帰りたくなくなっちゃうでしょ?だから帰るね』
『別にいいじゃん!ずっとここに居たらいいんじゃん?俺は一緒にいたい
仕事だってここから行けばいいだろ?』
『…なに言ってるの?そんなのだめでしょ?』
『なんが?なんでだめ?……全然わかんねえんだけど』
『わ、わっ……ま、待って💦』
両腕で私を挟むように逃げ道を塞ぐように近づいてくる彼に、胸の鼓動がどんどん速くなっていく

『な、なに?!ち、近いよ💦』
『だってさ、帰っちゃうならお前の顔ちゃんと見とかなきゃ…忘れねぇようにさ』
『グク…』
彼の身体がすっと元の位置に戻り、かすかに笑ったその顔が、どこか寂しそうに見えた

”ごめんなさい…だけど…だけどね、怖いの…
あなたに近づきすぎて離れられなくなるのが……
怖いのよ”

『あっ私、そろそろ帰る準備するね! パウダールームお借りしますっ!』
『sumi……』
逃げるように立ち上がろうとする私を、口を尖らせたまま、子どもみたいに見上げて名前を呼ぶ声が、“どこにも行くな”って言っているみたいで胸がきゅっとなる
『あ、あの』
『おれはやだ♪ここにいて♪』
アニメのクレヨンしんちゃんの音楽に言葉を乗せて、ふざけた調子で口ずさむその声が、余計に私の胸をくすぐった

”あぁ…もうやめてよ
そうやって私の心……乱さないで”

彼の些細な行動や言葉、そのひとつひとつが、私の心を簡単に揺らしてしまう
頭の中でどれだけ防御しようとしても、そんなものはおかしいくらいあっさり崩されて、そうして私は、たやすく丸裸にされるのだ

”ほんとはね…、一瞬だって離れたくないの”

『ふふっ、仕方ないなぁ😊なら今日は、ここにいるね?』

ほらこうやってまた……
私はあなたに夢中になるの

『ほんとに? ほんとにここにいる? 晩ごはんも一緒に食べる?』
聞き間違いだったらどうしようと不安になって、間違いだって言わせないように僕は無駄に早口になった
『うん♡ グクは何が食べたい? 作って待ってる』

“sumi……って言ったら怒っかな?
俺が欲しいのは、お前だよ……”

『あーでも、ご飯作るならお買い物行かなきゃ💦
ねぇ、近くにスーパーある?』
『俺が帰ってから作るよ♡』
『ほんとに? でも、疲れてるでしょ?』
『俺、また料理の腕が上がったんだ😏
食べてえだろ?』
『んー♡食べたいっ( ˘͈ ᵕ ˘͈  )』
嬉しそうに無邪気に笑うその顔は、ぞくぞくするくらい魅力的なんだ
『今日も泊まるよな?…帰さねえよ?』
『……』
『なぁ、sumi…泊まるよな?』
『グク…あのね、着替えも必要だし身の回りの物だって必要だし、だからお家に帰…』
『んなの、買えばいいじゃん! 必要な物あんなら言えば俺、なんでも買うって…』
最後まで言わせたくなくて、思わず食い気味に言葉を重ねる
自分でもダサいって思うのに、それでも必死だった

『……買えばいいって問題じゃないでしょ? それに帰らないわけにいかないし💦』
『ごめん…でも、俺、離れたくねぇよ……
今だって仕事…行きたくないって思ってる』
『そんなこと言わないでよ💦 レコーディングでしょ? グクが歌うんだよね?』
『おん……聴きたい? 俺の歌』
『当たり前でしょ? グクの歌が世界で1番好きなんだから😊……すっごく楽しみにしてるよ?』
『おん、ホビヒョンとのコラボなんだ』
『えぇ?! そうなのっ♡ すごぉーいっ😳』
『へへっ😏』
目の前で嬉しそうに微笑む彼女の頭を撫でたくて手が伸びかけたその時、ふと、彼女が僕のTシャツの裾をそっと指先で摘まんで、じっと見上げてきた

