23歳の私が、まだ会社もないのに「Lallee」と名づけた𓂃*
noteを書き始めてから、自分の考えや、大切にしている思いについては、少しずつ書いてきた。
でも、そういえば一番大切な「Lallee」という名前については、まだちゃんと書いていなかったなと気がついた。
なので今日は、Lalleeが生まれる少し前の話から書いてみようと思う。
「Lallee(ラレ)」の成り立ちを、外に出すのははじめてなので、自分でも若干ワクワクしている。笑
𓂃*
Lallee(ラレ)というその言葉を知ったのは、23歳くらいの頃だった。
フランスのパリジェンヌに憧れて、いろいろな本を読んでいた私が出会った、『お散歩しながらフランス語』という本。
そこで、「遊歩道」という意味の言葉に出会った。
L'allée
フランス語の「allée(道)」に定冠詞がついた「L'allée」。
「私のお気に入りの遊歩道」
当時の私は、その響きと意味が、なんだかとっても気に入った。
「会社を作ったら、この名前にしよう」
そう思った。
その時、まだ会社なんてどこにもない。
カリスマ美容師になるという夢の、2回目の大きな挫折をしたばかり。
次に何の仕事をするかさえも、まだ決まっていない。
それなのに、社名だけは決まった。
今思うと、ずいぶん気が早い。
でも、その頃の私には、ぼんやりと次の人生のイメージがあった。
私は、自分の人生はやっぱり自分で切り拓きたい。
誰かに決められた道ではなく、自分で選んだ道を、自分の足で歩きたい。
でも、だからといって、ずっと全速力で走り続けたいわけでもない。
もう、心身ともに壊れたくない。
もっと自分のことを、大切にしたい。
女性らしい柔らかさも、忘れずに持っていたい。
自分のペースで進みたい。
たまには立ち止まったり
疲れたら、ベンチに座って休みたい。
木の緑や、空の青さを眺めたり、木漏れ日や風の温度を肌で感じたり。
そんなゆとりもほしい。
これからは、そんな人生がいい。
そっと目を閉じるとふわっと見える、そのイメージに一番近かったのが、「遊歩道」だった。
遊歩道は、最短距離で目的地へ向かうためだけの道ではない。
好きなように歩ける。
少し寄り道してもいい。
立ち止まってもいい。
ベンチに座って休んでもいい。
木漏れ日の中を心地よく歩くと、花の香りや鳥のさえずりに気づくこともできる。
私は、そんなあたたかなやさしさに充ちた道を歩くような人生がいいと思った。
だから、会社を作ったらLalleeにしようと決めた。
そして、もう一つ。
「28歳までに起業する」
これも、同じ23歳の頃に決めた。
今思うと、その頃から、ずいぶん先のことまで色々と考え決めていたんだな、と思う。
でも、私の中では、
「28歳になったら会社を作る」
ということだけは、なぜか揺らがなかった。
何をするかより先に。
どんな事業にするかより先に。
ただ、
「自分の会社を持つ」
という未来だけが、先にあった。
私は、これからはそういう生き方をするのだと、心に誓った。
そして5年後。
28歳になった私は、本当に会社を作った。
社名は、もちろんLallee。
23歳の私が、まだ何もない中で決めていた名前だった。
Lalleeラレへの想いは、5年経ってもやっぱり揺らがなかったからだ。
そして、あの頃はまだ知らなかった。
「遊歩道」と名づけたその名前が、16年後の今も、私の人生の続きを一緒に歩いてくれているなんて。
𓂃*
(つづく)
