教師に求められる力とは
みなさんはどのような答えをお持ちでしょうか。
私自身はというと、「〜な教師になりたい!」という主観的な思いが先行していたため、求められる力について客観的に考えるようになったのはここ2、3年のことです。
私の答え〜対話力〜
私自身が現場で児童支援専任をして求められていると感じるのは、《対話力》です。
ここでいう《対話力》とは、
1、傾聴することができる。
2、伝えることができる。
ということです。
対話力を身に付けるために 1、傾聴

「1、傾聴することができる」ためには、以下の点が重要だと考えます。
①話し手が話し切るまで聴く。
②話し手の背景を捉えながら聴く。
傾聴の目的は、安心感⇨信頼関係を醸成する事だと思います。
これは児童との関係性、保護者との連携、教師との連携をより良いものにするために不可欠です。
話し手が私に「話したい!」と思ってくれた事実と、不安や困り感を抱えている話し手の背景を理解しないといけません。
自分自身の心にゆとりがないとなかなか難しいことです。そのゆとりをどうつくるのか(マインドセットなのか、業務改善なのか)もまた重要です。
対話力を身に付けるために 2.伝える

「2.伝えることができる」ためには以下のことが大切です。
①相手に伝わる言葉やシチュエーションで話す。
②相手の立場や背景に配慮して話す。
①②のポイントを意識した対話について、学校でトラブルを起こしてしまった時の聞き取りの場面を例にお話しします。
児童との対話の場面

①のポイントで考えると、学年相応の言葉であれば良い訳ではなく、その子の発達段階に応じた伝わる言葉を選択する必要があります。
イライラしているのであれば、休み時間に一緒にドッジボールをしてから心がスッキリしたシチュエーションで話すのも手です。
②のポイントで考えると、この子が不適応行動を起こす前にはどんな出来事があったのか、家庭での日頃の様子はどうなのか等を知っていることでより豊かな対話になるはずです。
保護者との対話場面

トラブルが起きた件について保護者に連絡をすることをイメージすると…
①のポイントは、家庭として学校からの話を落ち着いて聞ける時間なのかということです。そこまで配慮しきれないのも本音ですが、その気持ちがあるだけで「お忙しいところすみません。」という言葉に自然と変わるはずです。
②のポイントは、普段からトラブルが多くネガティブな連絡ばかりもらう家庭なのか、母子(父子)家庭なのか等を知っているだけで伝え方も変わります。ネガティブな連絡ばかりならば、日頃頑張っていることを1つ2つ伝えた上で、トラブルの件について伝えると、保護者の安心感も変わります。
ポジティブな面を知った上で、指導していることが伝わるからです。
文部科学省の示す教員の資質能力
自分自身の答えは以上に示しましたが、文部科学省として示されている力は以下の通りです。

https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/002/siryo/attach/1380585.htm
私の職場には学び続ける先生方がたくさんいます。自己研鑽に励み「子どもたちのために、(保護者のために)何ができるだろう。」と悩みながら、相談しながら日々過ごす姿がとても多くみられます。
だからこそ、児童とも保護者とも、教師ともより良い関係を築いていけるようになったらという思いが強いです。私の考えを共有した上で広くご意見を伺えたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