『ねぇグク』
『ん?』
『荷物を取りに行く時は、一緒についてきてくれる?』
まるで、どこにも行かせたくない僕の気持ちが届いたみたいな言葉に、胸が震えた
『ンハァッ♡行く行く!』
『もちろん、忙しくない時で構わないから……』
『それってお前の荷物、全部ここに運んでいいってこと?』
『え?!ちが、違うよ💦……そんなのいいわけないでしょ😣冗談やめてよ』
『冗談じゃねえし、全部運べばいいじゃん』
『……私、一緒には住まないよ? 仕事だって忙しいし…グクの邪魔になりたくないから』
『んでだよ😒俺はずっと一緒にいてえんだけど…』
すねたように唇を尖らせる僕を、彼女は困ったような、でもなんだか寂しそうな瞳で見つめ返してくる
僕の勢いに押されながらも、ゆずれない一線を引こうとする小さな肩が、もどかしくてたまらない

『グクも私も、今の生活があるでしょ?』
『待って…なぁ、俺が帰ってきたらちゃんと話そ?……いい?行ってくるから…待ってて! ぜってぇどこにも行くなよ?!』

時間が欲しい
とにかく時間が欲しいと強く思った
彼女と向き合う時間、気持ちを伝える時間、少しずつ距離を埋めていく時間

”すぐ帰ってくるから…ここにいて”

『家にあるモノなら何食べても飲んでも構わないし、なにしててもいいから……
だからぜってぇここにいろよ?』
『はいはい😊グクが帰ってくるの待ってるね』
『おん!じゃぁ、行ってくっから』
『あっ、グクッ!』
『んぁ?』
ちゅっ💋

呼ばれて振り向いた僕の顎先に、彼女の唇が優しく触れた
『やっぱり届かないね😣……ざんねんっ』
『……ッ』
必死に背伸びしていた姿があまりに可愛くて、胸の奥がぎゅっと締めつけられる
もう我慢なんて限界だった
腰を屈めると同時に彼女の首筋に手を添え、逃げる隙も与えずにグッと力任せに引き寄せた
『グク……?』
『…ぽっぽ、してぇんだろ?』
『……うん、んっ』
んちゅっ…クチュッ…くちゅくちゅっ…ッハァ…チュゥ…クチュッ…チュパ…ッ
『俺ずっと、我慢してたのに…』
『ごめんなさい…🥺』
『あ~いしっ、もっとしてぇぇぇ(๑•ૅㅁ•๑)』
『ばか♡ 帰ってきたら、いっぱいしよ?』
『やーいっチャシガッ、いま言ったこと忘れんなよ?』
『覚えてる♡ 行ってらっしゃい、気を付けてね』
『おんっ、行ってくる! すぐ帰る!!』
『んふっ🤭バイバイ♡』
一度でも振り返ったら、きっとまた抱きしめに戻ってしまう
そう分かっているから必死に前だけを見つめて玄関を飛び出し、駆け足で車へ向かう

運転席に乗り込み大きく息を吐いた後、慌てているせいで、ちょっぴり震える手でキーを回し、鳴り響くエンジン音を合図に、勢いよくアクセルを踏み込んだ

——

🐿️『おージョングガァ…昨日は急に帰ったからビックリしたよ😮』
『えっと、ごめん😵‍💫……あとさ、ずっと乗り気じゃないなんて言ってごめんなさい』
🐿️『んぁ? あー、気にしてないよ♪』
『俺、ちゃんとやるから(⌯︎¤̴̶̷̀ω¤̴̶̷́)✧︎』
🐿️『お前が仕事に手を抜かない事はわかってるし、現に一度もないだろ? 手抜いたこと』
『ないけどさ…気持ちの問題も大きくて…でも、今日はやる気に満ち溢れてっから(⌯︎¤̴̶̷̀ω¤̴̶̷́)』
🐿️『なんだそれw』
ここ数年、笑っていても、ふとした瞬間に沈む影みたいなものをずっと抱えていたジョングガが、今日は嘘みたいにわかりやすく、屈託のない末っ子の顔で笑っている
その顔を見た瞬間、僕まで嬉しくなって、自然と頬が緩んだ

