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【酒飲み必見】「酒は百薬の長」とは本当なのか?お酒のはなし


お酒を飲む人は言う。

「酒は百薬の長だから」と。

「適量の酒はどんな良薬よりも効果がある」
という意味だが、それは本当なのか?


お酒というのはかなり昔から
私たち人間とともに歴史を歩んできた。

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最古の酒といわれる「蜂蜜酒(ミード)」は
農耕が始まる以前から存在していたという。

時代としてはおよそ1万4千年前

狩人がクマなどに荒らされて破損した
蜂の巣にたまっている雨水を飲んだこと
が始まりとされている。


中国では紀元前7000年ころから
醸造酒が作られていたと思われる跡が
見つかっているという。


古代オリエントでは紀元前5400年前に
ワインの跡が見つかったりと

古代から
私たちと共に歴史を歩んできたという

【お酒】

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宗教的な意味合いとしても酒の立場は重要。

儀式の際などに用いられ、
神にささげられ、身を清めるもの
として非常に大切なものであった。


【お酒】は向精神薬のひとつ。

しかし、度が過ぎると様々な病につながる。

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平安時代に宮中医官を務めた「丹波康頼」
が撰述した日本に現存ずる

最古の医学書『医心方』


そこにはこう書かれている

酒というものは、五穀の精でつくったものであるから、
人に有益なことが多いが、又、人を損傷することも多い。
その人の適量を考えて飲むならば、脈を和らげ
邪毒を消して、身体の冷気を除くことが出来る。
もし分量を超えて飲むときは、節度がなくなって
身体の気を弱らせてしまって、精神を侵して気を失う
どのような諸々のものよりも、
酒ほど効験のあらたかなものはないのだから、
つつしんで、度を失しないようにしなければならない。

『医心方 食養篇』丹波康頼原著・粟島行春訳注より引用


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薬膳の世界では【お酒】は
体を温め、リラックスし、気をめぐらせるもの
とされる。

気分を高揚させてくれたり、
中には抗酸化作用を持つもの、
血液サラサラ、抗菌効果
があるといわれる【お酒】もある。

あながち悪いことばかりではない。

むしろ肯定的な印象さえ受ける。

度を越さなければ、だ。



しかし、世のヒトという生き物は
【お酒】を一口飲むとついつい度を越してしまう
性質もあるらしい。

これまでも【お酒】が原因の
混乱や無秩序などというものを
引き起こしてきた。

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酒は善でもあり悪でもある。




現代においては【お酒】がいよいよ
「健康に及ぼす害の方が大きい」のではないか
といわれるようになってきた。

効果としては

・ストレス解消
・コミュニケーションの円滑化
・疲労回復
・食欲増進

などがいわれている。


一方、健康への影響として

・脳を委縮させる
・アルコール依存症
・発がん性(IARC発がん性でグループ1)
・認知症

などがいわれている。


特にアルコール自体に発がん性があり、
口腔がん・咽頭がん・食道がん・肝臓がん・大腸がん
女性には乳がん
の原因になるという。

・・・いよいよ雲行きが怪しくなってきた。

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【少量であれば・・・】

これまでは少量であれば大丈夫。

そう思われてきたが、「少量でもよくない」とされる
酒飲みをノックダウンさせるような研究結果も出てきている。

2008年10月ロイターによると(Wikipediaより)

「適量」と呼ばれている少量の飲酒であっても、
脳の萎縮が起こり、過去の飲酒の影響も残り続ける

つまり、脳の萎縮という面から考えると
飲まないのが一番良い。


痛恨の一撃だ。

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こういわれるともはや言い逃れはできない。


さらに付け加えると、

男性5杯以上、女性4杯以上の過剰の飲酒が
ひと月に1度でもあると、
少量の飲酒でもリスクが上がる。

あぁ、これはまた酒飲みには頭が痛い話である。


今更ながら先日の友人の結婚式で
これ以上飲んでしまったことが悔やまれる。

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結果として

1.全く飲まない
2.少量だけ飲む
3.たまに多く飲む
4.多く飲む

順に危険度が増すということになる。


とはいえ、「完全に禁酒をせよ」とは言わない。


お酒の効能とあなたの体質と
人生における【お酒】の意味合いを考えたうえで

自分の【お酒スタンダード】を決める。


お酒との付き合い方は人それぞれでいい。


世界に完全なる善悪がないように

お酒は善でもあり悪でもあるのだから。



そんなこと言っておきながら、
薬膳酒を作った。

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せいぜい飲み過ぎには気を付けることにしよう。



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綺麗道(きれいどう)


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