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ショップオーナーのリアルな想いを、より多くの人へ届けるために──「ECのカクシゴト」プロジェクトのGood Vibes Ownership

BASEグループは、「Payment to the People, Power to the People.」というミッションのもと、多様なメンバーが連携し、個人やスモールチームのエンパワーメントに取り組んでいます。
「Good Vibes Ownership」は、BASEグループの多様な人々が、お互いの「違い」を理解・尊重し、目線を合わせて協力しながら、より高い目標に向かう雰囲気(Good Vibes)と工夫(Ownership)を紹介するコンテンツです。

今回は、ネットショップ作成サービス「BASE」の公式YouTube チャンネル「ECのカクシゴト ーひとり開業の裏側ー(https://www.youtube.com/@sub_baseec/」の制作プロジェクトに携わる、3名のメンバーにお話を伺いました。


はじめに

「ECのカクシゴトーひとり開業の裏側ー」とは?
「ECのカクシゴト ーひとり開業の裏側ー」(以下、「ECのカクシゴト」)は、「いつかネットショップを始めてみたい」「物販に興味はあるけれど、まだ準備は進んでいない」など、ネットショップ開設に興味があるけれどまだ始められていない方々に向けて、2025年6月に始動したYouTubeチャンネルです。毎週多様な「BASE」ご利用のショップオーナーをご紹介し、2026年5月には再生数400万回を突破。2026年6月より新コーナー「ショップオーナーしか知らない話」もスタートしました。

立場の異なる多くのメンバーが一つのチームとして協力しあい、毎週さまざまなショップオーナーを取材し、ショップオーナーの想いや生き方を発信しています。

プロフィール
BASE株式会社
宮内 典子(BASE事業部 マーケター、プロジェクトの企画担当)
田辺 宏美(BASE事業部 デザイナー・制作ディレクター、プロジェクトの進行・品質管理担当)
原田 遥(BASE事業部 マーケター、社内外コミュニケーション・進行サポート担当)

左から田辺、宮内、原田。3名が中心となり、社内外のさまざまなメンバーを巻き込みながら、一つのチームとして多様なショップオーナーの「想い」を動画にし、多くの人に届けています。

インタビュー

ここからは、対話形式でコンテンツをお届けします。

多様な視点が交わる現場で、それぞれが背負う役割

──まずは、みなさんのプロジェクトでの役割と、特に難しかったことを教えてください。

宮内(企画担当):立ち上げ当初は、出演いただくショップオーナーの出演調整を主に担当していましたが、現在は企画・実行の担当者として、ショップオーナーの出演調整から、動画で取り上げるテーマの企画、公開後のサムネイルやタイトルといったパッケージングまでを担当しています。

動画本編は、前任の担当者やプロジェクトメンバーとともに、クオリティとスピード感を両立できる型をつくることができました。一方で、公開時のサムネイルやタイトル付けなど、動画全体を通してどんなメッセージングに落とし込むか、ナレッジにはまらない新しいパターンが常に出てきます。多種多様なショップオーナーがいるなかで、「誰に届けたいか」「何を大切にするか」をブラさずに保ち続けることが、いつも難しいところです。

田辺(進行・品質管理):私は撮影から編集、納品までを責任領域として、進行と品質を管理しています。制作会社との連携や業務委託メンバーのアサイン・調整、納品データの管理などですね。前の工程にも後の工程にもつながる立場なので、「いかに手戻りなく、タイムリーに動くか」を常に意識しています。

編集は、工程として公開の手前にあるぶん、決まった公開日に必ず間に合わせる責任が大きいんです。いちばんの難所は関係者のレビューで、動画が9割くらい完成したところで、制作に関わる多くの関係者のフィードバックをとりまとめることです。それまでの工程で企画の意図を正しく反映し、品質を担保できた状態にしておく必要があります。

原田(社内外コミュニケーション・進行サポート):私はショップオーナーと社内の担当部署をつなぐ窓口として、メールでのやり取りや日程・情報の集約、動画のアップロード、企画担当への引き継ぎなどを担当しています。常に制作は複数同時並行で、多いときは10本以上並行して動いていることもあります。それに伴って、ショップオーナーとのやり取りはさらに多くなります。たくさんのタスクが同時に動いていますが、企画や動画を1つずつていねいに見ないと判断が難しい場合もあるので、進行も気が抜けません。

(左から:田辺、原田、宮内)

背中を預け合い、難所は仕組みの改善で乗り越える「ワンチーム」

──多くの関係者が関わるなか、毎週欠かさずに動画公開し続けるのは大変なことだと思います。その難しさをどのように乗り越えてきたのでしょうか?

田辺:関係者レビューでは、企画や撮影の早い段階では気づけなかったことも、フィードバックとして集まってきます。それらを取りまとめて「どうすれば早く、正確に公開できるか」を設計し、得られた学びはチームのマニュアルやフローに反映して、次に活かしていく。そうやって、精度を上げ続けています。

──プロジェクトチーム特有の空気感はありますか?

