見出し画像

"YOU"に惑わされ



西日吸う郵便局を通り過ぎ、5時を知らせるチャイムが鳴り、生暖かい風に吹かれて、君が作った曖昧な味のラーメンが食べたい「夕」


水浸しの午後にも慣れ、一体誰を信じていいか分からなくなってしまった時に限って、いつぞや裏切った人のことを思い出す無香料の「憂」



不言色、あの車のナンバーを覚えたら横断歩道の向こうにいた彼女が消える、ちっちゃなトカゲを追いかけ、薔薇園に迷い込む「遊」


頼れるのは自分だけなんて哀しい現実だった。敵が味方で味方が敵、だけど、ひと匙の砂糖をどうぞ。初めて目が合った気がした「優」


気怠い朝とホログラム、パペットのパラレル・パレード・ファンファーレ、トイカメラみたいな世界、愛screamの自販機は"U"