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【11月週末日帰り】東京ディズニーランドトラベルノート|振り返り🐭夢の国入場0(ゼロ)円旅の記録(妻の友人からの頂きもの)

今回は書き溜めたトラベルノートの22話目。

2024年11月に東京ディズニーランドに日帰りで妻と行ったときの話を記録していきます。

先日、妻の友人から、急な予定変更で使えなくなったディズニーランドのチケットを2枚いただきました。現在、1枚あたり10,900円もするチケットを譲ってもらえるなんて、なんともありがたい話です。せっかくの機会ですし、そのチケットの日付が土曜日ということもあり、久しぶりにディズニーランドへ行くことにしました。

私たちは熱心なディズニーファンではありませんが、結婚前には妻とよくディズニーランドでデートを楽しみました。特に、夕方から入園できる「スターライトパスポート」(現在は廃止されているようです)を利用して、仕事帰りにふらっと訪れたものです。​

当時は、手軽に非日常を味わえる場所として、ディズニーランドは私たちにとって特別な場所でした。初めて見たエレクトリカルパレードの華やかさには心を奪われ、日常では味わえない感動を覚えたものです。

それから約20年。久しぶりのディズニーランド訪問に、期待と同時に少しの不安も感じています。20年の間にパークはどのように変わったのか、当時の記憶を頼りに妻と話してみると、「ファストパスってあったよね」とかの話が出てきました。しかし、それらが現在も同じかはわかりません。そこで、金曜日の夜、事前にインターネットで最新情報を調べることにしました。

まず、現在のディズニーランドでは公式スマートフォンアプリが必須とのこと。​

紙のチケットに印字されたQRコードをアプリで読み込むと、チケット情報がスマホ上で管理できるようになりました。アプリを操作してみると、パーク全体の地図が表示され、各アトラクションの待ち時間や混雑状況がリアルタイムで確認できることがわかりました。また、以前の「ファストパス」に代わる「プライオリティパス」もアプリを通じて取得できるようですが、これらの機能はパーク内でしか利用できないようです。

アプリを活用すれば、効率的にパークを回る計画が立てられそうです。妻と一緒に「明日はどのアトラクションに行こうか」と話しながら、自然と気持ちが高まっていきました。昔は紙の地図を片手に行き当たりばったりで歩き回っていましたが、今ではスマホ一つで情報が得られるなんて、時代の進化を感じます。

久しぶりのディズニーランド訪問は、新しい街に旅行するような感覚です。20年前の記憶を胸に、全く新しい視点でパークを再発見する。そんな一日にできたらいいなと思っていました。もちろん、20年ぶりの訪問がスムーズにいく保証はありませんが、それも含めて楽しもうと心に決めていました。

明日のディズニーランドで、どんな一日が待っているのか。緊張とワクワクが入り混じる前日の夜、二人で準備を進めながら、改めて非日常の世界に触れる楽しさを感じていました。久しぶりのディズニーランドを夫婦で存分に楽しんでこようと思いました。

前日までの流れはこんな話でした。ちなみに今回のサムネイルはエレクトリカルパレードを撮影した一枚を使用しました。それでは本編をどうぞ。


👇️2024年11月9日(土)足取りを目次で紹介



☀【舞浜駅周辺】「夢の国は駅からすでに大混雑」

京葉線に乗り込むと、車内はすでにディズニーランドへの高揚感で満ちていた。ディズニーキャラクターの耳をつけた親子連れ、友人同士で楽しそうに笑い合うグループ、ディズニーの話題で盛り上がるカップル。朝早くから「特別な一日」が始まっているのが伝わってくる。私たちも自然とその雰囲気に引き込まれ、次第に気持ちが高まっていく。

電車の中で、妻がアプリを確認すると、すでにいくつかのアトラクションのプライオリティーパスが発券終了になっているとわかった。時計はまだ10時過ぎ。朝からこの状態だと少し焦りたくなるが、「まあ、慌てても仕方ないし、のんびり行こう」と言って落ち着きを取り戻す。

舞浜駅に到着し、改札を出ると、すぐにディズニーランドへの道が広がる。歩道橋のような通路がパークまで続いていて、その欄干には小さなディズニーキャラクターの彫像がいくつも並んでいる。ミッキー、ミニー、プーさん、ドナルドなど、どれも可愛らしく、じっくりと見ていると「全種類写真を撮りたいな」と思わせる魅力がある。妻も「この角度だと可愛いね」と写真を撮りたそうにしているが、今日は時間を優先することにして先を急ぐ。

