予想しなかった事が起きる、ロンドンーパリの2時ユーロスター
旅の出発で、言葉を失った瞬間
実は、このパリ、ベルリンへの旅、始まりからいろいろあった。
キュルキュルキュルと画像を引き戻すと…そもそもトラブルは家を出る時から、始まっていた。予約していたタクシーが来なかったのだ。ダーリンに任せていたタクシーオーダー。このタクシー、待ちに待って、もう1時間近く予定していた"家を出たかった時間"を過ぎても来ない。事務所に電話しても誰も出ない。どういう事ですか、コレ?わたしが、Uberでタクシー呼ぼうよ、と言うても、「いや待つんだ。」と言い張るダーリン。
「よし、もう駄目だ。君のUberでタクシー呼んでくれ」と、しびれを切らせた夫ダーリン。わたしがUberを呼んで、ものの10分で来てくれた。
プゥーーー。冷や汗。ダーリンに嫌味を言いたいところをぐぐっと堪えて、ユーロスターに間に合ったことを、結果オーライとして仕切り直しとした。あぁ、わたしも大人になったな、と思った瞬間だった。奇跡の講座を学んでいて良かった。。。
ところが、ところがだ。
それだけでは、終わらない。夫婦二人の珍道中。海の下を通る高速列車、楽しみにしていたのに……正直、気分の良い体験ではなかった。
問題は、車椅子ユーザーへの対応だった。
私たちの前にいたカップルも車椅子を使っていて、もともとはファーストクラスを予約していたらしい。でも乗車直前、ユーロスターの係員に「車椅子ユーザーはファーストクラスのチケットを購入できない」と言われ、1ランク下のクラスへ変更されてしまった。
そして、その変更先の席が、なんと“私たちの予約席”だった。
つまり、夫が普通の座席に移って乗る予定だったのに、それは叶わず、代わりに車椅子スペースへ移動するように言われた。けれどそのスペースには、座席がない。ただの車椅子固定エリアだ。夫はその2時間、ずっと自分の車椅子のまま。
下半身不随でないわたしたちには、想像が難しいが、車椅子に座ったまま、乗り物に長い間乗り続けるというのは、筋肉が動かない者にとっては、非常に辛い状態なのだそうだ。
しかも、カスタマーサービスの女性に状況を説明したところ、こんな言葉が返ってきた。
「座席に移れるなら、障害を持っていることにはならないわね。」
耳を疑った。えぇ?腹が立つというより、呆れてしまった。
ここでこれ以上話しても、ただ嫌な思い出になるだけだと思って、大人しく引き下がった。でも、後日上位部署のカスタマーサービスには事情を伝えることができた。それがせめてもの救いだった。
同じ車両に車椅子ユーザーが複数いたこともあるし、現場が混乱していたのかもしれない。でも、乗客にそのしわ寄せが来るのは、やっぱり納得できなかった。日本だったらこういう対応、あるだろうか?つい比べてしまった。
苦情のお手紙は、今、Chap GPTの助けを借りながら、書いているところだ。
さて、次回はベルリンに入ってからの、出来事を書いて行こうと思っているが、「またか。。」というような、ベルリンに入る列車の話もある。

