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ベルギー|エビは何のためにモロッコへ?

ベルギー人にオーストダインケルケでエビ祭りがあるらしいんだけど知っている?と聞くと、

「知らない。」

「ただベルギーでとれたエビはモロッコに行っているよ。」

ここはアメリカ、ロサンゼルスか!?

オーストダインケルケは北海に面した海岸の街。

奥行きのあるきれいな砂浜、
砂浜に並ぶ白いレンタル倉庫、
海岸沿いに立ち並ぶきれいなレストランやアイス屋、
快晴も加われば、

もうそこは完全にリゾート

ここはアメリカの何とかビーチか!?と錯覚する。

街の規模も大きくなく、夏でも混雑していない。

北海は波が荒いイメージがあったけれども、
穏やかかつ遠浅で、子供たちも海水浴ができる海。

ベルギーの海岸線は65kmと、
おとなりのオランダは450km、
フランスは5500km、

と比べると、だいぶ狭い。

白いレンタル倉庫の先には北海

エビ祭り

ユネスコ無形世界遺産にも指定されているエビ漁
馬にまたがり、網を使ってエビを捕まえる。

500年以上続く漁らしい。

そんな場所のオーストダインケルケでは毎年エビ祭りが行われる。

2025年は6月29日(日)の15:30に行われるパレードをメインとし、民族舞踊、演奏など、全てがエビ漁と関係がありそう。

前日の土曜日には、エビ早剥き選手権が行われている。
参戦、観戦叶わずだが、来年は挑戦したい。

巨大エビが街を通ります。

エビはモロッコへ行って、帰ってくる

昔からエビをこよなく愛するベルギーでは、エビコロッケは定番料理の一つだ。

ただ北海(ベルギー)でとれたエビは、はるばるアフリカ/モロッコに運ばれる。そして、そこでエビの皮が剥かれベルギーに戻ってくる

なぜ?

「モロッコを往復する輸送賃とモロッコでのエビ剥き」の方が、ベルギーで剥くより安いからだ。

モロッコのエビ剥きは数千人の雇用を生み出し、剥いた量によって給料がもらえるが、200€/月程度。また北海のエビは小さいこともあり、自動化はまだ道半ばだとか。

ベルギーとモロッコの賃金差を利用した流通やモロッコでの労働条件に対して、ニュースになることも過去あったとのこと。

ビジネスとしては、利益を最大化することを最優先に考えるし、購入者の立場からすると安く買えた方がいいのだが、

でも人件費安さのために、新鮮さを犠牲にするこの流通はもやもやする。
わたしだけだろうか。


いずれにしろエビは好きだ。

昔ながらのエビ漁師

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