30秒12億円!世界で一番高いCMから広告を考える
世界で一番広告費が高いと言われている「スーパーボウル」
BudweiserやLay'sといった老舗ブランドから
OpenAIやAnthropicといったAI企業までが広告出稿した2026年のスーパーボウルのCMから
広告やPRの取り組みアイデアを考えてみます
1万文字を超える長文になってしまったので、
ちゃちゃっと読みたい人は、Xでまとめていますので
そちらをご覧ください
Xはこちら
留意事項
個人的な解釈も含まれていますので、異論は大歓迎です。
歴史的な文脈を理解していないと分かりづらいポイントもあるので、デスクリサーチで補っています。事実と異なる点があれば、是非ご指摘ください。
スーパーボウルとは
スーパーボウルはアメリカンフットボールリーグ「NFL」のチャンピオンを決める試合です。(日本のプロ野球で言うと日本シリーズ)
毎年2月上旬の日曜日に開催、1試合でチャンピオンが決まる試合です。(リーグ戦の後にトーナメントで勝ち上がった2チームの戦い)
アメリカでは、40-50%の視聴率で、紅白歌合戦の瞬間最高視聴率よりも高い水準です。
色んなバックグラウンドの人がいるアメリカという国の特性を考えると、驚異的な数字です。
世界200ヶ国以上で生中継されていて、TVとストリーミングを合わせると1.8億人が視聴していると言われています。
この驚異的な規模が、30秒800万ドル(約12億円)という価格になっていて
その影響力と、価格から、各社かなり力の入れた広告キャンペーンを展開する場になっています。
広告業界ではカンヌライオンズも、今の広告キャンペーンを知る場になっていますが、アメリカ市場が中心とは言え、このお祭りと、そこを活用した広告キャンペーンは見逃せません。
ここからは、いくつかの切り口と
そこには該当しないけど、興味深かった広告を紹介します。
事前知識として、
スーパーボウル用に作られた広告キャンペーンでも
事前に公開されていることが多くあり
スーパーボウル当日までに色々なことが起きていたりします。
その背景も理解して見ると、ただの映像ではなくて
各社のマーケティング戦略が見えてくると思います。
対決構造
日本では、広告キャンペーンのなかで、競合との対立構造を明確にするものは、そこまで多くなく、
アメリカならではの広告キャンペーンと言えるんじゃないでしょうか
Anthropic v.s. OpenAI
Anthropicは、OpenAI出身者が作った会社ですし、知名度もOpenAIの方が大きいのですが、あえて、この順番で解説していきます。
Anthropicとは:
ChatGPTと競合するClaudeを展開。2021年OpenAIの研究担当副社長や元従業員7名によって設立。
OpenAIとは:
|ChatGPTや画像を生成するDALL-E、動画を生成するSora、音声認識のWhisper、コード生成のCodexなどを提供する、現在のAIブームを牽引する主要な組織。
イーロン・マスクが立ち上げメンバーの一人だったり、Microsoftやディズニーが出資している。2015年創業。
Anthropic|Ads are coming to AI. But not to Claude. キャンペーン
2本放映されたうちの一本目は
「Can I get a six pack quickly?」
「すぐに腹筋を6つに割ることはできますか?」という質問に
始めは、パーソナライズされた運動プランを提案すると言って、身長や体重を聞いていたが、
途中からインソールの提案や、その割引コードを提示し始める。
呆気に取られる主人公に重ねてキメのキャッチコピー
「Ads are coming to AI. But not to Claude.」
が出てくる。
主人公と対話している人がAIだとは言っていませんが、絶妙な間で回答する様子や、最後に対話していた人が居なくなり、スマホから目を離すシーンで、見ている人には、あれがAIだったとしっかり伝わる表現になっていて、インソールの提案や割引コードを提示するのは広告であると暗に伝えています。
この背景には、2026年1月16日にOpenAIが
無料プランや定価プランに広告を導入する
と発表したことがあります。
AI(ChatGPT)に広告が入るようになるみたいだけど、Claudeには広告が入らない。
と、競合するサービスを暗に差し示すような内容でした。
ちなみにもう一本は
「How can I communicate better with my mom?」
母親とのコミュニケーションに悩む主人公に、
話を聞くことから始めよう、などのテクニックをいくつか教えるも、
最終的には年上の女性とのマッチングサイトを紹介してくる。
生成AIとの対話に広告が入ってきた世界を表現しています。
ちなみに、スーパーボウル当日には、最後のコピーが変更され
「There is a time and place for ads. Your conversations with AI should not be one of them.」
「広告には適した場所と時間がある。AIとの会話は、その1つであってはいけない」
と変わっていました
事前にAnthropicの広告キャンペーンが公開されると、OpenAIのSam Altmanが、このキャンペーンに否定的なコメントを発信したため、修正されたと言われている
(とはいえ、あまり言葉の強さは変わっていない気もするが)
First, the good part of the Anthropic ads: they are funny, and I laughed.
