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全国1000万人の糖尿病・糖尿病予備軍の諸兄諸姉

 糖尿の症状が悪化し、しんどい状況が続き、その状態から抜け出す覚悟を決め戦いをはじめる。毎日毎日変化の少ない食生活。ご飯一膳分をお粥にし、それを三食に分けて食べる。煮込んだ野菜中心のメニュー。脂質も膵臓に負担をかけるから極力抑える。膵臓の術明けから5カ月。気持ちよく食べられたことから随分と負担をかけていた。
 夏場に悪化した糖尿の症状を是正するため意識を高く持ちはじめ6週間。ある日ある時、唐突に躰が楽になる。躰が軽くなる。無理が効くようになる。体重の減少が止まる。24:00就寝、06:00起床。2時間おきに起きてトイレに行くという呪縛からの解放。
「あゝ……これなのだ。これがわたしの躰なのだ ! !」
快感______。躰から糖質と過剰な水分が抜けきった、文字通り生まれ変わったかのような体感。
 医者に頼らずにやり切った達成感。
ワイングラスのような集中力は断熱ガラス、防弾ガラスのように力強さを増し、感性は無駄に研ぎあげた鉞のようにキレッキレッ、目がかすみ、パソコンやモニターに向き合うことすら地獄だった日々からの解放。

本稿は、そんな男の脱出迄の戦いの日々を描いたノンフィクションである。

さて、この時期になると夏場に上がったHbA1cに苦労し、辛い思いをされている糖尿病・糖尿病予備軍の方が多いのではないでしょうか。

糖尿病の場合、夏場に発症悪化する傾向が強いことで知られている症例でもあるようですが、かく云うわたしもこの夏は糖尿症状の悪化に苦しんだ一人であります。

 では何故夏場に糖尿症状が悪化するのかと申しますと、既にわたしが改めて書くまでも無いのですが、ペットボトル症候群なんていう言葉でも知られている通り、夏場の暑さに堪えかねて、加糖炭酸飲料や"スッキリ"するアルコール飲料などに手が伸びやすくなり、結果体内の糖質、HbA1cが上昇することによる~と云われておりますね。

わたしも糖尿の症状とは彼是7~8年の付き合いになりますことから、食生活であり、シーズナリティーによる接種品目のコントロールはして来たのですが、今年の夏はキツかった。
この原稿ではこの辺のことと、では、どうやって元に戻したのかということをツラツラと書いてみたいと思うわけであります。同じ病気、症状をお持ちの方は、参考にして頂ければ有難い次第です。
同病相哀れむと申しますものね♬

先ずわたしの場合の糖尿症状の悪化ですが誘発原因は以下の因子が挙げられます。

◆果物の多量摂取(メロン・スイカ・ブドウ・桃・プラム)中でも、糖尿の症状を抱えている方にとってブドウの摂取過多はヤバいのです。ブドウ自体のカロリーは低めなのですが、糖質は高めです。従いまして、通常の食事を摂取した後のデザートで、巨峰をひと房食べるなどの行為は絶対に避けなければなりません。

 次にメロンですが、これもカロリーは低めなのですが、糖質はけして低いとは云えず、可食部分100gあたり9.9グラムと云われていますから、角砂糖1個4gと比較すると、角砂糖2.5個を食べていることになります。わたしの場合、メロンは原則「半喰い」ですから、500g、即ち、一度に角砂糖12.5個を食べ、更に、ブドウの摂取を通じて角砂糖8個ほどを摂取していた計算になります。

これが6月以降9月の前半まで続いたわけですから、そりゃぁ血糖値も上がって当然です。この間のHbA1cをしっかりと計っていないことから定かではないのですが、これまでの糖尿症状から体感的にHbA1cは13~15ぐらいまでは上がっていたでしょう。

もちろん、民間療法の一つでもありますが「リンゴ酢」「レモン果汁」と炭酸水を朝晩飲むということもしていたものの、薬を飲みながら悪いものを食べているわけですから、効果は限定的です。

多分、8月後半から9月にかけてHbA1cを計っていたら「あんた死ぬよ!! ハイ入院」というレベルだったでしょう。今こうして、この原稿を書けていますから、幸いそうは為らず、その危機は脱したということを感じて頂けるのでしょうが、次からは期間中に生じた症状についてご紹介しましょう。

①口渇症状
兎に角口の中が渇き、躰が水分を欲求する

②倦怠感
躰がだるく動くことがしんどくなり全身を倦怠感が押し包む

③食後の睡眠欲求
食後すぐに眠たくなり、起きていられなくなる

④体重の著しい減少
脚、腕の筋肉からこそげ落ち、日ごと体重が落ちる

⑤頻尿
概ね二時間おきにはトイレに入る

⑥睡眠の不調
概ね二時間おきに目が覚める

⑦目の霞
目がかすみ、凡てがぼやけて見える

⑧腎臓の不調
背中側、腰から少し上の腎臓に圧痛を覚える

⑨心臓の不調
不整脈が顕著となり、心臓が痛くなるという感覚に襲われる

⑩足の甲と足の裏の痺れと感覚の無痛化
足の甲は常にシビレタ感じが付き纏い、足指の付け根の感覚が無くなり無痛化する

この状況から、入院もせず、インスリン注射もせず、生活習慣の改善だけで元に戻せるようになったのですから中々やるでしょ ? 簡単には逝かないのであります(笑)

