インターナショナルスクールに入れたのにC1じゃない?CEFR B2止まりで気づいたCALPの壁
「インターならC1は当たり前」そう思っていました。でも結果はB2。ListeningはC1、ReadingとWritingはB2。CALP(学術的言語力)は自然には育たない。教育移住4回の母が、グローバル教育の盲点と設計の甘さを正直に書きます。
最近長女(高1)に英検1級を受けさせてみました。
正直に言うと、
インターナショナルスクールに入れて数年。
英語環境どっぷり。
海外経験もあり。
インターでの成績も良い方。
だから「もうC1くらいは行ってるでしょう」と思っていました。
でも、結果を見たら。
Reading:B2
Writing:B2
Listening:C1
総合C1に届かず。

今日はCALPを身につけるのはそんなに甘くない、というお話です。

BICSとCALPの違いを、昔の私は分かっていなかった
子どもは普通に話す。
ネイティブと笑い合う。
授業も受けている。
親は錯覚する。
「もう英語はできている」と。
でもそれはBICS。
日常会話レベル。
CALPは違う。
抽象語彙。
論証。
複雑な文章構造。
学術的な推論。
ここが、本当に難しい。
インターに入れた=自動でCALP獲得、ではない
ここ、声を大にしてお伝えしたいのです。
インターは環境。
環境は魔法ではない。
✔ どの科目でどのレベルのアカデミック英語を使っているか
✔ どれだけ論理的ライティングを積んでいるか
✔ 語彙の深さはどこまでか
ここを設計していないと、
「なんとなく流暢」止まりになる。
今回の結果を見て、
「うちの子は英語ができる」は幻想だったと反省しました。
ListeningがC1、ReadingとWritingがB2
これ、象徴的です。
聞ける。
話せる。
でも、読むと精度が落ちる。
書くと論理が浅くなる。
まさにCALPの壁。
CALPは自然には育たない。
意識的に鍛えないと上がらない。
CALPが難しい理由
母語の思考力が土台になる
抽象語彙は家庭では使わない
論理構造はトレーニングが必要
学校任せでは足りない
「英語環境にいるから大丈夫」ではなかった。
むしろ、
母語の読解・論証力が弱いと
第二言語CALPは伸びきらない。
ここ、教育移住4回の私が痛感しているところです。
親のエゴに気づいた瞬間
正直に言います。
私は「インターに入れた」という安心感を持っていた。
でも、
✔ 英語で学術論文を書けるか
✔ 抽象概念を英語で説明できるか
✔ 反対意見を構造的に組み立てられるか
これらをどこまで真剣に設計していたかというと、インターにいれて安心していた部分も大きいのです。
環境に預けていた。それは、私の設計不足です。
インターに入れて安心していた自分が、一番甘かった。
それでも悲観はしていない
B2は低くない。
でも「インターだからC1」は幻想。
CALPは、
✔ 読書量
✔ アカデミックライティング
✔ 批判的思考
✔ 母語の土台
これらの掛け算。ここからが本番です。
CALP養成には何年かかるのか
調べたところ、BISCは1-2年で身に着きます。
しかし、CALPでC1に安定到達するには、最低でも5〜7年。
条件が整っていない場合は 7〜10年かかることも普通にある。
甘くない道です。
CALP(Cognitive Academic Language Proficiency)は
「学校で使う学術的言語能力」。
日常会話(BICS)とは別物。
✔ 抽象概念
✔ 論証構造
✔ 比較・因果・仮説
✔ アカデミック語彙
これを使いこなせる状態がC1。
年数の目安(かなり現実的に)
■ 0から英語環境に入った子
状態到達目安BICS(日常会話)1〜3年
CALP B2 4〜6年
CALP C1 6〜8年
※母語が強い場合は短縮あり
■ すでにある程度英語がある子
✔ 小学生からインター
✔ 家庭でも読書習慣あり
この場合でも、
B2 → C1だけで2〜3年かかるのが普通。
なぜそんなにかかるのか?
CALPは「語学力」ではなく
✔ 思考力
✔ 読解の深さ
✔ 書く訓練量
✔ 抽象語彙の蓄積
の総合結果。
つまり、時間の蓄積。
ここが一番大事
母語CALPが弱いと第二言語CALPは伸びにくい。
これ、教育移住家庭の盲点ですね。
母語で
✔ 論証できるか
✔ 要約できるか
✔ 抽象概念を扱えるか
ここが土台になります。
逆に言うと
✔ 多読だけ
✔ インターにいるだけ
✔ 英語で友達と話しているだけ
ではC1安定は難しい。
現実的な戦略としては
B2 → C1に上げるには:
アカデミックエッセイを継続的に書く(週1以上)
ノンフィクション読書を増やす
語彙を「テーマ別」に鍛える
反論構造を訓練する
母語でも論証力を伸ばす
ここをやると、2〜3年で見えてくる、ということです。
(GPTによる試算)
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