19歳大学生 ファッション誌に魅せられる
初めまして世界。
私は、昨日まで夢や目標がなく、進路にとてつもなく悩んでいた19歳大学2年生です。
そしてファッション誌編集者を目指したいと今日志し、今日初めてELLEを購読してみたところ、心に響くものがあったので、それを記したいと思います。
ファッション雑誌をちゃんと買って読むのは初めてなので(VOGUEはたまーに立ち読みしてた)、暖かい目で感想を見てくれたら、嬉しいです。
1 両眼を包含する”美”の暴力
ELLEを開き、まっさきに飛び込んできたのは、両面を使い、洗練を表現されたLouis Vitton。
決して豪壮さで埋め尽くすようなことはない。フォーマルで、しかしながら革を用いたリングや、バッグにキーといったワンポイントを用いた遊び心を付属させるファッション小物たちがうかがえる。
それが、まさにこのブランドが王道で、ハイブランド・ラグジュアリーの長であるかのような洗練、圧巻さを感じた。
更にページをめくると、
抜け感のあるGUCCIが、ブランドイメージとのギャップで興味をそそる。
極彩色の油絵の様な背景と、全く対照的ながら、浸透と乖離を共存させた、白を基調としたファッションのCHANELの芸術。
グラデーションを用いた淡めの背景に、眩い宝石を多く用いたラグジュアリーを置く構図は、まさにBVLGARIのこのラグジュアリーの極上さを際立たせる。
SAINT LAURENTのページはモノクロでシックに整えられており、他のブランドの伝え方とは全く異なる感じがあった。実は個人的にすごく刺さったが、この良さを語れる言語化能力がなくて悔しい。
このように、両面を用いてハイブランド達がアピールしてくる世界を初めて目の当たりにした私は、美術館で、巨大で繊細で、色使いが恐ろしい程上手なとある風景画を見たときと同じ感覚に陥った。
夢中で1つの、もはや作品を眺められるのは久々だったから、楽しかった。
2 文章力の”壁”
そしてまたページをめくると、編集長のメッセージがOの文字の中に斜めになってびっしり書かれていた。こんな洒落た構図をよく思いつくなと思ったのだが、そんな構図に感心したのも束の間、私は編集長の文章力に強く惹かれることになる。
もっとも驚いたのは、その読みやすさだ。書いてある内容は、例えば編集長のパリでの仕事のこと、CELINEのコレクションのこと、それからこの9月号のことといった、およそ私の暮らしからは共感できないようなことばかりであった。しかしながら、なぜかその文章を読むのに目の横移動が止まらなかった。これを今読んでいるあなたもそうなっていると嬉しいが、まだ私にはほど遠い能力だと思う。その時点で、私と編集長の間でとんでもない道の距離を感じた。
3 絢爛豪華に添えられた暖かさ
3つ目に驚いたのは、タイトルの求心力だ。
ELLE FASHIONのコーナーでは、片面全体を使ったモデル写真に、その写真の余白に上手く合わせるように小さくタイトルとそのファッションの詳細が述べられている構図をとっている。
そのタイトルがすごく詩的で、それでいてタイトルにファッションとのミスマッチがなく、イメージと合致しているというのは、すごい能力だと思った。
例えば、
「しなやかでユニークなチェーンの魔法に魅せられて」
「花に託した希望と幸運のジュエリー」
「都会的ミニマルにきらめきの余韻を添えて」
などのタイトルは、「ファッションは個性的で、それでいて叙情的でありたい」という私のファッション美学にまさに合い、私もやってみたいと思った。それで、3のタイトルをこんな感じにしたのだが、文章とのミスマッチで無意味になってしまった。読者さんは惹き付けられただろうか、またまだ磨かないといけない能力が沢山あると知れた良い機会になった。
4 絵としての求心力
3では、文としての求心力について語ったが、次に私は、その構図について惹き付けられた。
ELLE9月号を持っている方には、42Pのことを今から言うので、もう1回開いてみてほしい。
そのページには、真ん中に赤い背景にゴールドのグ ローブ、その上に添えられたリボン型のブローチ。
そして右上にエレガントなフォントの英語タイトル、その下に日本語でタイトル、その下に右斜め構造になるような改行の仕方で詳細だ。
もう、わけがわからん。私がVALENTINOのコレクションを見るのが好きで、その影響も多少はあるかもしれない。だが、私はこの構図があまりにも好きすぎる。
まず色だ。背景赤にゴールドは、もうクリスマスやんとも思った。しかしクリスマスといったらみなさんはなにを思い浮かべるだろう。私は、愛、ゴージャスという言葉が1番クリスマスに合うと思う。
クリスマスは、愛でゴージャスなんだ。
これは9月号なので、クリスマスを指している訳では無いと思うが、偶然にもこの片面のタイトルは、「耽美なロマンティシズム」だった。
度肝を抜かれた。
こんなにも背景の色、アイテムの色、そして言葉がマッチしていることに、私は感動を覚えた。私の表現力の乏しさで読者のみなさんに困惑を与えてしまっているかもしれないのは、本当に悔しい。
ちなみに、その横の43pの構図もすごく好きだ。
まず文からして、大好きだ。
「もしも、愛というものに形があるとしたら?
それは間違いなく、ハート一択。」
それで、ハートをモチーフにしたらラグジュアリーを赤背景の上にのせている。まず見やすいし、この2ページで「愛」を読者に連想させるには十分な構図だと思った。
今回ELLEを購入したのは、私の人生の中で、確信して正解だと思える出来事になりました。
次VOGUEを買えたら、またnoteにこんな感じで書きたいなと思います。
毎月購読を続けて、毎回noteに書いて、VOGUEやELLEの編集者を目指す私の感性を磨く場にしたいです。
こんなに長くなるとは思いませんでした。もしここまで見てくださった方がいたら、本当にありがとうございます。