田辺:プロジェクトメンバーとは、お互いの背中を預け合うような関係で回している感覚がありますね。プロジェクト全体で「ミスを個人のせいにせず、仕組みで解決する」という考え方を大事にしていると思います。もし間違えても、誰かを責めるのではなく、次は抜けないようにどうするか、チームとしての改善策を一緒に考える。

原田:すべての関係者の根っこに、「みんないいものを作ろうとしている」という共通の意識があって、抜けてしまいそうなところは、チーム全体で一つずつケアし合っている感覚があります。田辺の話にもあった通り、プロジェクト全体で仕組み化や効率化を進めたおかげで、対応件数は増えても、抜け漏れは減っています。立ち上げメンバーが運用の土台をドキュメントで整えてくれていて、誰がいつ何をするのか、フローが明確に整理されていました。最初の土台がしっかりあったからこそ、運用しながら改善を繰り返し、毎週欠かさずに発信を続けてこられたと思います。

──仕組みが整ってきたことで、仕事の仕方や意識も変わりましたか?

宮内:立ち上げのころは、毎週の動画公開を継続することに全リソースを注いでいましたが、前任の担当者がそれぞれの役割を分担・分業する仕組みを整えてくれたことで、「どうすればもっと多くの人に届くか」「どうすればもっと良くなるか」という改善に集中できるようになりました。公開後も、視聴者の反応を見ながら、サムネイルやタイトルを変えてみたり、細かく振り返りながら、より多くの人にショップオーナーの想いが届くよう、改善をおこなっています。

──ショップオーナーの想いを届けるために、細かく改善を繰り返してこられたのですね。

宮内:社内だけでなく、社外の制作会社や業務委託のみなさまとの間でも「いいものを作ろう」という意識が浸透しているのも、このチームの強みだと思います。制作会社の方から「BASEは特に細部まで、いろんな角度からフィードバックがある」と言われることもあって。多くの関係者がこだわりを強く持っているからこそ、クオリティを担保できているのかなと思います。

(左から:宮内、原田、田辺)

ショップオーナーの想いや生き方に寄り添い、生まれたもの

──多くのショップオーナーを取材されてきたと思いますが、印象に残っているエピソードはありますか?

宮内:副業として、「BASE」を利用してショップを運営されていたあるショップオーナーを取材したのですが、動画公開後に反響が大きくあって、その後も私たちの取り組みにご協力いただいていたんです。もともとモノづくりが好きでショップ運営に集中されることを目指されていたのですが、数ヶ月後、ご本人から「ショップ運営を本業にすることになりました」とご連絡をいただきました。ショップオーナーの目標をご支援できたことは、とてもうれしかったですね。

──それはうれしいですね。

宮内:深く関わって一緒に一つのものを作り、その後もずっとつながって、ショップとしての成長を一緒に見守ることができるのは、このプロジェクトのよさだと思いますし、個人・スモールチームを支援する「BASE」ならではのやりがいだと思っています。私たちが大切にしているのは、まずはショップオーナーのことを第一に考えて動くこと。飾らず、脚色せず、リアルな姿を届ける。そのうえで「『BASE』にしか作れない面白さ」を追いかけています。

田辺:私が特に印象的だったのは、あるショップオーナーが動画公開後もSNSで何度も動画に関する投稿をしてくださって、「人生の転機になった出演だった」と発信してくださったことです。作り手として、涙が出るほどうれしい瞬間でした。

原田:私は基本的にメールでのやり取りが中心で、ショップオーナーと直接お会いする機会は多くありません。それでも、公開後にお送りするお礼メールへの返信で、「実のある機会になりました」と書いていただけることが多くあります。

過去に出演いただいたオーナーをお招きする会も開いたのですが、そのときにはじめてショップオーナーのみなさまと対面し、将来の展望などを直接お聞きすることができました。表からは見えない仕事ですが、ショップオーナーの想いを一緒に届けられていることを強く実感し、やりがいを感じます

──ショップオーナーのみなさまからも、チャンネルへの反響が広がっているんですね。

宮内:出演打診のメールでも「毎週見てます」「出演したいと思っていたので、うれしいです」とお返事をいただけることが増えました。別の施策でショップオーナーのみなさまが集まるイベントに取材に行ったときにも、何人もの方から「いつも見ています」と声をかけていただいたり、視聴者の方からは「私もこういうことをやってみたい」「私も頑張ろうと思います」というコメントもいただきます。

これまではショップオーナーの1日に密着する形式でコンテンツを作り続けてきましたが、多くのショップオーナーのみなさまの想いや生き方に触れたからこそ、1つの形態にこだわらず、新しい企画での発信も試していきたいと思っています。多様なショップオーナーのみなさまの姿をさまざまな角度で発信することで、多くの方の夢に寄り添い、エンパワーメントできるようなコンテンツにしていけたらと思います。

(左から:原田、宮内、田辺)

おわりに

多くの関係者が一つになって、ショップオーナー一人ひとりの想いや人生に向き合い、より多くの人に届くよう改善し続ける、「ECのカクシゴト」。まさに「BASE」のFoundationである「We are All Owners」を体現するような、"Good Vibes"なプロジェクトでした。
この記事が、さまざまな場所で"Good Vibes"を生み出すきっかけになれば幸いです。

(※本記事の内容は、2026年5月時点の取材に基づいています。)