『ホビヒョン…sumiが戻ってきた♡』

🐿️『うぇっ?! sumiが…はははっ😂 そうかそうかっ…って、えぇっ?!マジかっ(º ロ º๑)』
『おんっ😚』
🐿️『……なん年だ? 3年、くらい?』
『2年7か月! ブース入んね👍🏼』
🐿️『あっ、あぁ……』
言いたいことだけ一気に言って、鼻歌まじりにブースへ向かっていった
防音ガラスの向こうでヘッドフォンを耳にかけるマンネの全身から、隠しきれないハッピーオーラが溢れてて、僕は思わず首を振って笑ってしまった

”まじかよw そうか……sumi、おかえり”

「今日のジョングクさん、目が輝いてますね👀
ちょっと心配だったんで……」
ミキサーを操作していたスタジオのスタッフが、ガラスの向こうのジョングクを見て驚いたように声を漏らしてきた
🐿️『ははっ😂良いことがあったみたいで…w
今日は最高に甘くて良い声が聴けそうですよっ😊
それに……あいつはもう大丈夫です』
僕はどこか誇らしい気持ちで、深く頷いた

——

『あにょはせよぉ~😚』
久しぶりのレコーディング
ここ最近の僕は、やらなきゃいけないことを卒なくこなしながら、ただそれだけを繰り返してきた
もちろん、どんな仕事にも手を抜いたことなんてない
それでも、気持ちだけがずっと置き去りのままで、上手く言葉にできない暗闇の中に閉じ込められているようだった

だけど、今日は違う

胸の奥に居座っていた渇きは、もうどこにもない
代わりに、溢れそうなほどの愛おしさが、心いっぱいに広がっている

会いたい
声が聴きたい
そして何より――

“歌いたい”

『あ♪ あー♪ あーーっ♪ あおぉぅっ♪ I wonder wonder…♪』
🐿️『じぇーぃけぇーぃ♪』
ブースに響くホビヒョンの掛け声に、少し照れくさくなって思わず口元が緩んだ
でもその明るい声が嬉しくて、胸の奥の熱をますます掻き立てられる
ヘッドフォンの向こうから流れてくるイントロに乗せて、僕はゆっくりと目を閉じた
浮かんでくるのは、今ごろ僕の部屋で待ってくれている、あいつの笑顔だった

”あいつにこの想いを届けたい……”

♫•¨•.¸¸♪✧♪♪♪✧♫•¨•.¸¸♪✧

🐿️『まずAnd I wonder wonder wonder wonder……
ここにさ、グルーヴ感が欲しいな! いける?』
『グルーヴ感ですね😏 やってみます』

♫•¨•.¸¸♪✧♪♪♪✧♫•¨•.¸¸♪✧

🐿️『Phew! いいねぇ』
『もう1回やってみましょうか?』
🐿️『あのさ…ここ、ここをもう少し良い感じに歌って欲しくて…ん~🤔
なんていうか…力が入ってるっていうよりは、抜く感じ?This love Right now ~♪ It’s all we got~♪』
『This love Right now~♪』
🐿️『そうそう、そんな感じ! 優しく味わい深く歌ってもらえると良いかな👍🏼
雰囲気に重きを置いて……』
”優しく味わい深く”そう言われて脳裏に浮かんだのは、今朝見せてくれた彼女の柔らかい笑顔だった
愛おしい気持ちをそっと包み込むように、力を抜いた息遣いで歌ってみる
わざと少しだけ甘く、大げさなくらいに表現してみせると、スピーカー越しにホビヒョンの楽しそうな笑い声が聞こえてきた
彼が笑うと、周りの誰もがほっとして、温かい気持ちになる
すべてを包み込むような大きな愛に溢れたホビヒョンのこの声が、僕は昔から大好きだ
🐿️『ははははっ🤣』
『ンハァッ😂』
「ほら、やりますよ!w」
楽しそうにはしゃぐ僕たちに、横でミキサーを操作していたスタッフが笑いながら促してくる
『はい💦』

”怒られたよw”