かわいいピノキオの彫像

通路を進んでいくと、目の前に人の列が見えた。こんなに長い列ができるなんて、入場ゲートまでまだ遠いのに何だろうと思って近づいてみると、「ボン・ヴォヤージュ」という名前のお土産ショップだった。入口には入場制限中を示す看板が掲げられていて、10時半という時間にもかかわらず、大勢の人が並んでいる。お土産にそこまで情熱を注ぐ人たちを見て、ディズニーファンの底力を感じる。

「すごい人気だね」と言いながらも、私たちは目の前の列を横目に歩を進めた。まだ入場していない段階でこんなに賑わっているとは思わなかったが、それがディズニーランドの力なのだと改めて実感する。入口へ向かう足取りは少し速く、心はすでに入口へ到着していた。
セキュリティゲートに到着すると、金属探知機を通過するようなチェックが行われていた。周囲は子ども連れやカップルで賑わい、荷物検査の順番を待ちながら聞こえてくる「今日は何に乗る?」といった声がなんとなく耳に入ってくる。私たちも荷物を開けて見せ、順番通りにチェックを済ませて通過。その先にはディズニーランドの入場ゲートが見えてきた。

QRコードを用意して、ゲートをスムーズに通過すると、目の前には広がるディズニーランドの雰囲気。空気が少し違うように感じられるのは気のせいだろうか。入場ゲートを越えたその瞬間から、なんとなく気持ちが昂ぶるような感覚がある。

早速スマホを開いてアプリでプライオリティーパスの状況を確認してみる。結果は、「スターツアーズ」以外の対象アトラクションはすべて発券終了。少し出遅れたかと内心思いながら、妻にその状況を伝えると、やや不満そうな表情が返ってきた。「全部取れないのは残念だね」とつぶやく妻に、「でもスターツアーズは取れたから、とりあえずそれを楽しもう」と声をかけた。

スターツアーズの利用時間は12時から13時。今の時刻はまだ10時20分を少し過ぎたくらいだったので、それまでの1時間40分ほどをどう過ごすかを相談することに。アプリで待ち時間を調べると、「ビッグサンダーマウンテン」が比較的短い70分待ちだったため、まずはそこに向かうことにした。

↓☀【ビッグサンダーマウンテン】「久しぶりの西部の景色と疾走感が懐かしく、待ち時間も満喫。」

歩きながら周囲を見渡すと、すでにあちこちに人の流れができていて、売店からはポップコーンの甘い香りが漂ってくる。子どもたちがキャラクターの帽子をかぶり、記念撮影をする家族連れも多い。おしゃべりしながら、ビッグサンダーマウンテンへと足を進めた。

到着すると、案内表示には「待ち時間70分」の文字。列に加わりながらも後ろを見ると、次々と人が並び始めているのがわかる。「今来てよかったね。10分遅れたら90分待ちだったかも」と小声で話し合う。待っている間も、周囲には西部劇をテーマにした風景や装飾が施されていて、目を楽しませてくれる。子どもたちが興味津々で岩山を指さしたり、列の進むテンポを楽しんでいる様子がなんとなく伝わってきた。

スマホを取り出して周囲の風景を撮影してみる。人混みが多いので、カメラを少し上に向けて背景を中心に構図を決める。西部の荒野を再現したような風景は、見慣れているはずなのに、何度見てもその完成度に感心する。「思ったよりいい感じに撮れたよ」と妻に写真を見せると、「ほんとだ、誰も写ってないみたい」と笑っていた。

ベストショット。うまく一瞬をとらえた

ようやく順番が回り、トロッコに乗り込むと、すぐにアトラクションが動き出した。風を切りながら西部の山間を走り抜ける感覚は気持ちよく、急カーブのたびに自然と声が出る。妻も「これ楽しいね!」と嬉しそうだ。わずか5分ほどでアトラクションは終わったが、その短い時間に十分な満足感を味わうことができた。

↓☀【スターツアーズ】「20年ぶりの宇宙旅行、酔いも懐かしい思い出に」

スターツアーズの時間が近づいてきたので、アトラクションエリアへ向かうことにした。移動する途中、視界に飛び込んできたのは、大量のベビーカーが整然と並べられているエリア。子ども連れの家族がショーを見ている間にベビーカーを置いているらしいが、その数の多さに圧倒される。「これだけの数を一気に並べるのって、ある意味アートみたいだね」と妻に話しかけると、「確かに。ベビーカーの海って感じ」と笑いながら答えてくれた。こういったちょっとした光景にも、ディズニーらしい賑わいが垣間見える。

