【#うみステ EP3】10月5日生まれが観劇してきた話
1回で処理しきれない情報量だった。
07th Expansion原作ゲームの舞台化シリーズ
皆様どうもこんばんは、彩子です。
今回は2024年2月に上演された、舞台の感想記事をお送りします。

進戯団 夢命クラシックス×07th Expansion vol.9
「うみねこのなく頃に~Stage of the golden Witch~ Episode3」。
同人サークル・07th Expansion(以下07th)原作の同名ゲームを、
進戯団夢命クラシックス(以下クラシックス)によって舞台化された公演の3作目です。
●EP2の感想はこちら。
●EP1のオープニング映像はこちら。
●EP2のオープニング映像はこちら。
YouTubeの期間限定公式無料配信でEP1を観た時、奇しくも劇中で発生した「六軒島大量殺人事件」の日付(10月4日~5日)が自分の誕生日と重なっていた事を知り、続きも気になってそのままEP2から劇場で観劇するようになりました。
※以下ネタバレを含む感想注意。
ファンタジーの存在が更に増えていくEP3
【EP3で見られた新要素など】
●新たな魔女と悪魔が登場
●EP2で変身(擬人化?)して飛び回っていた煉獄の七杭も全員集合
●右代宮家長女・絵羽おばさんの過去
●受け継がれる「魔女ベアトリーチェ」の称号
●終盤に更なるどんでん返しを通り越して、なんだかものすごいところで終わった
今回はEP2までとは打って変わっていきなり推理の世界のやり取りから始まり、
中盤から発生した新たな連続殺人や、これまで明かされていなかった親族の過去を掘り下げながら話を進めていく構成になっていた。
EP1では魔女の姿も推理バトルもなく、魔女が本当にいるのかどうかすらもわからないまま事件が進んでいったのが嘘みたいに、ファンタジーの存在が増えていく。
【なんとなく気になった所など】
●EP1から語られていた、「悪魔の照明」(ないものを証明するのは不可能という考え方)を推理でもフル活用していくけど、なんだか話が進むほど詭弁と屁理屈の応酬に見えてきた。
●数珠繋ぎの密室殺人の解説シーンは、ターンテーブルと段差のあるステージとプロジェクションマッピングを駆使して、テンポよく進めていた。
●推理パートではゲーム実況だけでなく、場外乱闘や痴話喧嘩までし始めた。
→ベアトリーチェが以前にも増して表情豊かでとてもイキイキしていた
●新キャラのロノウェとワルギリアが、なんだか実況・解説兼レフェリーに見えてきた。
●若返った絵羽おばさんことエヴァ・ベアトリーチェは、昔の自分の心の声が独り歩きしたような存在なのだろうか。
→パンフレットの各キャストへのインタビューには「昔の自分と話せるとしたら?」という項目もあった。
●魔女には銃が効かない?
→でもエヴァ・ベアトリーチェが呼び出した兵士(?)は射撃っぽい事をやっていたように見えたし……あれはどういう事だったんだろう。
●島にいる人数は18人で、今回も被害者が6+2+7人出た
●またしても死体で発見される当主・金蔵。
(……もしかして、既に死んでいたりしないか?EP1の時からずっと書斎から出てこなかったよね?)
●今回はなんと、初の碑文の謎解きに成功した生存者も出た!?
●金蔵には愛人の娘が、金蔵の次男・留弗夫には前妻が、そして留弗夫の息子・戦人には妹がいた!?
●戦人の誕生日も判明
その一方で、碑文の謎が人力で解けて、尚且つ事件から生還できる可能性があると示されたのも、重要な手がかりになりそうだ。
EP2とEP3のファンタジー描写について思った事
小説の場合、読み手の想像力次第で無限に真実が作りだせますが、”演劇“はそれを視覚化しなければいけません。
だから我々のやるべきことは、観客の目の前で行われていることが○人であろうと魔法だろうと、
それを【真実】として観てもらうための試行錯誤の連続なのです。
大勢が犠牲になる凄惨な事件の真相を、暴くべきか否か。
ひょっとすると、魔女によるオカルト現象のせいということにして、
真相をそっとしておいた方がいいのかもしれません。
ただ確実なのは、あの日の六軒島で何かが起こり、大勢が死んだということだけです。
EP2であまりにも現実離れしたファンタジー描写を見た時、
「ここは、実際にはどのような状態になっているのかを考えればいいのかな?」
と思ったけど、EP3ではなんというか、
「明らかになっていない所をどう捉えるのか?」
を試されているような気がした。
怪我で目が見えない朱志香や、「南條は他殺」のくだりとか。
ブラウン管テレビが動く仕組みを考えるたとえも、わかるようなわからないような……?
直感や思い付きでなんとなく紐づける事ができても、裏付けをするのが難しい。
EP4も上演決定。今後の展開はどうなる?
うみステは、2024年9月6日からEP4の上演を控えている。
しかも今度は初の前編と後編の二部構成で、全部で8つあるエピソードの前半の終わりにあたるらしい。
残暑厳しい9月に、体力も気力も要る相当な長丁場と見た。今後の展開はどうなるんだろう?
【EP4の展開はどうなるのか予想】
●登場人物が更に増える
●またしても様子の違う大量殺人事件が発生する(おそらく金蔵は死体で発見される)
●これまでとは違う親族の過去や人柄が掘り下げられる(たぶん戦人の妹?)
●千秋楽後にEP5の舞台化が公式発表される
思いつくのはこれくらいだろうか。
幸いな事にチケットは前編・後編共に購入できましたが、今年は年明けから体調不良が何度も続いたりしていたので、EP4は有料配信での視聴も考えております。
●進戯団 夢命クラシックス公式サイトはこちら。
●進戯団 夢命クラシックス公式YouTubeチャンネルはこちら。
余談:どこからどこまでが真実?「螢幕判官 Behind The Screen」
余談ではあるが、EP2のファンタジー描写を見た時、台湾のインディーゲーム「螢幕判官 Behind The Screen」を思い出した。
「あまりにも現実離れしているように見えるけど、実際にはこんな感じだったんじゃないか?」と想像できる妄想交じりの表現をゲームに取り入れ、殺人犯として捕まり報道された男の半生を追体験する内容になっているからだ。
日本語版販売元のCOSEN(賈船)は、コミックマーケットや文学フリマなどの同人即売会イベントに参加したり、ゲーム内映像の日本語吹き替え声優を公募したりと、積極的に活動している。
興味のある方は、こちらもあわせてご覧頂ければ幸いである。
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