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家を建てる時は家族の幸せMAXの時だから失敗する

家族はどんどん変わります

家を建てようと思う時期は、多くの家庭の場合が人生の絶頂期です。
30代、結婚して数年、子供が生まれ、仕事も軌道に乗り、親もまだ元気。
住宅ローンも80歳完済で35年以上余裕で組める、そんな勢いがある時期ですよね。
しかも子供にまだお金がかからない。
まさに家族の幸せがMAXに達した瞬間といえるでしょう。
そもそも夫婦仲が良くなければ家なんて建てようと思いません。
だからこそ、人はその瞬間を形に残したくなり、家を建てようとするのかもしれません。


その幸せはずっと続かない

20年後、家族の風景は大きく変わります。驚きますよ。
子供は家を出て、夫婦だけの時間が戻ってきます。
学費や教育費で貯金も作れません。
親の介護が始まり、本人も健康や老後の不安が見え始めてきます。
その頃、住宅ローンはまだ15年以上残っていることがほとんどです。
かつての賑やかなリビングも、広すぎて掃除が大変な空間に変わります。
そして、子供部屋もただの物置になっていくのです。

そう、誰でも簡単に想像できるのに、そこに目を瞑って無理して最高の家を建ててしまうのが最大の失敗につながるケースがあります。

フルマックスの家は未来の負債になる

家づくりのピーク期に建てる家は、感情のボルテージが高い状態で計画されます。超ハイテンションで契約してからも盛り盛りにオプションを選択します。
広いリビング、20畳の子供部屋、大きなパントリーやクローゼット。
けれど、そうした無理の多くは、将来の管理や維持の負担に変わります。
そんな矛盾を生まないためにも、未来の暮らしを想像することが大切です。

子供部屋よりも変化に強い間取りを

子供部屋は最初から広く取る必要はありません。
諸説ありますが、私は四畳半くらいで十分だと思います。
可動家具や仕切りで柔軟に対応できる設計にすれば、将来の使い道も広がります。ちなみに、大工さんが恐ろしく減っているので、リフォームを前提とした家づくりはリスクがありますので注意をしましょうね。

コンパクトな家は強い

リビングも大きさより光の入り方や動線、収納の質を重視する方が実用的です。
大人になると、安い店の大盛りよりも少し良い料理を味わうように、空間も少なくても満たされる感覚へと変わっていきます。
大盛りに魅力を感じなくなるのも人としての成長ですよね。

幸せの形は必ず変わる

家は今の幸せを閉じ込める箱ではなく、未来の幸せに寄り添う器です。
子育ての終わり、介護、老後、そして夫婦の時間。
それぞれのステージで、暮らしの形は変わっていきます。
だからこそ、家を建てるときは今ではなくこれからを想像してみてください。あなたは、あなたの家族は20年、30年後にどうしていますか?

リセールバリューを考える

また、一生住まなくてもいいんです。人に売る、貸す時の価値も重要になります。これをリセールバリューと言います。
変な間取りや、お父さんがこだわった間取りが失敗する原因はここにあります。
未来の自分が笑っていられる家こそ、本当の意味でのマイホームです。

未来の自分に褒められるような家づくりをしましょうね!

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住まい創造研究所 お布施は全額、猫のチュール代に使わせていただきます。 その時は写真もUPしますね。