見出し画像

「熱破壊式と蓄熱式どちらの方が効果があるの?」


美容看護師KOUです。
みなさんは医療脱毛をしたい!!
医療脱毛に興味がある!!と思ったとき
まずは何を見て参考にしていますか?!
今はインターネットによる情報社会で
基本的にはクリニックのサイトやブログ
SNSによる画像や動画などで医療脱毛について調べる方が多いと思います。
そこでよく見かける議題としてあるのが
✨「熱破壊式と蓄熱式どちらの方が効果があるのか?」✨この疑問なんですが、
医療脱毛を経験したことがない人はそもそも何のことかわからない方もいたり
経験したことがある人でも「えっ?効果って違いあるの?」と思ったかたもいらっしゃると思います

そこで今回は、医療脱毛の界隈でずっと論争になっている
「熱破壊式、蓄熱式どっちの方が抜けるのか?」について
医療脱毛学会の認定脱毛看護師として詳しく解説していきます。
熱破壊式、蓄熱式どちらを搭載したレーザーがいいんだろう?と
お悩みの人はぜひみていってください!!

まず、熱破壊式、蓄熱式とは何か?というお話しからになるのですが
簡単に言うと✨照射の方式(方法)✨です


熱破壊式とは?

熱破壊式とは高出力のレーザーを1発ずつ照射し瞬間的に熱を加えることで
毛乳頭という発毛組織を破壊する脱毛方式です。

1発1発ずつ強い出力で照射することで発毛組織に熱が伝わりやすく
濃い毛や根強い毛に効果的です。
照射後は2〜3週間程度で毛がスルスル抜け落ちるのが特徴です。
しかし、高出力なレーザーの熱が加わるため痛みを感じやすいというデメリットもあります。

熱破壊式の照射方式を搭載したレーザーを数種類、表にまとめたのでご覧ください



蓄熱式とは?

蓄熱式とは低出力のレーザーを繰り返し連続で照射し蓄熱させることで毛の成長を促す司令塔のバルジ領域(毛包幹細胞)を破壊する脱毛方式です。

蓄熱式は連続照射で熱をじっくり溜め込む方法なので
産毛のような細くて色素が薄い毛にもアプローチできるという特徴があります。
照射後は3〜4週間でスルスル抜け落ちるのが特徴です。
デメリットとしては、蓄熱させる必要があるためスタッフの経験や技量で
効果が変動する可能性があること
ジェル(潤滑目的)を塗布して施術するためジェルの冷たさがあることです

蓄熱式の照射方式を搭載したレーザーを数種類、表にまとめたのでご覧ください



それぞれの違いを表で表すとこのような感じです!!


結論→「 蓄熱式VS熱破壊式 」どちらの方が効果があるの?


この2つの照射方式を説明した上で結論を言いますと、
熱破壊式と蓄熱式の脱毛効果に違いはほとんどない!これが実際です。

ただ、ネットの情報を見てみると
「 熱破壊式一択 」や、
「 蓄熱式は効果がない 」
「 私たちのクリニックには熱破壊式しか置いていないので安心してください」など
間違ったの情報や、インフルエンサーを使ったやらせの情報で
蓄熱式に大してネガティブな情報を流しているものが非常に多いです。

これは競合他社に対するポジショントークですとか
ブロガーの自分はそうだった!といった自分だけの経験に基づいた情報による発信などでそのようなイメージがついてしまったのが1つの原因なのではないかと思います。

ではなぜそういった蓄熱式に対するネガティブなイメージがついてしまったのか。
それは大きく2つ考えられます。
・「抜け方(抜けるタイミング)→効果を実感するまでの早さの違い」
・蓄熱式の施術をする上で大事な蓄熱を充分におこえていない「間違った施術」
この2つが根本的な原因ではないかと思います。

まず、1つめ、
「抜け方(抜けるタイミング)→効果を実感するまでの早さの違い」
熱破壊式は照射して2〜3週間ほどで抜けるのに対して
蓄熱式は3〜4週間ほどで抜け落ちます
1週間程度抜けるまでの早さが違うため効果を実感する早さが違います。
そのため患者様に聞いた際も比較的わかりやすく抜けた感じがしたという人も多いです
そこが熱破壊式のほうが抜けるというイメージにつながっている可能性があります。

