【LAWドキュメント72時間】わたしの心を満たすもの
目につくものが
多い部屋より
目を惹くものが
多い部屋がいい
寝ている僕と
起きている僕
その間の時間を
楽しんでいる
まどろむ体が
欲しいのは
やさしく心を
満たすもの
浮かんでくるものと
降ってくるものの
あいだに
わたしはいて
うつむきながら
見あげている
手のなかで
生まれては
消えてゆく
無数の泡を
見つめていると
なにか
とても大切なことを
思いだしそうになる
愛にも
加減が
あるのだろうか
夜は
積もって
ゆくのだろうか
柔らかな冬の
しんとした白の
一秒一秒が
永遠みたいな顔をして
部屋を
わたしを
時間を満たす
たしかにそこにあった
大切なものを
いま
思い出してみる
目を閉じれば
それが
今のすべてになってしまう
その時にはわからなかった
確かなものが
いまのわたしを
抱きしめる
過去は
いまのわたしが
書き換えることができる
そして
未来は
いつだって
いま
はじまっている
ブルックナー:アヴェ・マリア
ブルックナー:弦楽五重奏曲 ヘ長調 WAB 112 第3曲 アダージョ
ブルックナー:交響曲第8番第1楽章(ノヴァーク版)
