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教育移住4回の母が語る「私が後悔している海外教育」香港永住権・インター・多言語育児のリアル

教育移住4回、海外生活14年。香港で永住権を取り、インターナショナルスクールと現地校を経験した母として、あまり語ってこなかった「後悔している教育」について書きます。

こんにちは、リアル孟母ベティです。
教育移住4回、海外生活14年。
香港・沖縄・オランダを行き来しながら、インター、現地校、日本の公教育、撤退まで一通り経験しました。

今日は少し個人的で、でも多くの家庭に共通するかもしれない話をします。

私が後悔している教育について。


後悔①香港永住権まで取った。でも政変は想定できなかった

実は私たち家族は、香港で永住権まで取得していました。

「ここで子どもたちは育ち、
将来は香港で働くかもしれない」

そう本気で思っていました。

でもその後、政変が起きました。
それも言っちゃ悪いけどものすごくくだらない理由が原因です。
ただの香港人カップルの痴話げんかの果ての殺人。
それが台湾で起こった。
その被告人(犯罪者)をどこに送り返すべきか。
香港なのか中国なのか、というところから、
あの民主維持デモは始まったのです。
ただのカップルの痴話げんかが、
一つの国を失くした、くらいに私は思っています。

ただ、数年経ってやっと冷静に振り返れるようになると
その後の影響は、私が恐れていたほど致命的ではありませんでした。
その当時は私は香港はすぐにでもFBやyoutubeがシャットアウトされるものだと思っていたのです。

それでも、

“制度は一瞬で変わる”

この現実を、身体で学んだのは大きな経験でした。

教育は個人の努力だけでは守れない。
国と政治と制度の上に乗っている。

これは、あとから気づいたことです。

後悔②日本人補習校に入れなかったこと

香港では、現地校もインターも、
英語と北京語が当たり前に求められます。

しかも教育熱は日本とは比べものにならないほど高い。
毎週A4一枚の文章のディクテーションとか
小1でも容赦なしの宿題が飛んできました。

そんな環境で毎日必死に勉強している子どもたちに、

「さらに日本語の読み書きもやろう」

私は言えませんでした。

加えて、当時の私はこう考えていました。

香港人女性が、日本人女性よりも
はるかに自然に自由に働き、経済的にも精神的にも自立している姿を見て、

「女の子だからこそ、将来は香港で働けたらいい」

そう思っていました。

だからあえて、日本語の読み書きを
熱心に教えませんでした。

でもこれは後に起こること(政変)を今知っているとしたら、
今振り返ると、はっきり“判断ミス”でした。

母語は、家庭の中で日本語をしゃべっているのだから、
本人が希望すれば後から読み書きを取り戻せると
思っていました。
でも実際は、そう簡単ではなかったんです。

後悔③次女のCALP形成を甘く見ていた

もう一つ、大きな後悔があります。
それは、次女のCALP(学習言語能力)の形成を甘く見ていたこと。

長女は多言語環境でも比較的スムーズに伸びました。

でも次女は違った。

今振り返ると、
「モノリンガル脳」という個体差は、確実にあると感じています。

言語の切り替えが得意な子もいれば、
一つの言語で深く思考するほうが合う子もいる。

私はそこを見抜けなかった。

「姉ができたから妹も大丈夫」

これは、完全に親の思い込みでした。
姉妹でも同じようにはいかないものですね。
今次女は英語のCALP形成に奮闘しライティングなど頑張っています。

後悔しているのは“海外教育”じゃない

ここまで読むと、

「じゃあ海外教育は失敗だったの?」

と思う人もいるかもしれません。

そういうわけではないんです。
日本にいるよりはるかに苦労なくCALP英語を
身につけさせてあげられたことや、
英語での本当の意味での日常会話が楽に
できるような子に育ててあげられたという自負もあります。

私が後悔しているのは、

・制度リスクを軽視したこと
・母語の土台を後回しにしたこと
・子どもの個体差より“環境の力”を信じすぎたこと

です。

つまり、

設計の浅さ。

教育でいちばん大事なのは「選び直せる状態」

だから私はこのNoteでこの話を書いていきたいと思っています。

グローバル教育をしたいと思っている親御さんのみなさん!
大切なのは

英語力でも
学校名でも
偏差値でもありません。

いちばん大切なのは、

親も子も
「違ったら戻れる」状態でいること。

教育は一発勝負じゃない。
アジャイルでいい。

小さく試して、
観察して、
修正していい。

それができない教育設計こそが、
いちばん危ういと今は思っています。

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