ただ、実際の抜ける効果実感に関しては
基本的に医療脱毛レーザーは照射して1ヶ月ちょっとあたりが抜けきって1番綺麗な時期なのですが患者様に聞くと「1ヶ月経った時の綺麗さは一緒でした」という方が大半で時間が経ってからや回数を経た上での効果に差はないと感じている方が多いのが実際です。

2つめ、
「蓄熱式の施術をする上で大事な蓄熱を充分におこなえていない《間違った施術》」
蓄熱式は熱破壊式に比べて1発の出力は低いのですが
その代わり、連続して折り返し重ねて熱を溜め込むことで
毛の成長に必要な発毛組織を破壊するという照射方式のため
ポイントとしては「熱を溜め込む」この動作が重要になってきます
蓄熱式では発毛組織を破壊するのに65℃以上(65〜75℃)の熱が一定時間加わることが必要なのですがこの溜め込む作業が経験と技量が必要なため施術者の技術によって
差が出てしまうという問題があります。
実際に蓄熱式の場合は、看護師Aさんのときは綺麗に抜けたけど、
看護師Bさんのときは抜けが悪かったなど効果に差がでるケースも稀にみられます。

本来、そもそもこの施術スタッフによって
効果に差が生まれること自体が間違っているのですが
大手の場合は特に教育したスタッフによって照射の仕方が違ったり、
間違った施術方法を習得したまま患者様に施術をし続けている人もいるのが実際です。
また、クリニックによっては回転を重視しすぎて施術時間をどんどん短くする傾向にあり、本来、しっかり熱を溜め込みながら施術をしないといけないものを不十分な施術の仕方で効果的な脱毛施術ができていないケースなども聞きます

それに対して熱破壊式は一瞬で数ミリ秒の間に70〜80℃以上の熱を加えることで
細胞を破壊する方法なのですが、1発1発ずつ照射するため熱を溜め込む作業が不要です基本的に毛質に合わせたパワーで調整する方法なので技量があまり必要ないという利点があります(ただし、雑にマーカーを引いたり、照射間隔を考えずに照射するとわかりやすく照射漏れします)

このように蓄熱式に対するネガティブなイメージには間違った情報発信や、
施術者による経験や技術の差を経験した人の情報からくるものもありますが
本来は✨「熱破壊式と蓄熱式どちらも効果にほとんど差はない」✨のが結論です。

熱破壊式と蓄熱式の効果を出しやすくするポイント

熱破壊式と蓄熱式の効果を出しやすくするポイントをあげると
熱破壊式→毛の濃さや密度、肌状態、痛みの程度や前回の抜け感などによって
出力(パワー)で調整する照射方式のため2回目〜の施術の際は前回の抜け感や肌状態がどうだったかなどを施術スタッフに聞いたり相談したりしましょう!! 

蓄熱式→毛の濃さや肌状態、痛みの程度、前回の抜け感で出力を調整するのは勿論ですが出力自体の振り幅は少なくどちらかというと重ねる回数やHz(1秒間にレーザーがでる回数)を調整して蓄熱していく照射方法なので患者様は「熱いと温かいの中間あたり熱が溜まってるな〜」という間隔が効いてる指標のようなものなのでただジェルの冷たさしか感じられないと効果的な脱毛ができていないのでその場合は施術スタッフに相談しましょう。施術者側は患者様に熱の溜まり具合を確認しながら照射するのがポイントです。

私たち施術者側はしっかりとした知識と技術、サービスを患者さまに提供する責任を持っているためこれをみている施術者(看護師)は技術の鍛錬と満足度を追い求める姿勢を忘れないようにしましょう。

また、医療脱毛が気になっているそこのあなた!!
ただ、施術を受けるだけでなく医療脱毛の仕組みを理解すると
より効果的に脱毛を進められるのでわからないことは遠慮せずに
クリニックスタッフに聞いたり、相談したりするようにしましょう

以上、今回は熱破壊と蓄熱式の効果についてでした!!


いいなと思ったら応援しよう!