— Sam Altman (@sama) February 4, 2026
But I wonder why Anthropic would go for something so clearly dishonest. Our most important principle for ads says that we won’t do exactly this; we would obviously never run ads in the way Anthropic…
Our most important principle for ads says that we won’t do exactly this; we would obviously never run ads in the way Anthropic depicts them. We are not stupid and we know our users would reject that.
(Anthropicが描いたような方法で広告を掲載しない。ユーザーがそれを拒否することを知っているから)
OpenAI|You Can Just Build Things キャンペーン:
一方、OpenAIは、今や誰もが何でも作れる時代になっていることを60秒のYou Can Just Build Things CMで表現しています。
ちなみに訴求サービスはChatGPTではなく、対話でプログラミングしてくれるCodexです。
ピタゴラスイッチのようなものから、ハンダ付けして電子工作したり、プログラミングに必須なLinuxをインストールしたりと、これまでのBuilder(作り手)を示しつつ
チェスやロボットアームなどの、近年のAIを象徴するアイテムが登場。
最終的には、Codexで全て出来ることを示しています。
スーパーボウルという非常に大きな舞台のCMをきっかけに、広告の枠を超えて、企業が自社のスタンスを示していくのは、PR的な視点でも示唆に富んだ内容だと思います。
Pepsi v.s. Coca-Cola
Pepsi|The Choiceキャンペーン
パッと見た瞬間にCoca-Colaとの対立構造が分かるCM
Coca-Colaを象徴するシロクマが、ブラインドテスト(商品を見ないで飲んで選ぶ)で、ペプシを選んでしまい、自分は何者なんだ、と問う。
街をフラフラと歩く中、シロクマにペプシを渡されて、これで良いんだと気付くようなストーリー
最後にはライブ会場でQueenの「I Want To Break Free(自由になりたい)」が流れる中、25年のコールドプレイのライブ中のキスカム(映し出された観客のキスを促す演出)で、アメリカのIT企業CEOと人事幹部の不倫シーンが映し出されたシーンを彷彿とさせる演出で、アメリカらしいウィットに富んだ演出で締めくくられます。
これに対して、Coca-Cola側は、特にリアクションはないようで、ある意味王者の貫禄的なふるまいなのかもしれません。
ノスタルジー(懐かしさ)
クリエイティブとして、昔懐かしいネタをリバイバルさせるのも、国民的コンテンツだからこその方向性です
Genspark
Gensparkとは:
OpenAIやAnthropicとは違い、独自のLLM(Large language model|大規模言語モデル)を持っておらず、様々なLLMを使って複合的なことを実行しています。
資料のように読みやすい出力をしてくれたり、実際に資料(Docs/Slides/Sheetsなど)まで作ってくれることが特徴です。
Genspark: You Take Monday Off!
2つの背景を理解しておくと、このCMの理解が進みます。
1.スーパーボウル後の月曜日
スーパーボウルは必ず日曜日に開催されるので、翌日の月曜日は憂鬱になるものです。日本でも「サザエさん症候群」として、日曜夜の象徴 サザエさんの時間になると憂鬱になると言われています。
(サザエさんを見ると憂鬱になるわけでは、なさそうです)
アメリカの40-50%が見ているので、会社によってはクライアントに
「月曜日の午前中は、うちのスタッフは対応できません」
という会社もあるくらいです。
2.Ferris Bueller's Day Off
1986年の青春コメディ「フェリスはある朝突然に」
学校一の愛されキャラ「フェリス・ビューラー」が、人生を謳歌するために親や学校や警察までを口八丁手八丁で騙して高校をサボり、親友やガールフレンドと共にシカゴの街で最高の一日を満喫する姿を描いた物語です。
ホーム・アローンの、脚本と製作を務めたジョン・ヒューズが監督をしているコンテンツ、と考えるとイメージが付きやすいんじゃないでしょうか
主人公は、Matthew Broderick。「フェリスはある朝突然に」の主演で、サボりの天才の象徴です。
マシューが、「Genspark, give me the day off.」というところから始まります。
そこから、様々な人が眠たそうに仕事をする中、マシューがGensparkに依頼するだけで、どんどんドキュメントが完成していく様子を描いています。
最後にはオフィスに人が居なくなり
「The AI for Work」で締めくくられます。
ちなみに、Gensparkが広告出稿を決めたのはクリスマス・イブ。他社が撤退した枠に入ったそうです。
そこから5週間でCMを完成させるために、AIで脚本を仕上げたそうです。
Independent creative agency Magnetic produced the ad, leveraging AI to generate the script and wrapping filming in one day to meet the tight production timeline.
