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100年後の壁

うすのろ日記 2026.4.30 (木) the world in another 100 years


すでに曜日がわからなくなっている。
通常時も在宅で仕事をしているとそうなるのだが、ゴールデンウィークやお正月休みなどになると日付さえわからなくなることもある。
今朝も「今日は月曜?いや火曜だろ、えっ木曜なのか...4月の終わり?」てな感じだ。

昨夜から小雨が断続的に降っている。
私の好きな工事現場はクレーンが何台も雨に濡れながら小刻みに動いている。何の機械かはわからないが、四角い機械が時々黒い煙をシュパッと吹き出している。それがおもしろくて見逃さまいとずっと目を凝らしている。
しばらくして飽きた。

注文していた本が宅配便で届いた。
7冊。
稼いだお金がどんどん本に流れていく。貧乏になるのも時間の問題だ。
本屋がどんどん潰れていっている。本を読まない人、あるいは本を買わない人が増えているからそれは仕方ないことではあるが、せめて私が日頃通っている本屋だけはなくならないように、そためなら貧乏になってもいいと思っている。
今年は昭和でいうと昭和100年なのだそうだが、これから100年先には本屋など一軒もなくて、本自体の存在がないかもしれない。
「昔、紙に文字が書いてあって束になった『本』というものがあったんだよ』と、子供に昔話をする高齢者が出てくるのかもしれない。
あぁ、世知辛い。
そうなると作家という職業もなくなって、心地よい物語はAIが話して聞かせるのだろうな。
100年後の心地よい物語ってどんな内容だろうか。想像もつかない。

午後、雨が小降りになったので郵便物を出しに郵便局に行く。
外に出たら降っていると思った雨が降っていなかった。
郵便局に行って、手持ち無沙汰に傘をぶらぶらさせてちょっとそこら辺を散歩して帰ってきたら、部屋に入った途端急に雨が降り出した。
これを運がいいというのだろうか。
もしそうなら、かなり久しぶりの運の良さだと思った。
小さいな、私。


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イトカズ 読んでいただきありがとうございます。 書くこと、読むこと、考えること... これからも精進します。