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ニューヨーク・シカゴの旅 - その 5-1 (ブルックリン橋、チャイナタウンそして SOHO を歩く)

歩いて橋を渡る

 ニューヨーク滞在5日目、この日は先日ワールド・トレードセンターの展望台から見て気になっていた吊り橋を渡ることからスタートする。そこはブルックリン橋と言い、マンハッタンの南端から東に向けてブルックリンに架けられた橋である。

ワールド・トレード・センターの展望台から見た東の眺め
黄色い円で囲まれた部分がブルックリン橋

 ブルックリン橋の開通は1883年、ロンドンのタワーブリッジの開通が1894年、また現在の石造りの日本橋の開通が1911年なので、それらよりも古いかなり歴史のある橋である。そんなこともあり、ここもニューヨークの観光地として、多くの観光客で賑わっていた。

ブルックリン橋の風景


ローストダック

 ブルックリン橋を後にし、そこから少し歩いてチャイナタウンへと向かう。

ニューヨークのチャイナタウン

 ホテルを出発する前は、『チャイナタウンでお粥を食べよう』と思っていたが、歩いていると、気になった店のディスプレイに吊り下がっているロースト・ダックが美味しそうに見えた。また、ロースト・ダックなんて日本ではなかなかお目にかかることができない。そこで、その店に入ってローストダックを注文した。
 ロンドンでもそうだったが、ここニューヨークのダックは北京ダックのように皮だけを食べるのでなく、その下の筋肉質の身も食べるスタイルだった。

ローストダック
- チャイナタウンではお茶がフリーで提供されていた


SOHO で “お洒落な街とは?” を考える

 チャイナタウンを後にし、近くのSOHOまで歩く。
 はじめ、この街に足を踏み入れて、この街にはスタイリッシュさが街に馴染んでいるような錯覚に陥った。だが、僕はイギリスに住んでいたこともあり、ロンドンのノッティングヒルやサウスケンジントンにも何度か訪れたことがある。そのため、すぐに自分が持ったその印象がくだらない錯覚だという事に気づいた。

SOHOで遭遇したドラマか何かのロケ現場

 そしてしばらくこの街を歩いていると、「今、日比谷で話題のニューヨークっぽいカフェ・レストランをご紹介します」という中身が空っぽなナレーションが頭に浮かんできた。これはおそらく、誰もが YouTube や情報誌で似たようなフレーズを聞くか目にしたことがあると思う。
 きっとあぁいうナレーターが紹介する “ニューヨーク” って暗に SOHO をモデルにしてるんだろう。そう考えると彼ら、彼女らは気軽にニューヨークを口にするが、きっと実際に歩いたことはないんだろうなぁとも感じた。なぜなら、ニューヨークという大都市は気軽に “ニューヨーク・スタイル” という一言で片付けられるほどこじんまりとした街ではないからだ。
 それは「日本って電化製品やビデオゲームが有名だよな」というイメージを持つ人たちが、そのイメージを利用して家電量販店に “Kyoto” と名づけるのと同じくらいの乱暴さを僕に印象付ける。
 僕は今後、「ニューヨーク風の」や「ニューヨークみたいな」と聞いた時は、その部分を無視して、紹介された内容のみに焦点を当てて見定めることに決めた。

バルセロナで見つけた家電量販店

 僕は SOHO を後にし、この日前半の目的地であるグッゲン・ハイム・ミュージアムへと向かった。

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