乳母車が永遠に続く道

そのまま進むと、スターツアーズに到着。プライオリティーパスを使ってスムーズに列を進むが、待ち時間はもともと10分程度らしく、パスを取った恩恵はほとんど感じられなかった。「スターツアーズってこんなに人気なかったっけ?」と少し拍子抜けしながらも、せっかくなので楽しむことにした。

スターツアーズはほぼ20年前と一緒

アトラクションに乗り込むと、3Dメガネをかけて宇宙の冒険が始まる。画面の中の迫力ある映像や揺れる座席が一体感を生み出しているが、私はやはりこの手の乗り物が少し苦手。途中で目が回り始め、「ああ、昔もこんな感じだったな」と思い出す。妻も「楽しいけど、ちょっと酔っちゃうね」と笑っていた。ライドが終了し、座席から立ち上がると、二人とも軽くふらつきながら「まあ、こういうのもアリだよね」と笑い合った。

↓☀【ディズニー・ハーモニー・イン・カラー】「音楽で彩る特別なひととき」

スターツアーズを後にして中央のエリアへ向かうと、周囲の賑やかさがさらに増しているのがわかった。ウォルト・ディズニーとミッキーマウスの彫像がある広場に着くと、タイミングよく「ディズニー・ハーモニー・イン・カラー」というパレードが始まるところだった。周りはすでにたくさんの人で埋め尽くされているが、妻が「ここなら見やすいよ」と良い場所を見つけてくれたおかげで、私たちはゆっくりとパレードを楽しむことができた。

フロートに乗ったキャラクターたちが次々に登場し、音楽と共に手を振る姿に、周囲の子どもたちが大はしゃぎしているのが伝わってくる。ミッキーやミニーをはじめとしたお馴染みのキャラクターたちが近づくと、大人も子どもも関係なく手を振り返している。「これだけの一体感を生むのはすごいな」と感心しながら、私も写真を撮りまくった。妻もスマホを片手にシャッターを切り、「すごくいい写真が撮れたよ!」と嬉しそうにしている。

フロートが次々と通り過ぎていく間、カラフルな衣装や装飾が目を引き、見ているだけで楽しい。写真を撮るだけではなく、時折カメラを下ろしてじっくりと目に焼き付けるように見ることも忘れなかった。ディズニーランドならではの空間と演出に改めて感動し、妻と「やっぱりパレードは見ておかないとね」と話しながら、パレードの終わりを見届けた。これだけの規模のパフォーマンスを間近で見られるのは、ディズニーならではだと改めて感じるひとときだった。

パレード終わりにシンデレラ城前、奇跡的に人が誰も居なかった

↓☀【ジャンボリーミッキー】「遠目でも楽しむ、抽選落選も良い思い出に」

パレードを見終えると、次に何をしようかとアプリを開いて相談することにした。妻が「せっかくだからショーを見てみたい」と言うので、「エントリー受付」を試してみることになった。ディズニーのショーは席を確保するのに抽選が必要なものも多く、ステージ型のショーは特に人気が高いらしい。

アプリでいくつかのステージショーに申し込んでみたが、結果は全て「落選」。残念な気持ちが少し漂ったものの、「まあ、これは運だから仕方ないよね」とお互い納得する。係の人に「ステージショーは完全に諦めるしかないんですか?」と聞いてみると、オープン型のステージショーであれば、遠くからでも見ることができるとのこと。具体的には「ジャンボリーミッキー」が人気で、道路からでも雰囲気を楽しめると言われた。

少し気を取り直し、話題の「ジャンボリーミッキー」を見に行くことにした。YouTubeなどで人気のショーということで、実際に見られるのは楽しみだ。ステージ周りに到着すると、すでに多くの人が集まっているのが見えた。係の人が言っていた通り、ステージ全体を眺めることはできなかったが、キャラクターたちが踊る様子をちらちらと見ることができる位置を確保する。

音楽が流れ出すと、キャラクターたちの登場に合わせて周囲の雰囲気が一気に盛り上がる。ミッキーやミニー、他の仲間たちが楽しげに踊る姿は、遠目でも十分に可愛い。ステージ全体が見えなくても、雰囲気だけで十分に楽しめた。「こんなに盛り上がるんだね」と妻が驚いているのを見て、来てよかったと感じた。観客の中には子どもたちが一緒に踊り始めている姿もあり、それがまた微笑ましかった。

