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ワインの輸入元(インポーター)さんについて思うこと。

ワインを手にする上で、皆さんが気にされることって何でしょうか。
価格?(これはもちろん)
産地?ビンテージ?品種?
色々あると思います。

ではワインの生産から流通に関わっている「人」という視点で見てみると、どうでしょう。

ぱっと思いつくのは「生産者さん」じゃないでしょうか。
どんな人が作ってるワインなのかということはそのワインを決定付けるとっても大きな要素ですものね。

あとは「売り手」もですよね。
どんなところで売られているか。
どんな人がどんなふうに売っているのか。

でも、生産者さんと売り手の間にいる「輸入元さん(インポーターさん)※以下、"インポーターさん"と表記」と答える方はまだまだ少ないんじゃないかなと思います。
今日は私の目線で、この「インポーターさん」についての考え方を綴ってみたいと思います。

※業務連絡※いつも良くしていただいてるインポーターの皆様へ
この文章は私からインポーターさんたちへ向けた「ラブレター」と思っていただけると嬉しいです。(照)

それでは本編へGo!

日本でおいしいワインが飲めるようにしてくれている立役者。

そもそもインポーターさんのお仕事について少し触れてみます。
(私自身はインポーター業に関わっているわけではないので誤りがあったらすみません。ご指摘よろしゅう。)

まずは「おいしいワインを見つけてくること」から始まっていると思います。これがそもそも大変。なんてったってこんなにワインが豊富に飲める国、日本ですから。

そしてそれを日本へ輸入するための交渉。これも大変。
実際に輸入するための各手配。これも大変。
価格の決定。昨今のいろんな事情によりこれもめちゃめちゃ大変。
展示会や試飲会での紹介。体力も使う。
酒販店やレストランへの営業。。。

様々な業務を経て、私のような酒屋のところに情報が届き、その中から各お店やレストランで厳選されたものが店に並び、買ってくれる・飲んでくれる皆さんのもとに届くのです。

つまり!ここ日本で多種多様なワインが飲める・楽しめるための「道作り」をしてくれているのがインポーターさんなのです。

「人となり」が表れているインポーターさんが好き!

各インポーターさんのワインのラインナップにはそれぞれの会社の考え方が反映されていると思っています。

そんな中でも、私が本当に「好きだなぁ」と思うインポーターさんは、その会社で働いている人たちの考えに共感できる部分があるということ。
日本ではまだまだ知られていないけど、こんな美味しいワインがあることを知ってほしい!
こんな真剣にワインを作っている人がいることを知ってほしい!

そんな気持ちが感じられるようなインポーターさん、個人的に大好きです。

「推しインポーター」ができるとワインライフが楽しくなる!

これ、本当にそうなんです。
ワインをくるっと裏返すと、必ず付いている「輸入者」を表記してあるシール。ここを見るのが大好きなんですよね・・・。

美味しいな、と思うワインに出会ったとき、表のラベルだけでなくその裏にあるインポーターさんの名前もぜひ、写真にとっておいてください。
ひとつ、そのインポーターさんの好みのワインに出会えると同じインポーターさんの他のワインでも好みのものに出会える確率がとても高いのです。
(個人的には、この点はより小さなインポーターさんでとくに顕著です。)

「推しインポーター」ができると、ワインのある日常がより楽しくなりますし、ワイン選びの時の道標にもなってくれますよ。

追記:あるインポーターさんの社長さんより
"小さなインポーターは、ほとんど一人(または同じ感覚のスタッフ)がワインを選んでいるので、扱っている同じ方向の(一貫性のある)味わいになる。 契約や、供給能力、効率、利益率などで、ワインを選ぶわけでもないしね。"

とのこと。納得!

ワインをつくるのも、つなぐのも、楽しむのも。
すべては「人」。

なんで今回私がこんなにインポーターさんについて語りたかったかというと、インポーターさんたち自身は、ご自身たちのことを「黒子」と考えている方がとっても多いのです。

生産者さんが主役、飲む方が主役、そして自分たちは裏方、というような認識とでもいうのでしょうか。

でも、酒屋である私の考えはちょっと違います。
生産者さんも、飲んでくれる皆さんも、インポーターさんも、そして私も!みんな「主役」なんです!

生産者さんから私達の食卓まで、ワインが届く流れってまるで「バトンリレー」みたいだなって思うんです。

だって、ワインをつくるのも、それを見つけてその美味しさのバトンを繋いでくれるのも、そしてそれを受け取るのも「人」あってのこと。

そのバトンが途中で落ちちゃったら、日本でこんなに豊かなワイン文化ってないんですよ。

だから、そのバトンを持っている間は、みーんな主役。
だから、生産者さんによって、インポーターさんによって、バトンの色や形や、時には重さが違う。

インポーターさんが、私達にはわからないところで色々なご苦労をしてくれていることも、現地を訪問して生産者さんとワインを飲み交わす夜を楽しんでいることも、全部全部が日本に届くそのバトンの色や風合いに反映されていると思っているんです。

だから、日本に美味しいワインを輸入してくれているインポーターさんをぜひ、心のなかで応援してほしいと思うのです。
イメージは、バトンを持ってめちゃくちゃ一生懸命走ってくれている人を応援しに来てる感じで。「がんばれーー」って。そして、「ありがとーーー!!」って。

レストランで、食卓で、1本のワインを開けるシーンで
そんないろんな人達の愛が込められているものがこのワインなんだって思えたら。
それって素敵なことじゃないでしょうか。

素敵な仕事をしてくれている愛するインポーターさんたち、今日もありがとう!

さ、今日もうんまぃチャコリを飲もうっと!

最後まで読んでくれてありがとうございます!
ではではまたね!
Agur!(アグール!バスク語で「バイバイ」!)

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