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不確実な可能性

当たり前ながらバスは生き物だから、それぞれの意思を持って過ごしている。一日の中においても同じ状況であり続けることは稀だといえる。

人間には、今日は仕事、今日は休みといった規範があり、むしろ、人間の方が一日の傾向を持って動いている。

だからといって、バスも「今日は○○」というスタンスだと、考えて行動してしまうと、パターンに追随することが困難になる。

一方で、バスを動かす要因はそう多くない。ひとつは流れ。風も当然、流れを創りだす要因のひとつ。そうして、もうひとつは日差し。もちろん、これらにはベイトフィッシュが絡む。こうした状況の変化には、常に意識を向けるべきだ。

フィネス系を手にしてアプローチを始めると、どうしても一日の間で、それを惰性で続けることがある。意識の中では、常に「変化」を念頭に置いておく。そして、その変わり目を感じたら切り替える。

この柔軟性は、バス釣りを確実に面白くする。「今日は、こういう日」だと想定するのもいい。確かに全体的にタフな日もあるだろう。しかし、そういった中にあっても、やはり状況の変化の中で手を変えてみたい。

そのリズムの切り替えが、新しい出会いを生むことがある。そして、次への展開に奥行を持たせることもある。ひとつひとつの行為は、それ単独で成立しえたとしても、すべての行為には、関連性があり継続性がそこにはある。

そのカオス的な原理の根拠に拘ることなく、不確定であり不確実なものに委ねることも必要だ。すべてを完全に把握しつつ判断することはできない。その大前提を踏まえたうえで、可能性というものを殺さず活かしていきたい。

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