広告を制作独立系クリエイティブエージェンシーの Magnetic。AI を活用して脚本を生成し、1日で撮影を終えました。
また、「スーパーボウル後の月曜日は休みたい」というストーリーは、GoPuffというスナック・飲料などの即時デリバリーサービスの会社がトム・ブレイディ(アメフト界のレジェンドの1人)を起用して、
「Nobady wants to work the Monday after the biggest game in football」
というメッセージで広告を作り、アメリカNBCの朝のニュース番組「The Today Show」でも取り上げられていました。
GoPuffはスーパーボウルのスポンサーではないので、直接的な表現はできないものの、スーパーボウル2026の放送局のNBCが取り上げるなど、若干のお墨付きを感じます。
企画のリサーチにAIを使っているのであれば、この情報もキーになって企画が作られていたのでは、とも考察します。
Dunkin'
Dunkin'とは:
マサチューセッツに本社を置く、ドーナツチェーン店。日本で言うと、ミスタードーナツがイメージに近いです。日本には1971年に進出するも、ミスタードーナツとの競争に撤退。ちなみに韓国には1994年に進出し、2007年に後から進出してきたミスタードーナツを撤退に追い込むなど、世界的に競合関係にあると言えます。
Dunkin'|Good Will Dunkin'
before the movie, a much better version of good will hunting was made asa a sitcom with a real genius in the lead… and some other actors
このCMは、1997年のグッド・ウィル・ハンティングより前、1995年に作られたパイロット版「Good Will Dunkin'」として公開されました。
ベン・ アフレックがウィル・ハンティング役を演じ、ダンキンドーナツでの注文の合間にショーウィンドウに方程式を走り書きしたり、MUNCHKINS(ミスドでいうのD-ポップ、今はドーナツポップ)をフィボナッチ数列に並べたりと、映画でお馴染みの数学の天才ぶりを披露。
その中で、コーヒーにアイスを入れるシーンが描かれており、
1995年当時、主流ではなかったアイスコーヒーをダンキンがスタンダードにしていった誕生の瞬間を描いています。
ちなみに1995年はダンキンが初めてアイスコーヒーのCMをした年です
ダンキンは、これに合わせて1995年にちなんだ
・199万5千杯分のコーヒー無料配布
・90年代風の限定グッズ発売
また、グッド・ウィル・ハンティングにちなんだ
・数学問題を解いた1名様に、ダンキンドーナツのコーヒーを1年間無料、ベン・アフレックとマット・デイモンのサイン入りコレクターズグッズプレゼント(出題はMIT教授で元NFL選手とコラボ)
のキャンペーンを行っています。
Xfinity
Xfinityとは:
主に家庭向けインターネット・テレビ・モバイル・ホーム電話などを提供している通信サービスです
Xfinity|Jurassic Park... Works
1993年の映画「ジュラシックパーク」を舞台に、システムがやられて、フェンスが壊れ始めてしまう・・・となると
「Xfinityのコードをちゃんと刺してね」
とシステムが復旧!
