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東京路地紀行 80 足立区千住 ~ドンツキの路地~

この辺りの路地は、奥に大きめの墓地の敷地があるので、どの路をいっても行き止まり、つまりドンツキになっている。
そんなドンツキの路地を覗いてみた。

歩いていくと路地を横断しかけていた猫が立ちどまり、こちらを見る。そのあとは関心なさそうにアパートの階段下へと入っていった。

猫ドンツキ

次のドンツキには防火用水と思われるコンクリート製のふるい容器。上に支柱というか、掘り出された境界石のような石の柱が乗せられて、容器からは雑草のようなものが生えていた。よくある植木鉢代わりに使われているのだろう。それにしてもこの石柱はなんなのだろうか?

防火用水ドンツキ

次はよくみかけるレトロアパート、室外に置かれた洗濯機、そして自転車の組み合わせ。このような古いアパートに住むには交通手段として自転車は必須アイテム。生活するには洗濯機も必須アイテム、でも古いアパートになるほど室内に洗濯機を置く場所が確保できない、下手すると共同便所、風呂なしならばそもそも水回りがないとかなので、外に置かれることがしばしばある。
ただここはドンツキではない。奥を左へ曲がれそうだ。

室外洗濯機ドンツキ(ではない)

こちらはドンツキ。正面奥に街灯、その後ろに万年塀、そしてさらに背後は墓地。一見すると路が続いているようにきれいに舗装され直しているのだが墓地に遮られた墓地ドンツキ。

墓地ドンツキ

そして古びた街灯。まだ明るいのにすでに灯りがともされている。それも白色ではなく、黄色、褪せた黄色。経年変化感がこれまた佳き良き。

街灯ドンツキ

最後はドンツキではないが、道端でみかけたマルダイ味噌の缶を植木鉢にした味噌缶園芸。オレンジの基礎に明るい黄緑色の葉。低く横に広がる縞状の葉と上にのびる低木の葉。組み合わせも色合いもおもしろく、一種の生け花かもしれない。それは路上生け花というジャンル。



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