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手の込んだおかずじゃなくても、大丈夫。はじめてのお弁当、ふたりで作った朝

生まれて初めて、子どもにお弁当を作った。

料理があまり得意でないわたしは、自分用のお弁当すら、ほとんど作ったことがなかった。そんなわたしに、ついに「子どもにお弁当を持たせる日」がやってきた。幼稚園が始まり、お弁当が必要な日が訪れたのだ。

好き嫌いの多い娘ちゃん。何を入れたら食べてくれるのだろう?
初めてのお弁当って、どれくらいの量がちょうどいいの?

いろいろ悩んだけれど、園からの「お弁当の量は少なめでお願いします」というお知らせを見て、まずは控えめに作ってみることにした。
娘ちゃんが「これだけは絶対食べてくれる」と信頼しているアンパンマンポテト。あとはプチトマトと、小さなおにぎりを入れることに決めた。

「こんなお弁当でいいのかな……?」
「もっと手の込んだものを作ってあげた方がいいのでは……?」
そんな思いもよぎったけれど、それよりも大事なのは、"自宅とは違う場所で、お弁当をちゃんと食べきること"。
見栄えやおかずの種類は後回しでいい。
まずは「お弁当を全部食べられた!」という自信を、娘ちゃんに持って帰ってきてもらいたい。そして、お弁当の時間が「たのしい」「うれしい」と思える、そんな経験になってほしい。

今朝は、お弁当作りのために、いつもより早起き。わたしのアラームで一緒に目が覚めた娘ちゃんに「今からお弁当作るけど、一緒に作る?」と聞いてみたら、ノリノリで「つくる!」とお返事。
アンパンマンポテトのキャラクターを一緒に選んで、プチトマトを洗ってヘタをとって、おにぎりも一緒ににぎった。最初から最後まで、ふたりで作り上げた初めてのお弁当が、こちら。

SNSで見かけるような色鮮やかで品数の多いお弁当に比べたら、質素に見えるかもしれない。でもこれは、娘ちゃんにとっての初めての、特別なお弁当
娘ちゃんは、「せんせいに、おべんとういっしょにつくったよーって、おしえてあげるの!」と、ウキウキで登園していった。

初めてのお弁当。ちゃんと食べられるかな。
お昼の時間が、楽しい思い出になりますように。


~後日談~

この日作ったお弁当は、しっかり全部平らげて帰ってきた。「ぜんぶ、ひとりでたべたの!」と、報告付きで。みんなで楽しくお弁当が食べられたみたいでよかった。

翌日は、お弁当ではなく給食の日。「おかあさん、きょうもいっしょにおべんとうつくる!」とやる気満々で起きてきた娘ちゃん。「今日は給食の日なんやで~」と伝えると「え~おかあさんのおべんとうがいい~」と駄々をこねた。

お弁当の心配を無事に通過したと思えば、次は給食の心配。心配事は、なかなか尽きない(笑)



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