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aoisora374
名付けの魔法
見えている世界が
心の映し絵であるなら
呼び名だけを書き換えてみる
見えない光を見るために
古びた車は 銀の馬車
食卓の椅子は 清らかな玉座
使い古したカバンさえ
宝石を散りばめて
光で織った 宝物容れに
「少し、バカンスへ」
そう呟いて 街へ踏み出す
確かな形などない
この表れのなかで
言葉をレディのように整えて
この胸に刻まれる
熱い鼓動を
そっと愛として受け取る
12時を過ぎても
魔法の解けない
シンデレラの瞳で