スマホの望遠でさらに良く見えた

↓🌇【夕暮れの休憩時間】「夕暮れの静寂を切り取る、賑わいの中の思わぬひととき」

ジャンボリーミッキーを見終えた後、少し歩き回ったところで妻が「ちょっと化粧室に行ってくる」と言った。妻を化粧室へ送り出し、しばらく一人で待つことに。周囲は相変わらず人の流れが絶えず、子どもを連れた家族やカップル、友人同士のグループが行き交っていた。

何をして時間を潰そうかと考えながら、ふとスマホを取り出して写真を撮り始める。アトラクションを待つ人たちの列、キャラクターグッズを手にした人々、ポップコーンを頬張る子どもたち。どこを見ても賑やかな光景が広がっているが、いざ撮影をしようとすると、どうしても人が入り込んでしまう。

少しカメラの角度を変えてみようと思い、視線を少しだけ上に向けて撮影してみる。すると、写真のフレームには、賑やかな喧騒とは全く違う「夕暮れの静寂」が広がっていた。空にはオレンジとピンクのグラデーションが広がり、ディズニーランドの建物のシルエットがその中に浮かび上がっている。その瞬間、「これだ」と思った。

この下は人でごった返していた

写真を確認すると、そこには人のいない空間が切り取られたような、静かで美しい光景が映っていた。忙しなく動き回る人々の波の中で、ほんの少し視線を変えるだけで、こんなにも違う景色が見えるのかと驚いた。「目線を変えるって、こういうことなんだな」と思いながら、その場で何枚か撮影を続けた。

妻が戻ってきた頃には、スマホの中には満足のいく写真がいくつか保存されていた。「何してたの?」と聞かれたので、「ちょっと写真を撮ってたんだけど、すごくいいのが撮れたよ」と見せると、「ほんとだ、こんなところでこんな風に撮れるんだね」と感心していた。

待ち時間の何気ない瞬間だったが、写真を通して思いがけない発見があり、心に残るひとときになった。「さあ、次はどこに行こうか」と二人でアプリを開き、次の予定を立てるために歩き出した。

↓🌇【プレミアアクセス】「スプラッシュマウンテンを待ち時間ゼロで」

各アトラクションの待ち時間を確認すると、どれも軒並み2時間以上。午前中は比較的スムーズに回れたものの、午後になるとやはり混雑がピークに達しているようだった。

「これ、全部並んでたら今日はもう終わっちゃうね」と妻が少し残念そうに言う。確かに、2時間以上並ぶとなると残り時間はあっという間に消えてしまう。「ここは大人の力を使おう」と私が言うと、妻も納得した様子で頷いた。アプリを開き、有料の「ディズニー・プレミアアクセス」を確認。スプラッシュマウンテンが空いていることがわかり、すぐに予約することにした。一人1,500円で、待ち時間なしで乗れる特別なチケットだ。

10分後には乗れるという案内が出て、急いでスプラッシュマウンテンに向かうことになった。パーク内を移動しながら、「こういうときにプレミアアクセスがあると便利だね」と話す。妻も「確かに、待つ時間を考えたらこの値段は全然いいよね」と納得しているようだった。

スプラッシュマウンテンに向かう道中も人の流れは絶えず、至る所でポップコーンやキャラクターグッズを手にした人たちが楽しげに歩いている。「ディズニーの午後って、こういう雰囲気だよね」と話しながら、私たちも少し足早に目的地を目指した。人混みを縫うように進みながら、やっとスプラッシュマウンテンの入り口が見えてきた。

岩山が良くできている

スプラッシュマウンテンの入り口に到着すると、通常の列はすでに長蛇の列。約3時間待ちと表示されている。その横を、ディズニー・プレミアアクセスを使って特別なルートからスイスイ進む。3時間近い列を横目に、あっという間に搭乗口まで到達する感覚は、なんとも気持ちが良い。「このための1,500円なら全然アリだね」と妻も満足そうに笑っていた。

↓🌇【スプラッシュマウンテン】「先頭で全身びしょ濡れ、20年ぶりの記念写真」

搭乗の準備が整うと、案内されたのは一番前の座席だった。先頭に座るという特別感に妻は「やった、一番前だ!」と声を弾ませている。すぐに乗り込み、アトラクションがゆっくりと動き出すと、かすかな水の音とともに冒険が始まった。