その後は、ジュラシックパーク内で動画を見たり、ライブ配信したり
快適なジュラシックパークライフを過ごす
テック企業の見せ方
2026年の一つの傾向はIT系、特にAI系のスポンサーが多いことです
既にご紹介したOpenAIやAnthropic、Gensparkの他に
Wixグループからは、WixとBase44
Squarespaceなど。
勿論、GoogleやMeta、Amazon、Salesforceなどの大手IT企業も出稿していました。
(AppleはApple Musicとして、ハーフタイムショーのスポンサー)
各社それぞれのポジションでAIサービスを訴求していたのが興味深いポイントです。
WixとBase44
Wixはイスラエル発のノーコードwebサイト制作ツールで、世界で約3億人が利用していると言われています。
Base44はノーコードアプリ開発ツールで、2025年にWixに買収されました。
スーパーボウル2026では、両ブランドがそれぞれCMを出稿していました。
Wix Harmony|The New Way to Create
Wix Harmonyは、SMB(中小企業)や個人事業主が簡単にwebページを制作できる様子を描いています。
プロンプトを使って生成した後も、サイトを自分でノーコードで修正できるので、ハイクオリティなものを思いのままに作れる機能性を訴求しています
Base44|It's App to You
Base44は、主人公のニーナが予算管理アプリを作成。まさか!と思う同僚たちも、次々にそれぞれが必要なアプリを制作していく。
最後には「オフィスのデートアプリ」を作成して、白い目で見られるので、「犬用のね」と付け足すユーモアも。
ちなみに続編では、ニーナが、デートアプリを作成した人に言い寄られて、フェイクの着信をするアプリを開発する、というシリーズ展開も。
It's App to You(あなた用のアプリ)
は
It's up to You(あなた次第)
とのダブルミーニングです。
Squarespace
Squarespaceはニューヨークを本社に置く企業で、サービスはWixの競合というのが分かりやすいと思います。ですが、スーパーボウル2026のCMはスタンスの違いを明確にするものでした
Squarespace|Unavailable
俳優のエマ・ストーンを起用し、自分の名前のドメイン「emmastone.com」を取得しようとするも、既に誰かに取得されており「Unavailable(利用不可)」と表示される絶望を「誰かに取られる前に自分のドメインを確保しよう」というメッセージと共に、コミカルかつシネマティックに描いています。
ユーザー視点で機能訴求をしている「Wix・Base44」陣営とエモーショナルな演出で情緒的に見せていく「Squarespace」との方向性の違いが明確になるCMでした。
Google Gemini|New Home
エモーショナルさと、機能訴求を両立させようとしたのが、Google GeminiのNew Home
新しい家への引っ越しを控えた母親と息子物語。新しい家の写真を見せながら母親が息子にGeminiを使って、以前の家の家具の写真を使ってレイアウトしてみたり、壁紙の色を変えてみたり、犬のベッドを置いてみたり。
ここまでなら、他の画像生成サービスでも出来そうですが、過去に庭に植えていた植物の写真をGoogleフォトから呼び出すなどGoogleらしい機能も訴求しています。
最後には
「It'll be like our old house?」(前のおうちと同じようになるの?)
という息子の質問に
「It'll be whatever we want it to be」(私たちが望むようになるよ)
と母親が答えるシーンで締めくくられます。
情緒的でありながら、しっかりと機能も訴求する。両軸を兼ね備えたCMでした。
このような情緒的、かつ機能訴求のCMをGoogleを行うのは初めてではなく、2009年の「Parisian Love」は
フランス人女性との恋愛ストーリー・人間ドラマを、Google検索窓と結果、Googleマップだけで表現するCMでした。
Meta: Athletic Intelligence Is Here:
MetaはFacebookやInstagramのSNSの印象が強いと思いますが、
最近は、Ray-BanやOakleyと組み、スマートグラスを展開するなど、リアルな世界にAIを組み込むPhysical AIのカテゴリーを強化しています。
スマートグラス以外にも24時間記録し続けられるの議事録ガジェット、Limitless AIを買収するなど、このカテゴリのに力を入れていることが分かります。
今回のCMでは、Oakley Metaのスマートグラスを題材に
過酷な環境で戦うアスリートがMetaのAIに質問を投げかけるシーンや
バスケットボールの象徴的なシーンをスローモーションビデオで撮影しようとする姿
最後には、Instagramに投稿して!とMetaらしい使い方の展開で締めくくられます。
Ray-Ban Metaのシティライクなポジションとの違いを明確にする演出でした。
Amazon Alexa|Chris Hemsworth thinks Alexa+ is scary good
音声対話のAIとして、先を行っていたはずが最近少し存在感の無かったAlexa
進化したAlexa+の凄さを示すようなCM
「進化したAlexa+が凄すぎて、自分たちを陥れるんじゃないか」
という妄想を起点に、Alexa+が家のことを様々なサービスと連携してできることを
誘導してシャッターに挟もうとするシーンや、プールに閉じ込めようとするシーンなどで、コミカルに訴求。
Salesforce|The Vault
Salesforceといえば、Matthew McConaugheyを起用したCMの印象が強いのですが、今回のコラボ相手は「MrBeast」
YouTubeの登録者数世界1位で、その数 4.7億人!
