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名付けの魔法

見えている世界が
心の映し絵であるなら

呼び名だけを書き換えてみる
見えない光を見るために

古びた車は 銀の馬車
食卓の椅子は 清らかな玉座

使い古したカバンさえ
宝石を散りばめて
光で織った 宝物容れに

「少し、バカンスへ」
そう呟いて 街へ踏み出す

確かな形などない
この表れのなかで
言葉をレディのように整えて

この胸に刻まれる
熱い鼓動を
そっと愛として受け取る

12時を過ぎても
魔法の解けない
シンデレラの瞳で



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