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★【選手育成】オフシーズンの取り組みで春に大きな差が出る

(このnoteでは、”強い高校野球チームを作る”方法を仮想の高校を見立て様々な角度から具体的にシミュレーションしております。野球に関わる全ての方々にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。)
「工藤note高校 野球部」甲子園・日本一までのチーム育成プロセス を考える|工藤康博

秋の大会が終了すると次の大会は来年春の大会になり時間があるため、冬のオフシーズン期間に入ります。この時期は、
    ”細かな技術の習得”よりもオフシーズンを経て
             スケールアップした選手になるための
    ”基本的な能力UP(投手力・打撃力・守備力・走塁力…)”
    ”能力UPのための肉体強化”
を目指した日々のトレーニング(体づくり)
がベースとなる練習になります。この時期をしっかり取り組み出来ると、春には別人のような動きができ野球選手としてスケールアップできます。

ただし、この時期は直近で試合がなく単調な練習・地道な練習が続くためモチベーションを高く持って取り組むことが難しく、
     ”自分を追い込める人” と ”自分を追い込めない人”
とでは大きな差が出てしまう時期です。

  最新の高校野球専門誌は、こちらのリンクにまとめています
                       (月1回情報更新)👇


オフシーズンは直近で試合・大会がないために、選手が練習に対するモチベーションを維持するのが難しくなってきます。
モチベーションを保つ方法として、出来る限り定量となる目標はあまり遠くない未来(月1くらい)で設定し、その目標に到達することをモチベーションとなるようにしていきます。

↓  選手育成に関する項目は、こちらから!
★【選手育成 ここからスタート】”成長する選手”のパターンを作り、チーム全体に浸透|工藤康博

🥎 オフシーズンの選手の傾向

選手は大まかに2つのタイプに分かれます。

◉ モチベーションを保ってオフの練習が出来る選手

春に向けて自分を追い込み練習に取り組むことができる選手です。当然、大きく成長する可能性があります。
この時期はシーズン中ではなかなかできない”特定の課題の練習”・”弱点を克服する練習”に時間をかけて行なうことができるため、何となく全体的に成長…より中身の濃い成長を期待できます。

◉ オフの練習ではモチベーションが落ちてしまう選手

モチベーションが低下し練習に身が入らない選手で、春までの時間を長く感じ危機感が薄れてしまっている状態です。
基礎練習の練習強度が上がるため、辛さを感じさらにモチベーションが下がり結果成長しないままオフシーズンを過ごしてしまいます。


この差はシーズンに入ったときに大きな差となって跳ね返ってきます。オフに入る前に各選手は”自分はどちらのタイプか?”分析し、オフシーズンの練習を有意義なものするように準備をします。

🥎 自分の”現在地”を確認する

野球は試合の中で自分の成長を実感することが難しいスポーツで、ヒットを打てたか?相手を抑えられたか?守備でエラーをしたか? は相手次第である部分も大きいです。
そのため、”自分を測る物差し”を必要な要素を計測し数値化することで可視化し現在地を確認します。
 (計測項目 例)
      30m走、遠投、柔軟性、球速、背筋力、垂直跳び、
      ベンチプレス、体重、体脂肪率…
まず現在の数値を計測し、それを踏まえて春までにどのくらい数値を上げるのか?を設定します。その上で練習メニューを決め取り組みますが、月1回等定期的に数値を計測し成長度合いを測ることで日々の練習へのモチベーションが保ちやすくなります。

🥎 どんな選手になりたいか?をプランニングする

チームとしての選手構成もありますが、特にこの時期はそれぞれの選手が
 ● この期間に、何をどうしたいのか?
 ● どんな選手になりたいのか?
を明確し、スケールアップした選手になるためのプランを設定し具体的な練習内容への落とし込みをします。あくまで個人練習の内容です。

🥎 自分の強み・弱みを理解する

スケールアップした選手になるためのプラン設定は、自分の強み・弱みを把握し強化するポイント明確にすることが重要になります。
         強みを伸ばすことに注力するのか?
         弱みをなくすことに注力するのか?

この方向を定めることで、オフシーズンの時間の使い方が決まっていきます。

🥎 できるだけ具体的に落とし込む

オフシーズンの練習は、大まかに出なく具体的な練習方法まで決めていきます。
 (投手の場合 例)  ● 球速を上げるための練習
            ● コントロールを高めるための練習            
 (打者の場合 例)  ● 飛距離を出すための練習
            ● ミート率を高めるための練習
 (守備の場合 例)  ● ゴロの捕球の練習
            ● フライの捕球の練習
できる限り細かく、日々の練習メニューで落とし込めると良いです。

※ ”課題がわからない””改善方法が見つからない”場合

自分で課題・改善方法を定めることができない場合は、
 ● 監督・選手間で課題を出し合ってもらう
 ● 同じ課題に取り組む他投手の練習と合わせて進める
という方法でまずは練習を進め、その中で自分が良いと思う方法が見つかればそちらに取り組むようにします。

🥎 オフシーズンの練習のポイント

◉ 数をこなす練習を行なう

シーズンの練習時間ではなかなか時間が取れない”数をこなす””数をこなすことで体で動きを覚える”練習をするのには、非常に良いシーズンになります。
    打撃…ティバッティング、トスバッティング、ペッパー
    守備…ノック、アメリカンノック
    (投手の投球は、肩・肘の負担が大きいので数多くはしない)
特に守備は練習をすればするほど上達するものなので、この時期に重点に行なう価値があります。

◉ 高負荷のトレーニングを行なう

高校生は、ある程度運動神経は出来上がり体も成長しているため、高負荷のトレーニングを継続して行なうことはオフシーズンでは有効になります。

冬は試合がないため、ウエイトトレーニングなど高負荷で鍛えて身体のキレが一時的に悪くなっても問題ありません。
ただし、がむしゃらに頑張り練習が激しくなると体への負担が増えケガのリスクが高くなるので注意が必要です。
              ※ 特にランニングでの疲労骨折に注意。

※ シーズンが近くなったら
シーズンインの2~3週前からは負荷を抑えたトレーニングにし、ダッシュ系のトレーニングを入れオフシーズンに鍛えられた体がスムーズに動くようにしていきます。

◉ 何か一つ、全力で練習する

すべての練習を100%のモチベーションで行なうことを継続するのはなかなか難しいことなので、モチベーション維持の方法として 何か1つのメニューを決めてそれは全力で行なう という方法は有効な方法です。

練習では様々なメニューを行ないますが、その中で1つだけ決めてそのメニューは全力で行なうことをしばらく継続していきます。
これによる効果は、
 ● そのメニューによる自分の成長を実感することができる。
 ● 練習すること・継続することの意味を改めて理解することができる。
 ● モチベーションが保たれ、他のメニューにも取り組む意欲が出る。
となります。

ポイントは、”何が何でもやりきろうとして自分を追い込んでしまわないこと”です。あくまで自分が可能とする範囲で行ないます。

◉ 普段行なわないスポーツをしてみる

シーズン中は野球ばかりしているので、オフシーズンでは気分転換も兼ねて
違うスポーツをすると運動神経を高め普段使わない筋肉に刺激を与えることができます。
 (例)サッカー・バスケットボール・バドミントン・器械体操 等


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