MrBeast(サブチャンネル)とコラボして、100万ドル(約1.5億円)をかけた謎解きを行うものでした。
クラウド型のCRMサービスから、
AIを軸にしたエージェントサービス「Agentforce」にシフトするなかで
より広く、またエンタープライズだけではなく、若い世代にもにもリーチさせていきたい意向が見えます。
ちなみに、MrBeastへのオファーは
MrBeastが“I know it’s random but someone please let me make your brand’s Super Bowl commercial so I can finally make this idea happen.”(スーパーボウルのCMのアイデアが浮かんだから誰かやらないか)と投げかけ
SalesforceのCEOが、“Very seriously, Jimmy you should really do our Salesforce Super Bowl commercial for 2026!” と投じたのが始まりのようです。
I've been sitting on an amazing Super Bowl commercial idea for years. I know it’s random but someone please let me make your brand's Super Bowl commercial so I can finally make this idea happen 🙏🏻
— MrBeast (@MrBeast) December 29, 2025
@MrBeast Very seriously, Jimmy you should really do our Salesforce Super Bowl commercial for 2026! What’s the craziest thing you can dream up for the biggest stage on earth? I know we could do something great together! Thank you for being a great customer, and happy 2026! 👍
— Marc Benioff (@Benioff) January 1, 2026
デリバリーサービス
フードデリバリーサービスも三者三様の企画で各社の戦略が見て伺えました
Uber Eats|Hungry for the Truth
Matthew McConaugheyが言う、
フットボールは食べ物を売るための大きな策略なのか?
・QBが走ることを、スクランブルという。これはスクランブルエッグなのか
・ゴールポストはフォークをモチーフにしている(中の部分を折って)
・選手の名前も、◯◯ハムとか食べ物の名前
・パンケーキブロック、という名前もそう
・プロフットボールの殿堂のカタチもジューサー
などとフットボールの闇を暴きつつ
最後には、
You son of a … Burgers!
として、
When Football Makes you hungry.(フットボールがあなたのお腹を空かせるなら)
Uber Eats!
というストーリーに
(おそらく)みんな気付いていなかったフットボールと食べ物の関係について、コミカルに描いていくCM
途中に挟まれるCherry-picking(自分に有利な情報だけを抜き取るいいとこ取りのこと)も、ストーリーの中で良い皮肉として使われている
Grubhub|The Feest
Uber Eatsのまさに競合のフードデリバリーサービス。
裕福そうな人たちが豪勢な食事を楽しむ
コースの最後は・・・フィーが登場
すると、「アレルギーが・・・」などと言って拒否する人たち
でも
Grubhub will eat the fees.
の一言で盛り上がる人たち
50ドル以上で、フィーゼロ、というサービスにフォーカスして訴求したCM
ちなみにタイトルの「The Feest」は
「ご馳走(Feast)」と「手数料(Fees)」をかけた造語。
Instacart|Bananas
レトロフューチャーな世界観のなか、
「インスタカートなら、バナナを熟れ具合で選べる!」
というシンプルなサービスを訴求するCM
他にもなにか狙いがあるんじゃないかと思いつつも・・・
その他、見逃せない広告
Dove|This Game Is Ours
カンヌライオンズでも、頻繁にフォーカスされるDove
スーパーボウルの場でも、DoveらしいCM
冒頭で
1 in 2 girls who quit sports are criticized for their body type.
(スポーツを辞める少女の2人に1人は、体型を批判されている)
から始まり
スポーツをする女の子が見た目ではなく、自分の体でなにができるか、に焦点が当たるように、というメッセージのCMです。
2024年、2025年と一貫したメッセージで、ブランドの姿勢が感じられます。
Pokemon|What's Your Favorite?
ポケモン30周年企画として、世界中のポケモン好き著名人が、自分の好きなポケモンについて語るCM
Lady Gagaは、好きなjigglypuffと一緒に歌うシーンや
Trevor Noahは、Psyduck
BLACKPINKのJisooは、Eevee
Charles Leclercは、Arcanine
FCバルセロナのLamine Yamalは、Zygarde
Maitreyi Ramakrishnanは、Luxray
Young Mikoは、Gengar
と、それぞれのお気に入りのポケモンの特徴を紹介。
非常に贅沢なCMになっていた。
映画
スーパーボウルは映画のプロモーションが多いもの特徴