進むにつれて周囲の景色が変わり、山の中を進むボートの感覚に引き込まれていく。「この感じ、懐かしいね」と話しながら、20年前の思い出がよみがえってくる。当時も同じアトラクションで写真を購入したことを思い出し、その写真は今も家に残っている。妻と「今回も買って帰ろう。そして昔の写真と並べて見比べよう」と話しながら、進行方向をじっと見つめた。

ついに最後の滝つぼが目の前に迫ってきた。急な角度で落ちていく瞬間、水しぶきが豪快に顔面を直撃。大量の水が容赦なく降りかかり、ボートが下まで到達する頃には二人ともびしょ濡れになっていた。「こんな感じだったっけ?」と妻が何度も言いながらも楽しそうに笑っている。その笑顔を見ると、先頭の席で体験できたのはむしろ良かったと思えた。

「前に来たときは確か後ろの方だったよね」と話しながら、濡れた服を軽く絞る。こんなに濡れるのは久しぶりで新鮮だ。下船後、写真の表示エリアに向かうと、滝つぼでびしょ濡れになりながらも笑顔を浮かべる自分たちの姿が映っていた。それを見て、二人で大笑い。「これは買わないとね」と即決で写真を予約し、最後にカメラショップで受け取ることにした。

出口前で撮影

↓🌇【魅惑のチキルーム】「ほのぼの、スリルの後の癒し時間」

スプラッシュマウンテンの後、次はどこに行こうかとアプリを確認していると、「魅惑のチキルーム」がすぐに入れる状態だとわかった。待ち時間がないのは嬉しい。「せっかくだから行ってみようか」と妻に声をかけ、二人で向かうことにした。

魅惑のチキルームは、パークの中でも落ち着いた雰囲気を楽しめるアトラクションだ。大きな人形や装飾が施された建物に入ると、少しクールダウンできる空間が広がっている。列に並ぶこともなく、そのまますぐに入場できた。観客が席に着き、アトラクションが始まると、鳥たちが一斉に歌い出す。カラフルなキャラクターたちが軽快な音楽に合わせて動く様子は、ほのぼのとしていて楽しい。

昔はスティッチはいなかった

「こういうゆるい感じもたまにはいいね」と妻が楽しそうに言う。アトラクション自体は約5分ほどで終了したが、その短い間に気分をリフレッシュできたのは良かった。さっきまでのスリル満点のスプラッシュマウンテンとはまた違った穏やかな体験が、新鮮に感じられた。

外に出ると、空はすっかり暗くなっていて、ディズニーランド全体がライトアップされている。夜のパークは昼間とはまったく異なる雰囲気を醸し出している。周囲には灯りがともり、まるで別世界にいるような幻想的な風景が広がっていた。「夜のディズニーもいいね」と妻がしみじみと呟いた。私も同感だった。ライトに照らされた建物や通りを眺めながら、次はどこへ行こうかと話し合いながら歩き出した。

↓🌃【ウエスタンリバー鉄道】「夜景と汽笛に癒される西部鉄道の旅」

夜のディズニーランドに灯るライトを楽しみながら、次はどこに向かうか話し合った結果、ウエスタンリバー鉄道に乗ることに決めた。アプリで確認すると、待ち時間は約30分。ちょうど良いくらいだと思い、列に向かう。

ウエスタンリバー鉄道の入口

アトラクションの入り口に着くと、西部の雰囲気に合わせた木造の建物がライトに照らされ、温かみのある光景が広がっていた。列に並ぶと、蒸気機関車の独特な音が遠くから聞こえてきて、それが期待感を少しずつ膨らませてくれる。子どもたちが「あれに乗るんだね」と指さして話す声が聞こえたり、前後に並ぶ人々もどこかリラックスした雰囲気だ。

「昔、一度乗ったことがあったような気がするけど、どうだったかな」と妻に話しかけると、「私も、なんとなくそんな気がする。でも記憶が曖昧だね」と笑っていた。列は比較的スムーズに進み、30分ほどで私たちの順番が回ってきた。

列車が到着

蒸気機関車に乗り込むと、木製の座席や窓のデザインが西部らしいレトロな雰囲気を感じさせる。車両が動き出すと、夜のパーク内をゆったりと巡る旅が始まった。車窓から見える風景は、昼間とはまた違う趣があり、ライトアップされた山々や川の景色が美しい。時折聞こえる汽笛の音が雰囲気をさらに引き立ててくれる。