🐿️『まぁ、歌う気になってくれて嬉しいよ』
『歌う気はあったんだよ? ただ”歌いたい”まで気持ちが追いついてなかったっていうか…』
🐿️『わかってるよ😊 でも”歌いたい”になったんだろ?そのおかげでとてつもなく良い曲になった!』
『おんっ😚だってさ…sumiが俺の歌聴きたいって言うから(ノ*>∀<)ノ♡』
そう言いながら、自分でもわかるくらい頬が緩んだ
🐿️『なるほどなw 良かったな😜』
『おんっ♡』
🐿️『なぁ、そろそろそこから出てこいよw』
『そだねw』
🚪バタンッ
僕は急いでブースのドアを開けて、ホビヒョンのいるコントロールルームへ戻った

🐿️『お疲れ~、ジョングガ』
『どうだった?』
🐿️『マジ最高っ👍 まさか、sumiのおかげとは😂』
『ふふ~んっ♡ 俺、早く帰りたいんだよぉ♡』
🐿️『ㅋㅋ まぁ、待ってよw ちょっと一緒に聴いてみようよ😚』
スピーカーから流れてくる自分の歌声に耳を傾ける
胸の奥の愛おしさがそのまま乗った声は、自分で聴いていても不思議なくらい、伸びやかで甘かった
🐿️『ジョングガ、最高だよ!』
ホビヒョンの褒め言葉を聞いた瞬間、そしてこれからは僕のそばに彼女がいるんだと思っただけで、嬉しさが爆発した

🐿️『なんだよそのダンス😂』
頭に浮かんだリズムのまま、その場でふざけるように踊ってみせると、目の前のホビヒョンが呆れながらも楽しそうに爆笑している
『そうだっ! ホビヒョン、また相談があんだけど😳』
少し照れくさくなって、フードの縁に触れながら切り出した
🐿️『相談?……sumiか?』
『おんっ😚』
🐿️『わかったよw いつでも連絡してこい』
『おんっ! ありがとっ』
🐿️『Yeah~!』
『Yeah~!』
🐿️『早く帰りたいんだろ?w もういいよ?』
『おん😳 帰る! ホビヒョン、今日すげぇ楽しかった♪』
🐿️『あぁ😊 ありがとなっ またな~✋』
レコーディングスタジオを後にした僕は、駐車場に向かいながら、一刻も早く声を聴きたくて彼女に電話をかけた

——

📲 ぷるるるる~ ぷるるるる~
『はぁい😊 グク、お疲れさま』
『今から帰るよ』
『うん』
『あのさ、このまま一度sumiの家行くから着替えてて』
『え?』
『とりあえず要るものだけ取りに行こう』
『いいの? ありがとっ😳』
『だってさ、よく考えたら下着もねぇじゃんw
まっ、俺はなくてもいいんだけどね♡』
『要るし💦 困ってたの๑ᵒᯅᵒ๑』
『ㅋㅋㅋ 取ってすぐ戻ってこよう😚』
『あっ💦 うん 着替えて待ってる……あっねぇ』
『ん?』
『レコーディング上手くいった?』
『当たり前じゃん♡ 俺を誰だと?ジョングクだよ😏』
『……相変わらず自信満々なんだからw
どうせ今”どや顔”してるでしょw 見たかったぁ♡』
『ㅋㅋㅋ 後で好きなだけ見せてやるよっ😏』
『はいはい🤭 早く帰ってきて♡』
『うん♡ すぐ帰るから』
『はぁーい🥹 後でね』
『じゃぁな』
📲ぷーぷーぷー

電話が切れた後、私は慌ててパウダールームへ向かい、ハンガーにかけてあったホワイトのニットワンピースにそっと袖を通し、その上に柔らかいライトグレーのカーディガンを羽織る

”あっ…グクの匂いだ♡”

ふわりと広がる彼のお家の柔軟剤の香りに胸の奥がキュンと甘く痺れた
鏡の前でサッと手ぐしを通し、サイドの髪を耳に掛けようとして――思わず動きが止まる
鏡に映った自分の首筋に、昨夜彼が残していった赤紫色の小さな痕を見つけたから…

”……グクの、印”

昨夜の彼の熱を思い出し、一気に顔が熱くなる
慌ててカーディガンの襟元を引き寄せて隠しながら、メイクポーチから取り出したクッションファンデとアイブロウで、手早くメイクを済ませた

