【教育移住4回・総額900万円】それでも私は同じ選択をしたと思う。失敗の先で子どもが手に入れたもの
教育移住4回、海外生活14年。サマースクール、英検、家庭教師、移住…総額約900万円の“やらかし教育投資”を振り返りながら、それでも私は同じ選択をしたと思う理由を書きます。失敗の先で子どもたちが手に入れたのは、英語力や学歴ではなく「環境が変わっても生きられる感覚」でした。
こんにちは、リアル孟母ベティです。
教育移住4回、海外サマースクール経験5回。海外生活14年。
先日、「やらかし教育投資BEST5」という記事を書きました。
総額およそ900万円。
サマースクール、英検、家庭教師、言語塾、移住。
正直に書きました。
金は溶けた。
設計は甘かった。
撤退条件も弱かった。
でも今日は、その続きの話を書きます。

それでも、私はきっと同じことをした
あの記事を書いたあと、
何人かからこう言われました。
「それ、やらなくても良かったんじゃない?」
たぶん正しい。
でも私は思うんです。
もし時間を巻き戻しても、
私はきっと同じことをしていたと思うんです。
なぜなら当時の私は、
・情報が足りなかった
・未来が見えなかった
・何より、子どもを守りたかった
不安な親ができる精一杯をやっていた。
あれは愚かさじゃなく、
未熟な親なりの全力でした。
もし、あの900万円分の経験がなかったら
時々考えることがあります。
もし、
海外生活も
インターも
言語の迷走も
撤退も
何もなかったら。
いや、うちにはその預金が残ったとしてもですよ(笑)
学校と塾だけを往復しているだけの子が、
今の娘2人と同じ人格になったのかなって、考えるんです。
正直、答えはNOなんですよ。
経験は、価値観を作る
今のうちの子たちは、
・環境は変わるものだと思っている
・言語はツールだと知っている
・「やり直していい」が体に入っている
・違和感を言葉にできる
これ、教科書じゃ身につかないんですよね。
移動して
迷って
失敗して
撤退して
その全部の中で、静かに刷り込まれたもの。
もし香港か日本でずっと同じ学校に通っていたら、
もっと学力は安定していたかもしれない。
でも代わりに、
「一度決めたら変えちゃいけない」
「外れるのは怖い」
そういう価値観を持っていた可能性も高い。
今、長女はヨーロッパ系の大学を志望校にしていますが、
果たして沖縄にいたままオランダにいたままだったら、
そういう発想が出来る子になったでしょうか。
次女はインターナショナルスクール教育に戻ることを決め、
どこの国で働くかまだ決めていませんが、どこの国にも
アクセスできる自分という実感を持てたでしょうか。
教育投資は、スキルじゃなく“世界の見え方”を変える
私は、あの900万円で英語力を買ったとは思っていません。
学歴を買ったとも思っていない。
買ったのはたぶん、「世界は固定じゃない」という感覚。
そして「違ったら戻っていい」という身体感覚。
これは、安くはなかったけど、
ゼロでもなかった。
感覚とは、センスです。
センスオブワンダー!
センスを身につけさせることは、まだ
誰にも言語化されていないんですよね。
900万は何に化けたのか。気づいたら、子どもたちは「移動できる人間」になっていた
もう一つ、分かったことがあります。
うちの子たちは、新しい環境や移動にめちゃくちゃ強いんス。
飛行機で移動して、次の日から見も知らぬ学校に行く。
それを、普通にやるのが平気。
不安はあっても、固まらない。
そして荷造りも、もう親が何も言わなくていい。
マルチプラグアダプタ。
USBライト。
ホッカイロ。
言われなくても、自分で考えて持ってくる。
これ、教えた覚えはありません。
何度も移動して、
何度も「足りない」「困った」を経験して、
その中で勝手に身についた。
たぶんこれは、
語学力でも
学歴でもなく、
生活サバイバル能力。
環境が変わることを前提に生きる感覚。
「ここがダメでも、次がある」と知っている身体感覚。
もし日本でずっと同じ場所にいたら、
この強さは育っていなかったと思います。
だから私は、過去の自分を責めない
設計は甘かった。
ムダも多かった。
遠回りもした。
でも、あの時の私は
あれ以上うまくはできなかった。
そして、あの遠回りがなければ、
今の子どもたちの価値観は存在しない。
900万円は高い授業料だった。
でもゼロではなかった。
英語力でも、学歴でもなく、
「環境は変わるもの」
「違ったら戻っていい」
その身体感覚を、子どもたちは手に入れた。
私はもう、教育を
“正解を当てるゲーム”だとは思っていません。
教育は、あとから意味が生まれる物語。
迷って、外れて、戻って、また選び直す。
そのプロセスごと、人生なんだと思います。
もし今、教育投資に迷っている人がいたらお伝えしたい。
大事なのは
失敗しないことじゃない。
失敗しても、
家族で意味を作れるかどうか。
そして子どもに、
「選び直せる感覚」を残せているかどうか。
それだけです。
教育は「正解」じゃなく「物語」になる
教育って、あとから意味が生まれるんですね。
その時は分からない。
移住も
インターも
撤退も
全部対処療法的な行動でした。
でも今振り返ると、
あれはうちの家族の物語の一部になっています。
もし今、
教育投資に迷っている人がいたらお伝えしたい。
完璧な選択なんて、最初からありません。
教育は正解を当てるゲームじゃない。
迷って、外れて、戻って、また選び直す。
そのプロセスごと、人生です。
900万円は高い授業料でした。
でも、あの経験がなければ、
今の子どもたちの価値観は存在しなかった。
守るべきは英語力でも学歴でもなく、
「違ったら戻れる」身体感覚。
そして、親である私たちができるのは
失敗しない設計じゃなく、
失敗しても意味を作れる家庭を残すこと。
そして、
子どもに
「選び直せる感覚」を残せているかどうか。
これからも、きれいごとじゃない実体験を書いていきます。
気になる方はフォローしてお待ちくださいね。
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