列車が進むにつれて、「こんな景色、前に見たことあったかな」と記憶を探り始めたが、どうやら初めて乗っているようだと気づいた。妻も「ねえ、これ初めてじゃない? なんか全部新鮮だよね」と驚いたように話していた。たしかに、夜の景色や途中で見える動物の模型、ダイナミックな岩山のセットなど、すべてが新鮮に映った。

列車が一周して元の場所に戻ると、ちょうど良い長さの旅だったと感じられた。「意外と楽しかったね」と話しながら降りると、また次の目的地をどうするか話し合う。「この時間帯なら、もう少しゆったりしたものにしようか」と相談しつつ、ディズニーランドの夜の雰囲気を楽しみながら、ゆっくりと歩き始めた。

↓🌃【カリブの海賊】「映画の世界へ没入、体感する海賊たちの冒険」

ウエスタンリバー鉄道を降りて、次に向かう先として「カリブの海賊」を選んだ。アプリで確認すると待ち時間は約20分。この時間帯にしては短めだと思い、迷わず列に向かうことにした。

カリブの海賊の入り口に近づくと、独特の雰囲気が漂ってくる。薄暗い建物に灯る明かりや、静かな水の音が耳に届き、海賊たちの世界が始まる予感がする。並びながら、「ここ、昔も乗ったよね」と妻に話しかけると、「うん、でもあの頃はまだ映画のシーンはなかったよね」と返事が返ってきた。当時の記憶を少し思い出しながら、列はスムーズに進み、20分ほどで私たちの順番が回ってきた。

ボートに乗り込むと、すぐに暗闇の中をゆっくりと進み始める。最初に聞こえてくるのは、かすかな波の音と遠くで響く笑い声。それが徐々に大きくなり、やがて視界に広がるのは賑やかな海賊たちの世界だ。木製の建物や石畳の街並みが見事に再現され、まるで中世の港町に迷い込んだような気分になる。

「パイレーツ・オブ・カリビアン」の世界観

進むにつれて、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の世界観が加わっていることに気づく。登場するキャラクターやシーンが、映画そのもののように感じられるのだ。特にジャック・スパロウが登場する場面では、その仕草や表情の細かさに驚いた。ジョニー・デップが演じたジャックそのものがそこにいるようで、「すごい再現度だね」とも居たを見合わせた。

ジャック・スパロウもいた

以前乗ったときは、映画の影響を受ける前のシンプルな「海賊の街を巡る旅」だった記憶がある。だが、今回は映画のシーンがふんだんに取り入れられ、より物語性が増しているのを感じた。例えば、宝物をめぐる争いや、捕まった海賊たちのコミカルなやり取りなど、見どころがたくさんある。進むたびに新しい場面が現れ、何度乗っても飽きないのは、こうした細部の作り込みがあるからだろう。

ボートが最終地点に近づく頃には、すっかり海賊たちの物語に引き込まれていた。アトラクションを降りた後も、「ジャック・スパロウがあんなに自然に見えるのはすごいね」と話しながら出口へ向かった。ディズニーならではの演出の巧みさに改めて感心しつつ、次はどこへ向かおうかと歩き始めた。

↓🌃【エレクトリカルパレード】「蘇る20年前の思い出と感動」

カリブの海賊を楽しんだ後、「次はホーンテッドマンションに行こう」と決め、ゆっくりとそのエリアへ向かった。夜のディズニーランドは昼間とはまた違った雰囲気で、灯りに照らされた建物や、暗がりの中に浮かび上がる装飾がどこを見ても絵になる。そんな中、少し涼しくなった空気を感じながら歩いていると、パーク内のアナウンスが聞こえてきた。「あと10分でエレクトリカルパレードが始まります」。

エレクトリカルパレードと聞いて、二人の足がピタリと止まる。「ここで見ていこうか」と話し合い、ホーンテッドマンションの入り口近くに場所を確保することにした。パレードを見た後、そのままホーンテッドマンションに並べば効率が良いと考えたのだ。妻も「ここならパレードもよく見えるし、いい場所だね」と嬉しそうだった。

しばらくすると、いよいよパレードが始まった。最初に見えてきたのは、眩い光をまとった屋台のようなフロート。音楽とともにキャラクターたちが次々と登場し、光の演出が夜の闇を鮮やかに照らす。目の前をゆっくりと進んでいくフロートの迫力に思わず見入ってしまい、夢中で写真を撮る。妻もスマホを片手に、キャラクターたちの動きを追っていた。