”コンタクトももう替えが無いし、家に帰れて良かった”

——

ベッドルームに戻って、借りた彼のTシャツを紙袋に詰め、忘れ物がないか部屋の中を見渡した
『…なにも、ないよね?』
ふとベッドに目を向けると、乱れたシーツの無数のシワに昨夜の甘い時間が頭をよぎり、カッと顔が熱くなる

”ふぅ~…sumi、落ち着いて😵‍💫”

そのままリビングへ戻り、忘れ物がないか最後にもう一度だけ目を走らせる
『うん、大丈夫😊』
ひと通り支度を終えると、彼の帰宅までソファに腰かけ、なんとなく部屋の中をじっくり見渡してみた

”グク…本当にお金持ちになっちゃったね😳
いや、まぁ…出会った時からすごかったけどw
だけど今はもう……比べ物にならないや”

整然と並ぶ高級家具に、洗練された家電製品
部屋のいたるところに置いてある細々した雑貨でさえ、よく見ると有名なブランドロゴが入っている
さっき紙袋に詰めたTシャツだって、彼のお気に入りの「MIHARA YASUHIRO」のもの

”要るものはなんでも買えばいいって……
言ってたよね💦私なんて、ランチ代節約するのにお弁当作って、最近はカフェ代だって控えてるのに……
身につけてるものも、生活のスケールも……
全然違う、まぁ…当たり前だよね?
だって……世界のBTSだよ?ふふっ🤭……彼、世界のJUNG KOOKなんだった😂”

彼と出会った頃から分かっていたこと……
一生、変わることのない現実
そう、彼と私は生きている場所が違う

”君とあいつじゃ、釣り合うわけがないだろ?”

いつか誰かに投げつけられた冷たい言葉が、過去の記憶とともに脳裏に蘇る
ぎゅっと胸が締めつけられて、私は思わず抱えた膝に顔を埋めた

——

🔑 ピピッピッ… ガチャ
『sumi~! 準備できてる?』
急ぎ足でリビングへ向かうと、ソファに腰かけた彼女の両手が、慌てて目元を拭ったように見えた
『sumi?……なんかあった?』
『グク、おかえりっ😊 お疲れさまっ』
『なに?…んで、泣いたの?』
『ん? 泣いてないよ?ちょっと目にゴミが入っただけ💦』
『見せて( •̅_•̅ ) ジー』
伏せられた彼女の目は小さく赤く腫れていて、到底ゴミが入ったなんて信じられるはずがない
『ちげえだろ?泣いたよな?……なんで?なんがあった?』
『なんにもないよ?気にしないで😊 行こ?…あっ、やぁっ💦離して💦』
立ち上がろうとした彼女の腰をぐっと抱き上げると、離してと言うくせに、腕は反射的に僕の首へ巻きつき、足まで僕の腰を挟み込むようにすがりついてくる
『sumi…?言ってくんなきゃ俺、わかんねえよ?
……頼むよ、なに考えてた?』
『はな、して……』
泣いていた理由を隠そうとする癖も、口では僕を拒むようなことを言いながら、これでもかって力でしがみついてくるところも、なにも変わっていない——

そんな彼女の全部が、愛おしくてたまらない

『離さねぇって言ってんじゃん😒なにがあっても…
ぜってえ、離さねぇよ』
『……私、じゃないの』
『……sumiじゃなきゃ、だめなんだ』
『グクと私は、釣り合わないの』
『んなことっ!……誰が、んなこと言った?』
『……』
『誰に言われたんだよっ』
『……』
『どこっ…あいしっ、俺とお前の…どこが、釣り合わねぇって思うわけ?』
『……全部』
『じゃあさ、じゃぁ…どうなったら釣り合うわけ?』
『……』
『そもそも”釣り合う”ってなんだよ』
首にしがみつく腕にさらに力がこもる
なんだかたまらなくなって、僕の肩口に顔を埋める彼女の小さな身体を、逃がさないように抱きしめ直した

