外国人が大丈夫な人
こんにちは
毎日が国際交流な早乙女彩です。
いやー楽しいっすわ。
申し訳ないけど楽しい!
日々いそいそしながら、借りてきた本を片手に、ボソボソとインドネシア語を学ぶ私に向かってJKの娘が一言。
「お母さん生き生きしてるよね。そろそろ私に実習生紹介してよ」
ハイハイわかりましたよ。ただ、実習生達も仕事が始まって毎日朝は早くて、慣れない寒さに耐えながら頑張ってるからね。せっかくの休みの日はゆっくりしたいだろうからさ。
「今日は友達との約束キャンセルして暇なの!紹介してよ!」
ハイハイわかりましたよ。あなたが家にいる事は殆ど無いからね。わかったわかった。
その日はちょうど実習生の一人Aに用事があったので、ついでに娘に会ってくれるか聞くと了承してくれた。
「ハイ!面接の時にビデオ流してクレマシタ。ワタシも会いたいデス」
ヤダわ、覚えてくれてたのね。
Aとの用事が済んだ後、RとCにも来て貰って若者大集合で、私一人が平均年齢を大幅に上げていたw
娘がインドネシア語で「サヤ リリー」と挨拶して、A、R、Cもそれぞれ自己紹介した。Rが「面接のトキ、リリーさん「バイバーイ」してマシタ」と、自撮りしながら陽気に手を振る娘の真似をした。
R、あなた号泣してたけどちゃんと見てたのねw
私が3人に向かって「ディア マニスでしょー」と言うと、
(マニスとはインドネシア語で「甘い」とか「かわいい」という意味があって、ハンバーグ師匠の「あまーい」と似た感じのノリもあるらしい)
それに対して3人が顔を合わせて、
「リリーさんキャンティック。インドネシア語でキレイという意味デス」
やった〜!!
ヨカッタね。毎日の顔面作りが功を奏したねw
私は顔と若さでは娘に負けてるけど、インドネシア語では負けないからね。
「アク ビサ ビチャラ バハサ インドネシア セドキット」
(私はインドネシア語を少し話せます)
目力込めて話すと、そんな私に娘からのツッコミ
「お母さんなんでそんなにドヤ顔なのw」
なんか知らないけどドヤ顔になっちゃうのよ。
もうね、顔で喋るしかないって思ったら自然とドヤ顔になっちゃうのw
なんかさ、インドネシア語を学ぶのって面白いんだよね。英語はさ、今ではもう喋れる人は喋れるし、自慢できるものでもないじゃない。特に娘の友達なんかはさ、普通にネイティブペラペラヨロシクな人が多いから、そんな中で中学生英語を話すのは恥ずかしいみたいなのよ。だけどさ、インドネシア語なら誰も喋れないしわからないから、発音がどうとか、文法がどうとか、間違ってても恥ずかしくも何とも無いんだよね。だからさ、学んでても凄く楽しいんだよね。
それから私達は5人で近くを散歩したんだけど、一番年上のAが丁寧に娘にインドネシア語を教えてた。
「Aさんセンセイみたいデスネー」
ってRとCから言われてたけど、娘も娘で「Aは巻き舌ハンパなくて、Lの発音とか厳しかった」って言ってたw
Aの厳しい指導と、Rの軽いノリと、Cの静かな指摘に、娘が覚えたてのインドネシア語と英語を組み合わせて、「アヨー ペルギ、レッツゴー!」と言うと、3人ともなるほどといった顔をした。Rが「リリーさんそうデス。アヨー ペルギはレッツゴーデス」と言っているのを見て、若者特有の一体感が生まれた感じがした。私はその光景を微笑ましく見ていた。
帰宅してからも娘は、
「インドネシア語楽しいわー、喋れると嬉しいよね。でもさ、思ってたより実習生達が日本語上手だったのにはビックリした。しかも偉いよね、休みの日もさ、オンラインで日本語習ったりしてさ、意欲的でいいよね。私も頑張らないとって思った」
そうだね、いい刺激になったよね。
ひとまず、娘が実習生達を好意的に迎えてくれて良かった。正直、外国人が苦手な人って結構いる。今の若者だと昔より比率は減っていると思うけど、私の世代だとまだまだ偏見とか差別的な人は残っている。実際に私の友達にもそういう人が何人かいて、「怖い」「苦手」という言葉を超えて、汚い表現で蔑んだりもする。そういうのを聞くと、悲しいと思うと同時に、今後はお付き合いを減らしていきたいなと思うのが正直な気持ちだったりする。今まで友達でいてくれてありがとう、今後は上部だけの付き合いで結構です、みたいな。
と、なんだか重い話になっちゃってすみません 汗
そんな感じで、娘にも実習生達を紹介して、すっかりインドネシアかぶれになってしまった私達親子。特に娘の方が何かの魔力にかかったのか、
「お母さん、私は英語はもういい、英語はもう喋れなくてもいいわ。これからはインドネシア語を喋れるようになりたい。私には先生が3人もいるから春までには間に合うよね?」
「え?それって?」
「うん。インドネシアへ海外ボランティアに行く。お母さん、30万用意しといてね。絶対に行くから」
「え?本気?」
「本気だよ。私には体力しか無いからさ。逆に体力さえあれば行けるって言ってたじゃん。あとはインドネシア語を習得すればいいだけ。あー楽しみー、楽しみ楽しみ楽しみー♪」
うん、その体力と度胸と「外国人が大丈夫
なこと」は極めて貴重な性質だと思ってるよ。
30万ね、お母さんに任せときな!(大丈夫なのか…汗)
それにしても、インドネシアの若者(ちょっと輩系)と日本のギャルを引き連れた私の姿は、周りからはまるで東南アジアの女マフィアみたいに見えていたのかもしれないと、今更ながら思うのだった…