次から次へと現れるフロートは、どれも趣向を凝らしていて、見るたびに驚きと感動がある。特にミッキーやミニーが乗ったフロートが近づいてくると、周りの観客たちからも歓声が上がった。「これだけ派手なパレード、やっぱりディズニーならではだよね」と妻が言うと、私も同意した。

パレードを見ている間、ふと20年前のデートの記憶がよみがえる。当時もこのエレクトリカルパレードを見て、二人で感動したことを思い出した。その時の記憶と、今こうして目の前で繰り広げられる光景が重なり、何とも言えない懐かしさと嬉しさが心に広がる。

↓🌃【ホーンテッドマンション】「体感する不気味さとユーモア」

エレクトリカルパレードが終了すると、予定通りすぐにホーンテッドマンションの列に並んだ。パレード直後ということもあってか、待ち時間はわずか20分程度。作戦がうまくいったことに二人で満足感を覚えながら、薄暗い雰囲気のアトラクションエリアへ進んだ。

ホーンテッドマンションは夜の闇に溶け込むような佇まいで、建物自体がすでに独特の雰囲気を醸し出している。並んでいる間、風に揺れる木々の影や、ほんのりとした灯りが不思議な緊張感を与えてくる。「やっぱりここは夜に来ると雰囲気が倍増するね」と話しながら、列はスムーズに進んでいった。

ハロウィン仕様

やがて私たちの順番が回ってきて、アトラクションの世界に足を踏み入れる。幽霊たちが織りなすストーリーに、二人とも目を引き付けられる。ホーンテッドマンション特有の薄暗い演出や不気味さがありながらも、どこかユーモラスな幽霊たちの姿に、ただ怖いだけでない楽しさを感じた。「こんな仕掛けだったっけ?」と話しながら進むたびに、新たな発見があるのも楽しい。乗り物を降りる頃には、「これはやっぱり外せないね」とお互い満足げに頷いた。

ハロウィン限定で『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の世界観が

↓🌃【プーさんのハニーハント】「癒される穏やかなひととき」

ホーンテッドマンションを出た後、隣の「プーさんのハニーハント」の様子を見に行くと、ここも待ち時間が20分程度だった。「この流れで乗っちゃおうか」と迷わず列に加わる。日中は人気の高いアトラクションだけに、こんな短い待ち時間で乗れるのはラッキーだった。

プーさんの世界観を再現したセット
楽しかったがあっという間に終わってしまった

プーさんのハニーハントは、一転して明るく可愛らしい雰囲気が特徴的。プーさんと仲間たちが繰り広げる楽しい世界の中を進むライドに、つい笑顔がこぼれる。子どもたちの笑い声が聞こえる中、私たちもその明るさに癒される。列がスムーズだったこともあり、「こんなに早く乗れたのは初めてかもね」と話しながら楽しむことができた。

アトラクションを降りると、二人とも程よい満足感を感じていた。夜のディズニーランドは特有の静けさと賑わいが混ざり合っていて、次に向かう道すがらもその余韻を味わいながら歩き出した。

↓🌃【花火】「シンデレラ城と花火の共演、感動で締める特別な夜」

プーさんのハニーハントを終えて外に出ると、時計の針は8時40分を指していた。「あれ、もうこんな時間?」と驚きながら、次のスケジュールを確認すると、8時50分からシンデレラ城付近で打ち上げられる花火があることに気づいた。「これは絶対見たいね!」と二人で顔を見合わせ、急いでその場所へ向かうことにした。

夜のパークは相変わらずの賑わいで、花火を見ようと移動する人々の波があちこちで見られる。私たちもその中に加わり、人混みをすり抜けるようにして進む。途中、「こっちが近道じゃない?」と妻が教えてくれて、少しでも早く到着できるルートを選んで走った。

シンデレラ城が見えてくると、ちょうど良い観覧スポットが確保できそうな場所を見つけた。「ここでいいんじゃない?」と息を整えながら場所を決め、開始時間を待つ。すでに多くの人々が同じように場所取りをしており、その場の空気が次第に高揚していくのが感じられた。

そして、ついに花火が打ち上がった。夜空に大きく広がる色とりどりの光と、それに続く心地よい音響。シンデレラ城を背景にしたその美しい演出は、まさにディズニーランドの締めくくりにふさわしいものだった。妻と肩を並べながら空を見上げていると、花火が次々と形を変えながら夜空を彩る様子に、言葉がいらないほど感動した。

