配信ライブ| エリック・ルー Eric Lu Chopin&his Europe International Music Festival 感想
ショパンコンクール本選間近の時期に、エリックさんのライブなんて嬉しい限り。
live 配信が先週なので、ちょっと遅めの感想ですが、、
Chopin and his Europe International Music Festival
06.09.2025
WEDNESDAY 03.09, 7:00 PM
Warsaw Philharmonic Concert Hall
Piano recital
Performers:
Eric Lu
Programme:
Fryderyk Chopin [1810-1849]
Polonaise-Fantasy in A flat major, Op. 61
Sonata in B flat minor, Op. 35
Polonaise in B major, [Op. 71 No. 2] (WN 17)
Sonata in B minor, Op. 58
前々回17th 大会4位入賞のエリックさん,たしか幻ポロも葬送ソナタもプログラムには入っていなかった、と記憶しています(間違えだったらすみません)
以前の記事でも少し触れていますが、エリックさんの演奏はOp.28「24のプレリュード」がお気に入りです。
ショパン以外だとシューベルトもいいですね。
ソナタ2番は別のリサイタルの動画を聞いたことがありましたが、今回の方が音の艶が増していて、より磨きがかかった印象。
第2楽章スケルツォはやや疾走感少なめかな、と思いきや、第3楽章前に長い間をとり、そこから始まった葬送行進曲。
うぅ、重い、沈み込んでいくような感覚。
厳かだったり、絶望だったり、はたまた個人的に一推しヒョクくんのようなどこか希望を感じさせるような表現だったり、ちょっとカーニバル(⁉︎)っぽかったり(すみません表現が不謹慎)
シンプルゆえに個性が際立つ楽章なのかなと感じます。
エリックさんの演奏はそういった感情をも飛び越えて、
虚しさみたいなことを伝えているのでしょうか。
心に痛みが走るような…
いろいろ想像を掻き立てられる演奏でした。
その次、Op.71 ポロネーズは打って変わって明るく軽やかな演奏、ソナタ2番のあとにこの曲調はホッと安心感がもたらされます。
こちら初めて聞いた曲で、こんな軽やかなポロネーズがあるとは知らず。
遺作の比較的やさしめのポロネーズから少しステップアップして弾きたい生徒さんにおすすめしてみたいです。
ソナタの印象が強くて前後しましたが、幻想ポロネーズももちろん深みのある演奏でした。
ファイナリストはみなさん幻ポロを演奏されるわけで、それぞれのバックグラウンドも垣間見えつつ、表現や解釈の相違を聞かせていただけるというのは、今大会の楽しみの一つでもありますね。
こうしてステージに載せることによってまた見えてくることもあるのでしょうし、エリックさんの幻想ポロネーズもまたお聴きできると期待して待ちたいと思います。
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読んでくださりありがとうございます☺︎