最低賃金を押し上げると、その賃金に見合わない労働者が排除される
ファミリーレストランへ足を運べば、配膳専用のロボットがせわしなく動き回っていが、せわしなく働きながらも、常に笑顔を振りまきながら客もとへ向かってくる。ときに配膳で問題があれば渋い顔をするが、まぁ常に笑顔だ。そして、配膳ロボットたちの動きに、キッズたちも笑顔となり相乗効果が働き、そのキッズの親も笑顔となる。
配膳ロボットのおかげで店の雰囲気も良くなり、ロボットの存在は配膳効率化のためだけではなく、ファミリーレストランに存在していただけてはならないかけがえのない存在にもなっている。
ちなみに、配膳ロボットの時給は推定で150円ほど。この時給換算だが、人によって計算に違いはあれど、人間様のウェイターより安く働けるのに間違いはない。そして、彼女ら(自分には配膳ロボットは女性的な存在に感じるから彼女らと表現)は疲れを知らないのだ。一日中笑顔で動き回っていてはそれだけで疲れてしまうが、更に配膳を行い、客を幸せにでき、時給が安ければ、経営者からすれば文句の言いようがない存在だ。
他方、人間の配膳はしかめっ面で働いてはクレームを起こし、約束した日に働きにも来ず、それでいて賃金はロボットの何倍ともなれば、誰が人間様に働いていただこうとなるのかと。
そんなファミリーレストランだが、働いているのは外国人の若い人たちがとても多い。それは東京に限らず、地方でも同様となる。むしろ、東京のファミリーレストランやコンビニで、日本人の若い子が働いているのをみると驚かされるぐらいだ。
そんなバイトで働いている人たちの時給はいくらかといえば、都内であればコンビニ等ではどんなに低くても1200円からスタートとなっている。夜間の時給でなくら昼間のシフトで1200円からだ。
そんな時給でも日本人の若い子には働いてもらえず、外国人留学生が間隙を埋めているのが現状だ。ちなみに、日本人の若い子たちはどこで働いてるのかと問えば、スターバックスなどのカフェで働いているらしいとのこと。最近はカフェでも外国人労働者が増えてきており、若い子は果たしてどこで働いているのか?
経営者はバイトを雇おうとすれば日本人の若い子は集められず、外国人留学生を頼りにしなくてはならない機会が多い。それでいて、最低賃金が法令で上げなければならないとくれば、ロボットの導入も宜(むべ)なくかなと。
ちなみに、最低賃金が上がれば、障害を抱える人達の能力からすれば、バイトの労働力から排除されてしまうのが現状だ。それでいて、バイトしなくてはならない無貯金、無年金老人は増えており、この労働環境は果たして良いものかと疑問に感じる。
そんな疑問を思い浮かべながら配膳ロボットの笑顔を見ると、どこか邪悪な感じかするから不思議なところ(笑)