感動のフィナーレ

「すごいね。これ、やっぱり見ないと帰れないよね」と妻が感慨深げに言うと、私も「本当にそうだね」と頷いた。周囲からも「きれい!」という声が次々に聞こえてきて、皆が一つの景色を共有している感覚が心地良かった。

↓🌃【閉演時間】「花火の余韻と記念写真、形に残る特別な一日」

花火が終わり、夜空が静けさを取り戻すと、しばらくその余韻に浸りながらその場に立ち尽くした。最後の感動を胸に刻み込みつつ、「さあ、帰りが混む前に少し動こうか」と話し合い、ゆっくりと出口へ向けて歩き始めた。花火の後も、パークの灯りが幻想的に輝き、夜のディズニーランドの美しさを改めて感じながら、二人で今日の一日を振り返っていた。

花火が終わり、ディズニーランドの閉園時間が近づくと、パーク内の雰囲気が少しずつ変わっていった。楽しげな高揚感とともに、出口へ向かう大勢の人々の流れができ始める。時計を見るとちょうど9時。閉園を知らせるアナウンスが流れ、足早に移動する人々の姿が目立ってきた。

私たちも出口に向かう人波に加わるところだったが、ひとつ重要なミッションを思い出す。「写真、受け取りに行かないと!」スプラッシュマウンテンで撮った記念写真を予約していたことを思い出し、慌ててカメラショップへ向かうことにした。

出口付近はすでにごった返していて、各々が家族や友人と話しながら一日の余韻を楽しんでいる。大勢の人たちを掻き分けるようにしながら、「間に合うかな」と少し心配しつつも、私たちはカメラショップを目指した。夜のパークはライトアップが美しいが、そんな余韻に浸る暇もなく、とにかくショップまで急いだ。

ようやくカメラショップに到着すると、他にも写真を受け取ろうとする人たちが数人並んでいた。順番を待ちながら「これが無事に受け取れないと今日が終われないね」と話していると、スタッフがテキパキと対応してくれたおかげで、スムーズに記念写真を受け取ることができた。

封筒を開けて写真を確認すると、滝つぼの水しぶきを浴びている自分たちの姿がばっちり写っている。「やっぱり買ってよかったね」と笑顔で言い合いながら、写真をそっとカバンにしまった。これで今日の思い出が、またひとつ形として残ることになった。

↓🌃【家路】「若い頃の記憶と新たな思い出が繋がるディズニーの一日」

写真を受け取った後、改めて出口へ向かうと、少し人波も落ち着いてきていた。ディズニーランドの灯りを背に、「楽しかったね」と一日の出来事を振り返りながら、パークを後にした。最後の最後まで充実した時間を過ごせたことに感謝しながら、帰りの道のりについた。

ゲートをくぐると舞浜駅

最初にディズニーランドのチケットをもらったときは、正直なところ、それほど気乗りしていなかった。「もうディズニーランドに行く年齢でもないし」と、どこか冷めた気持ちがあったのは否めない。けれど、久しぶりに訪れてみると、そんな考えはすぐに吹き飛ばされた。

パークに足を踏み入れた瞬間から感じた非日常の空気や、アトラクションやショーを楽しむ中で蘇ってきた昔の記憶。若い頃、何度もデートで訪れた頃の嬉しさや感動が次々と思い出され、それが今の自分たちと重なる不思議な感覚を味わった。大人になった今だからこそ見える新しい楽しさもあり、改めてディズニーランドの魅力を感じる一日だった。

帰り道、妻と一緒に「また来たいね」と自然と口にしている自分に少し驚いた。あれだけ気乗りしなかったのに、今ではその一日のすべてが心地よい思い出として胸に残っている。夜の涼しい風を受けながら、今日の出来事を思い出すと、なんともいえない満足感と気分の良い疲労感が体を包んでいた。

家に帰り着き、スプラッシュマウンテンの写真を改めて眺める。びしょ濡れで笑う二人の姿がそこに写っていて、「これ、本当に楽しかったね」と二人でまた笑う。若い頃の記憶と、今日の新しい思い出。それらが自然に繋がったような一日を振り返りながら、次のディズニーランド訪問を楽しみにする気持ちが、いつの間にか芽生えている自分を感じていた。

旅の費用

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