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🎬 その「完璧な幸せ」は、上書きされた幻かもしれない。記憶の脆弱性と虚偽記憶【Code: Mn-137 Ep.11 修復される世界 前編 公開】

こんにちは、Bell noteです。

子どもの頃の出来事で、「自分では写真のように鮮明に覚えているのに、親から『そんな事は一度もなかった』と完全に否定された」という経験はありませんか?

あるいは、世間の多くの人が「絶対にこうだった」と記憶している事実が、現実の歴史とは異なっている「マンデラ効果」と呼ばれる現象をご存知でしょうか。

実は、人間の「記憶」というものは、ハードディスクに保存されたような絶対的な記録ではありません。

🧠 記憶は「再生」ではなく「再構築」される

認知心理学の権威であるエリザベス・ロフタス博士の有名な研究が証明しているように、人間の記憶は「他者からの暗示」や「事後情報」によって、いとも簡単に改ざんされてしまいます。

存在しないはずの記憶を、まるで真実であるかのように脳に定着させてしまう『虚偽記憶(フォルス・メモリー)』。私たちの脳は、私たちが思うよりもずっと脆く、不完全なものなのです。

日常のささいな勘違いなら、笑い話で済むでしょう。 しかし、もし――あなたが人生で手に入れた「最大の成功」や、「愛する家族との幸せな日々」という過去の記憶すべてが、都合よく上書きされた『虚偽記憶』だったとしたら?

今回公開した『Code: Mn-137』第11話(前編)は、まさにこの「記憶の脆弱性」が引き起こす、アイデンティティの根底が崩れ去る絶望の序章を描いたエピソードです。


🎬 偽りのハッピーエンドと、這い寄るバグ

本日、YouTubeにて大人の自由研究・【シネマティック朗読劇】『Code: Mn-137』の第11話を公開しました。

今回のエピソードの冒頭、あのロンドンから十数年後が描かれます。主人公の古澤は誰もが羨むような完璧な日常を手に入れています。 映画監督としての成功、愛する妻・青島との結婚、そして無邪気な子供たち。これまでの不条理な出来事が嘘だったかのような、美しすぎるハッピーエンド…

しかし、その温かく美しい日々は、不気味なデジタルノイズによって唐突に引き裂かれます。 彼の脳裏にフラッシュバックする、かつて聞いたはずの「Code: Mn-137」という謎の言葉。

そこで行われる脳波スキャン。赤いエラーの光とともに、植木から突きつけられたのは、古澤が歩んできた人生の足元が完全に崩れ去るような言葉でした。

心理学の世界には、「誤情報効果(Misinformation effect)」という有名な現象があります。これは、出来事を体験した後に誤った情報に触れることで、記憶の内容が変容してしまう現象を指します。

この現象がなぜ起きるのか? その有力な説明の一つでもある「上書き仮説(Overwrite Hypothesis)」です。

これは、後から入ってきた「新しい情報」が、脳内にあった「元の記憶」と、完全に置き換わってしまう(上書きされる)という、非常に恐ろしい説です。もし、この「書き換え」がテクノロジーによって意図的に行われたとしたら……。

完璧だと思っていた自分の脳(記憶)こそが、最も信じられない存在へと反転するサイコホラーの序章です。


👇 完璧な幸福が、砂上の楼閣と化す瞬間。 第11話「修復される世界」(前編)はこちらからご覧ください。


👇 【シネマティック朗読劇】SFミステリー『Code: Mn-137』全話まとめ


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映像では語りきれない、古澤の絶望的な心理描写をより深く味わいたい方は、ぜひKindle小説もチェックしてみてください。

📕 SFミステリー小説『Code:Mn-137』


🧬 To Be Continued...

植木の冷酷な告白と、突きつけられた『Code: Mn-137 理論』。 幻聴だと思っていた言葉が目の前に現れたとき、古澤が落ちる深い闇とは――。

いよいよ物語は、すべての不可解な謎が論理的に明かされるクライマックスへと加速していきます。

この「大人の自由研究」の行方が気になる方、少しでもゾクッとしていただけた方は、ぜひYouTubeの【チャンネル登録】と【高評価】そしてこのnoteへの「スキ」をお願いします!

ではまた!


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