ただし、この状況のままもしもわたしが放置していたとするのなら、確実に多臓器不全からの心不全、良くて人工透析、悪くて死に至るというところだったでしょう。

 では、ここからは、どの様に復活したかを記してゆきましょう。

◆食事のルーティン

①毎食20~30分前にトマトジュース100ccを炭酸水100ccで割りリンゴ酢10~15ccを加えたものを飲む

②朝晩は"五分粥"を基本とし、毎食時主菜としてラタトゥイユを食べ、副菜として肉魚料理を摂る。ふりかけや高菜、明太子は適宜。過食に注意。

③昼食は炭水化物中心となるが、ラタトゥイユは可能な限り必須とし、炭水化物の摂取量を調整する。

④間食は基本的にしないが、夜間小腹の空いたときのために「おでん」を小分けにして冷凍し、それを食べるようにする。おでん種は、ゆで卵、大根、ニンジン、コンニャク、シラタキ、シイタケ、がんもどき、練り物一種。練り物は糖質が含まれているので多用しない。
あとは無糖のヨーグルト。

◆運動のルーティン
①筋トレとスクワット、まぁ、可能であればランニング

◆飲料水の摂取
①トマトジュースの炭酸割りリンゴ酢仕立て
②炭酸水のリンゴ酢・レモン果汁仕立て
③無糖コーヒー
④無糖紅茶
⑤グレープフルーツジュース1日200ccまでを炭酸水で割り2度ほど。

◆果物
グレープフルーツを二日に一度ほど半玉
ブドウ一日6粒程度まで
梨は一週間に1個程度
バナナ三日に1本


注意※HbA1cが高く、糖尿の症状が①から⑩に示した様に出ている場合、上記に示したような食生活を送っていると一週間ぐらいで「低血糖」の症状が出ることがある。
初期症状としては、視野狭窄、めまい、動悸、冷や汗、痙攣、意識障害と混濁だ。
「あれ……なんか変だ」と感じたら、直ぐにチョコレートをはじめとする糖質を補給できるように準備しておくことをお勧めする。わたしの場合は、常にチョコレートは常備している。

付記※ラタトゥイユの作り方だが、オリーブオイル大さじ3杯、粒ニンニク10粒ほどを軽く炒め、赤ワイン200ccを煮沸しアルコールを飛ばす。そこに下茹でした大根、ニンジン、ゴボウなどを入れ、次に茄子、玉ねぎ、ズッキーニ、かぼちゃ、サツマイモ、ブロッコリー、パプリカ、ピーマン、凡そ野菜はなんでも入れることが可能だ。
 トマトジュース200ccまたはトマトピューレ。そしてフレッシュトマト中玉2玉をカットして入れて煮込む。わたしの場合は最後に「トマトケチャップ」とリンゴ酢で味を調える。粒胡椒も忘れずに。

この食生活を続けられれば……概ね1カ月で症状の改善はみられるでしょう。ただしHbA1cの値にもよるので一概には云えませんね。
わたしの場合は症状改善まで6週間ほどかかりました。

 多分、今のHbA1cは8pぐらいまで落ちているでしょう。

因みに私の場合はアルコールを一切飲まないタイプですから、まだ糖質と水分を躰から抜きやすかったのですが、ビールなどを飲まれる方はもう一段強めなコントロールが必要になるでしょう。

それから大事なことですが、徹底的に躰をアルカリ性に保つこと。リンゴ酢やレモンジュースなどの摂取は確実に躰をアルカリ性にしてくれます。糖尿の悪化原因の一つは躰の酸性化です。
糖尿になるとケトン体三体という物質が体内生成されるのですが、これは躰が酸性であることが大きな要因の一つでもあります。
これを抑止するには躰をアルカリ性に保つこと。
その為には便通も重要です。定期的な便通を維持しましょう。


さていかがだったでしょうか。
書くまでも無いことですが、これはあくまでも私の場合ということです。
あれっと思ったら、まずは病院でシッカリ検査を受け、お医者様の指導を受け、生活習慣の見直しから始めてみましょう。

糖尿との付き合いが長くなってくると、意識さえ高く保てればコントロールは可能な病気が糖尿病でもあります。だから生活習慣病と云われるのですね。
今年は特に暑かったので、果物とアイスを過剰摂取。さすがにね加糖の炭酸飲料は殆ど飲まなくなっていたのですが、果物とアイス(笑) アホですわwww

体重も一時62キロまで落ちたのですが、今では63.5キロ。65キロまで戻すのが目標。兎に角、躰から余分な糖質と余分な水分を抜くこと。そして定期的な便通。

糖尿を抱えていたり、その心配を抱えている皆さんの参考になれば幸甚です。

みんなで長生きいたしましょう(笑)♬

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