48歳、22年勤めたJAを辞めることにした。②
「そのときが来たんだ」
それからも当然のように葛藤はあったが、まぁ気持ちはもう決まっていたんでしょうね。
そもそも、自分は「これをやる」って決めたら即行動に移すタイプ。
何よりもそれを優先させてしまうというか、ほぼ猪突猛進状態に入るのはわかっている。
これは自分では長所だと思っているが、周囲からしたらたぶん短所にもなり得るだろう。
(たまに家族のことより優先しちゃうんだから、やっぱり短所か?)
人事異動。
16年同じ部署にいたら、そりゃあもうその道のプロだよね。
目つぶっても仕事できるぐらいだ。(できないけど)
そんな自分に、16年ぶりに異動の内示が出ました。
「経営課」
JAにはいろんな部署があります。
総務部をはじめ、
生産者さんの生産した物の販売部門。
営農相談や融資の相談。
金融窓口もあれば、保険の窓口もやってる。
ホームセンター的なことから肥料農薬メーカー的なことまで。
ガソリンスタンドもあれば、整備工場まである。
もうね、異動とゆーか、紙キレ一枚で半ば強制的な「転職」。
これまでの知識と経験がほぼ役に立たない、全くの別の会社みたいな感じ。
それがJAだってのはわかってて入ったつもりだったんですが、つもりだけでした。
若い頃は、金融や保険のことを知識として身に付けたい気持ちもあったもんだから、そこへの異動が楽しみでもあった。
なのに、16年畜産。すでに48歳。
結果、楽しく仕事できたからいいんだけどさ、なんだかなーと思う。
なんせ、今更JAで新しいことを学ぼうとする気力が起きない。
それは歳のせいというか、やってみたいことがずっとあったから、そっちをいつか実現したいと思っているからなんでしょうね。
やってみたいことも、「新しいことを学ぶ」とゆーことには変わりないのだろうが、なんせ自分のやりたいことをやろうとしてるんだもの、情熱が違う。
猪突猛進モードの入口に立ったのを感じる。
「やりたいことがあった」
退職後のこれからのことを考えると、不安よりドキドキワクワクのほうが強い。
退職予定はまだ先なのに、やりたいことが頭に浮かぶたびに「あーしたい、こーしたい」を考えちゃって、もう仕事が手につかないぐらいだ。
と、
キレイ事を言ってみた。
退職を決めた本当の本音はもっと別にあるんだろ?
(つづく)
