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こころの天気図 梅雨の時期になると

移ろう空と、重なる季節

心には、生涯を通じて一枚の天気図が広がっている
若い頃のそれは、鮮やかな藍色の夜に黄金の星が弾けるような、輝かしい野心に満ちている

二十代の春そして夏、新しい環境へ飛び込む高揚感は、眩い太陽のようだ
しかし、若さゆえの鋭さは、時に突発的な雷雨を呼び、激しい雨に打たれるような挫折も味わう
その揺らぎこそが、瑞々しい感性の証でもあった

三十代、人生の秋を迎えると、天気図には厚い灰色の雲が垂れ込める日が増えてくる
責任や現実という名の冷たい雨が降り続くこともあるだろう
だけど、この絵が教えてくれるのは、雨雲のすぐ隣には常に「虹」の兆しがあるということ
降りしきる雨の中で足元を見つめる時期を経て、ようやく、悲しみと喜びが背中合わせであることを知る

四十代、五十代と季節が巡るにつれ、心の空は単一色の空間がもうのぞけないくらいな
激しい嵐も、静かな陽光も、長く停滞する梅雨の季節も、すべてが混ざり合い、深いグラデーションを描き出す

今の自分がどの季節にいても、かつての太陽がどこかで光り、未来の虹がすでにそばにあることに気づく
年代を重ねるごとに増える心の色彩は、迷い傷ついた季節さえも、人生という名の壮大な芸術の一部へと変えていく


見つけてくれてありがとうございました

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