わたしらしく、芸術の秋を堪能:出光美術館/朝倉彫塑館
ふと思い立ち、紅葉が楽しめそうな皇居と上野公園付近を散歩したいなと思い、こちらの2カ所を巡って参りました。
都内の街路樹や公園は豊かで四季を感じられるなとつくづく思います…
トプカプ宮殿博物館,出光美術館所蔵:名宝の競演
ご存知でしたでしょうか。
今年は日本とトルコの外交が樹立して100周年の節目だそうです。
両国の友好を記念し、トプカプ宮殿博物館の所蔵品と出光美術館が誇る日本や中国の陶磁の名宝を紹介する展覧会です。

また、出光美術館があるのは帝劇ビル。
個人的に行ってみたかった「帝国劇場」が来年建て替えされるとのことで、
本展がその長期休館前の最後の展覧会という、なんともメモリアルなタイミング。
以前の職場で『トプカプ宮殿』について調べたことがあり非常に興味を持ちました。イスラム美術と宮殿文化に心惹かれるものがあり、今回は少しばかりですがその追体験をすることが出来たのではないかと思います。
*作品画像は全て展覧会公式HPから引用。

意外と小さいサイズ感ですが、ふんだんにルビーやトルコ石で埋め尽くされた至極の逸品。

七宝技術がこんなにも栄えていたとは…可憐で繊細な仕事が宮殿美術をより一層華やかに。

オスマン帝国時代 イズニク 16世紀後半
こちらのタイルはイズニクタイルとも呼ばれます。
偶像崇拝を禁ずるイスラム教は幾何学文様とともに、このような植物文様が発展していったそうです。
前職では本当にこの植物文様たちにいつも助けられていました。仕事の上で欠かせないアイデアの源でした。
均一ではない手描きならではの線と、文様をリピートするとクセのない完璧な柄が現れるので、構図をよく真似たものです…
彫刻だけじゃない見所盛り沢山:朝倉彫塑館
お気に入りスポットの上野公園からほど近く、なぜ今まで行かなかったのだろうと後悔しています…
住宅街にひっそりと佇む朝倉彫塑館。
一歩足を踏み入れると、どこか物語の一場面に出てくるような世界観が待っていました。


お堅い彫刻の展示空間かと思いきや、、、

窓を大きくとり、自然光を上手く取り入れている温かく優しい空間となっていました。

猫がとても好きな訳ではないけど、朝倉文夫氏の猫愛が間近に感じられます。

この建物は1935年に建てられ、朝倉氏自らが設計をした細部までこだわり尽くされています。
自宅とアトリエを備える複合型の建物で、増改築を繰り返しており、意外にも池の庭園まで備わっておりました…‼︎
2001年には建物が国の有形文化財に登録され、2008年には敷地全体が「旧朝倉文夫氏庭園」として国の名勝に指定されています。
建築物としてもかなり魅力的。
屋上にはオリーブの木が植えられており、谷中霊園と上野公園、そして今はスカイツリーの眺望が堪能出来る、なんとも優雅なひとときを過ごせました。
毎年、ありがたいことに紅葉で有名なスポットへ出掛けることが出来ましたが、ふと思い立ち、わたしの定番コースを巡りました。
どこも季節を感じられる樹木があり、都内にも通える場所をつくれたことは嬉しい限りです。
いつも訪れる場所もほんの10分先に行けば、新たなお気に入りスポットと出会えるのだと思います。
またふらっとお散歩してみましょうか。。。