『sumi?なぁ…おーいっ』
『……わかってるの、グクはすごく頑張ってきたんだもん…韓国だけじゃなくて世界中の人にまで名前を知ってもらえるようになって……それって、ほんとにすごいことで…
欲しい物はなんでも手に入るほどお金も持ってるんだろうし、できないことなんてないんじゃないの?って思うくらい、たくさんの人脈も持ってて……なんていうか💦
私みたいな、なんの取り柄もない人が、簡単に?んー…気安く?近づける人じゃないっていうか……』
『……他には?思ってること全部、言ってみ?』
『私は…欲しい物のためにランチ代を節約してみたり、運動がてら電車もバスも使わずに帰ってみたり…代わり映えのしない毎日を、生きていくためにただ過ごしてて……グクみたいに、なんでも簡単に買ったりできないの😊
欲しい物のためになにかを我慢する時もあるし、行きたいところや、やりたいことのために時間とお金の計画を立てたりなんかして……』
『……それから?』
『…それ、それにっ!見てよ💦会わない内にこんなにお肉だって付いちゃったし、付いたお肉はどんどん垂れてくるし😵‍💫グクの周りにいる人みたいに、キレイじゃないの😊それに…それに……』
『……なん?』

『私には…、グクにあげられるモノがなにもないの』

『……他は?もう全部、吐き出した?』
『私じゃ…やっぱり私じゃないのっ…だから、お願いだから……はっ、なし、てぇ』
潤んだ瞳からボロボロと大粒の涙を溢れさせ、嗚咽を漏らしながら、僕の肩に置いた小さな両手で力いっぱい逃げようとする
そんな抵抗を許すつもりなんてサラサラない僕は、背中に添えた手のひらで、ぐっと自分を引き寄せ、小さく震える身体を胸の中にすっぽりと閉じ込めた
ぎゅぅぅぅぅ

『sumi…諦めろよ、俺……死んでも離さねぇから…』
『なっ、んでよぉっ…なんっでっ……はなっ…しっ』
『ごめん…俺が”なんでも買う”って言ったからだろ?』
『……』
『あれは、お前を帰したくなくて…思わず言ったっていうか……言いながら”俺、すっげぇダサいこと言ってんな…”って、自分でも思った😵‍💫
お前のこと、どこにも行かせたくなくて……だから、金持ってるとか、んなことを言いたかったわけじゃなくて……あーいしっ💢なんて言えばいんだよ……』
『……わかってる』
『…わかって、ねぇだろ?わかってねぇから、お前いま、そんなんなってんじゃん……
今の俺は確かに…欲しい物はなんでも買えっし、逆にブランドやメーカーが”使ってくれ”って送ってくることだってあるし、新製品が出たら届くことも多いし……そういう意味では不自由はねえよ?でもさ、俺……俺が欲しいのは、そんなモノじゃねぇっていうか……』
『……それは…っ…なん、でも手に入るからよ…っ』
『そうかもしんねぇけど……でもそれは、今まで必死に頑張ってきた俺らの努力が報われたからっていうか……金や環境が、やっぱ一番分かりやすく目に見え…るっていうか……』

『フゥ~っ、ハァ~…んっ…う、うん…ご…めんなさい……分かって、るの…』
『sumi…ほら、泣き止んで? 俺の顔見てよ……お願い』
大きな手のひらで何度も優しく背中をさすりながら、肩口に顔をうずめる彼女の顔をそっと覗き込んだ
ヒックヒックと息を整えながら、泣き濡れた瞳で僕を見つめ返すその表情が、愛おしくてたまらない
『愛してる、sumi……お前のこと、愛してる』
その言葉を口にした瞬間、泣きじゃくって震えていた肩が、少しずつ落ち着いていくように見えて、胸の奥がじんわり熱くなった
『釣り合わねぇだとか、なんの取り柄もねぇだとか…お肉がついただの、垂れただの……
んなこと、どうだっていんだよ……んなこと、どうだっていいくらいお前のこと愛してんの!
それに……お前のことキレイじゃねぇって、誰が言ったわけ?マジ、いらつくんだけど💢
俺にとっては、昔からずっとお前が一番だよ?』
『そんなわけ、ないでしょ…なに言ってんのよ』
『”俺にあげられるモノがなにもない”って言ったけどさ……俺が一番欲しいモノ、なんかわかってんの?』
『……わかんない』

