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マイハートハードピンチ

”占いの話”

3年半前に、友人達ととある占い師さんを訪ねました。
その時の思い出し記録。

当時25歳のぼくら。
仕事のこととか恋愛のこととか悩みは尽きず、いつもみんなで慰め合い鼓舞しながら過ごしていました。
そんな中、友人が職場の人から占い師を紹介してもらったという話を聞いて、
その場のノリで、人生経験として行ってみよう!って感じで決まったものでした。

総勢5人で押しかけ、更に全員の占いを全員が後ろで一緒に聞きながらリアクションするという、どう考えても奇妙な光景。
占い師さんも、これはちょっと異例ですねと言いながら苦笑していました。
しかし我々というのはあまりにも長い時間を共有してきており、友人の前で精神的に裸になることなど最早恥ずかしくもないような距離感のため、平然とそういうことをやってのけるんですねえ。
少なくともぼくはそういう感覚。

ちなみに占いに対するぼくのスタンスとしては、
心底信じているということも無く、年に2回のしいたけ占いを読んで一喜一憂したり、なんとなく生活の指標にしてみたり、信じる気持ちに期待をしながら、エンタメの一環のような楽しみ方をしています。

人というものは古くから、自分の人生や他人の人生を見つめたいものなんだなあと思います。
もちろん政治や宗教面から生まれたものでもあり、それも興味深い。
それが今でも存在しているということは、皆何か存在しないものの力を借りたい気持ちってあるよなあと思います。
ぼくも例外ではなく。
スピって楽しいし。

そんな感じで行った占いの場。
友人達が占われている話を聞いていると、なんとまあ驚くほど当たる当たる!
自分の知り得る友人のその時の状況やマインド、パーソナルな部分が、あれよあれよと言い当てられていました。
話を聞いている当人よりも、周りの友人達が何度も驚愕の声を上げたりして。

人間というのは自分の深いところを知られているとわかった瞬間、その相手のことを無意識に信用に値すると判断してしまうのでしょうか。
ちょっと怖いけど、その場の全員がすごい勢いでその占い師を信用し、入れ込む雰囲気になっていきました。

当時のぼくは、ぼんやりと契約社員をしながらぼんやりと生きていました。
恋愛面では、同僚と交際に至るもうまくいかずもうまくいくともなく、なんとなくその人のことを恋愛的な意味で愛する事ができず関係を終わらせたばかり。
何にせよぼんやりと、なーんかおもしろいことが起きないかな~と思いながら暮らしていました。

そして出た占いの結果、占い師さんの一言目は
「過去の恋愛を引きずりすぎ。長すぎる。」
ぼく、絶句。
後ろの友人達、大爆笑。

当時録音していた音源を聞くと、ソファをバンバン叩いて爆笑している音が入っている。
失礼過ぎる。

まあそりゃそれだけ笑われるくらいには当たっていました。
実際にぼくは、当時既に2年程経っていた恋愛を引きずり続けていたのです。

そして未来の結果としては、
「もう1回騙されてから良い相手に会うよ」との事でした。

当時の結果は完全に忘れていたけれど、
実際その直後に始まった恋愛でぼくは、人生においてもかなり失敗なんじゃないかと、誰がみてもよろしくない結果を残す事になった経験をしてしまいました。
「騙される」という言葉が正しいかはわからないけど、まあタロットで出た内容としては”当たった”と感じられる。今思うと。

という事はつまり、
次に出会う人とはうまくいくかもしれないってこと!?
本当に!?信じてみてもいい!?

現実的かどうかは置いておいても、その言葉を信じることで変わるものもあるだろうなと今は感じています。
この言葉を思い出したということは、これから出会う人のことを”この人とは一生を過ごせるかも”という自分の気持ち以外の何かを信じて接する事ができるかもしれないですからね。
自分が感じる不安を、タロットという無機物や占い師という他人の言葉が拭ってくれることもあるかもしれない。

「まずはその過去の恋愛から脱却することができないと進まない」
とも言われていたのですが、
正直それから3年半経った今でも脱却できている気がしないので、まあうまくいくかどうかは……結局自分次第ということで……。
5年経ってるのにね、どうかしていますね本当に。

占いの中では他に
「全てにおいて、夢を見るとか、未来に向かって突き進むとかっていうエネルギーが無い」とも言われていました。
当時の自分の状況とか気持ちを詳しくは思い出せないけれど、これは今も全然変わってないんじゃ無いかなと思います。
3年半の間ずっとそうだった訳ではないのだろうけど、少なくとも今のぼくはまたここに居るなあと思います。
人生、巡り巡っている……。

なぜ今3年半前の占いを思い出す事になったかというと、また今月友人達と同じ占い師さんを訪ねようという話になったからです。

心身不調で会社をクビになって己を見失っている今、自分や友人以外の、何かこうこの世に存在しない力みたいなもののせいにしたい、縋りたい気持ちがかなり強い。
クビになった時は厄年の年齢とか調べてしまいました。
全然厄年でもなんでも無かったのですが。

当時も今も、占いの結果に傾倒したり心酔したりすることは無いと思いますが、
ちょっとばかり何かの力を借りて、改めて自分を見つめてみたいなと思っています。

友人とその場を共有できるというのも大きいですね。
ぼくが何か大きな力をぶち当てられている瞬間を笑ってくれる友人が背後に居てくれるとわかっているので、真摯に臨めます。

というわけで、占いに行った結果についてもまたここに記録しにきたいなと思っております。
その為のイントロダクションとしてここに記事を置いておきます。
29歳のぼくは一体どんな結果を叩き出すのでしょう!
乞うご期待。


マイハートハードピンチ/相対性理論

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