『sumi』

『ん?』
『sumi……』
『…なぁに?』
『だーかーらっ、sumiが欲しいって言ってんの』
『……』
『他には、なにもいらねぇ』
『……』
『だから…俺にくれよ、sumiの心も、お前のこれからも…全部』
『で、でも……』
『”でも”じゃねえのっ( -᷄ω-᷅ )
垂れたこの目も、少し小さくて厚みのある唇も、ぷにぷにのほっぺに少し低い鼻だって、可愛くてたまんねえのっ!すぐ怒るし、すぐ拗ねるとこも変わってねえし、温かくて優しい笑顔も、なんも変わってねぇ……俺がずっと忘れらんなくて……ずっとずっと、お前に会いたくてたまんなかったのに……
だから二度と、ぜってぇどこにも行かせねぇ』
まくしたてるように吐き出した僕の言葉を、じっと聞いていた彼女が、またぎゅっとしがみつき、絞り出した微かな声が鼓膜を揺さぶった

『愛してるの……グクのこと……』
『あぁ、わかってる』
『ずっと…ずっと、愛してた』
『あぁ……』
『…不安で、怖くてたまらないの』
『……それも、わかってる』
『どこにも、行かないで……』
『あぁ、どこにも行かねぇよ…ほら、ぎゅぅしてみ?』
『んっ…』
ぎゅぅぅぅぅ…
華奢な腕が僕の首にしっかりと巻きついて、彼女の精一杯の力で僕を抱き締めてくる
その腕の力強さとぬくもりに、胸の奥がじんわりと熱くなって、僕も彼女を壊さないように、でももう逃がさないようにきつく抱き締め返した

『なぁsumi、どうしよっか』
『んー?』
『俺、このままお前に触れてたいけど……
先に家行くよな?』
『……あのね、ほんとはね』
『ん?』
『お家行ったら、ここに戻ってくるつもりなかったの』
『んがぁっ( ´д`ll) ㅋㅋㅋ んな気がしてたしw
まぁでも、そん時は無理矢理にでも連れ帰ってたけどな😏』
『……グクのばかっ( ᵒ̴̶̷͈᷄ ࿁ ᵒ̴̶̷͈᷅)』
『で?今も戻ってくる気ねえの?』
『……一緒にいたいの、グクのそばにいたい』
『ンハァッ♡…じゃあ、先に荷物取りに行くかっ😚
帰ってきたら、めちゃ美味なマッククス作ってやっから♡』
『ほんと?!マッククス?嬉しい~っ( ⁼̴̶̤̀ ᵕ ⁼̴̶̤́ )』
『ㅋㅋㅋㅋㅋㅋ』
愛おしさが爆発して、首筋に鼻先を寄せてくすぐるように擦り寄ると、彼女の身体が小さく跳ねるのがたまらない

『ぁんっ… くすぐったいから……』
『甘くていい匂い♡』
『グク…』
『ん?』
『ぐーくっ♡』
『んだよw』
『ほんとにチョン・ジョングク?』
『はぁ? チョン・ジョングクだけど?😒』
『ふふっ♡』
『ばーかっ、行くぞ♡』
『うん😚』
『あっ……降ろしてい?』
『ん?やぁですぅっ♡』
『やーいしっ、チャシガ♡なら、このまま行くぞw』
『え?うそうそ💦冗談っ、降りる、降りるからぁっ😵‍💫』
『あんでぇっ♡こんまま行くw』
『……車、乗れないよ?』
『真面目かっ( •̵̑_•̵̑ )w』
『真面目だしっ( •̵̑_•̵̑ )w』
腕の中で無邪気に笑う彼女の心地よい重みを噛みしめながら、落っことさないようにグッと腕の力を込め直す

どんなに僕の気持ちを伝えていても
きっとこの先も幾度となく、彼女を不安にさせることがあるのだろう

幸せにしたい

今の僕には、まだどうにもできないことの方が多いのかもしれないけれど
それでも……
彼女のとびっきりの”笑顔”を作れるのは、いつだって僕でありたいと願う

何度だって言う

”お前がいれば……
俺は他にはなにもいらないんだ”

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