五泉で乾杯!近藤酒造さん蔵見学&文福ランチで日本酒三昧
9月のある日、日本酒仲間4人で
五泉市へ小さな旅。
(BGMはNHK「小さな旅」で!)
目的地は、慶応元年(1865年)創業
150年以上の歴史を誇る老舗酒蔵
近藤酒造さんです。
代表銘柄「菅名岳」をはじめ
地元の名水と酒米にこだわり続けてきた蔵。
今もなお五泉の自然とともに酒造りを続けています。
(この辺までは「小さな旅」のイメージで)
実は近藤酒造さん
普段から見学を大々的に募集しているわけではなく
ホームページにも「見学申込みフォーム」はなし。
そんな中、今回はご縁があって
特別に見学させていただけることに。
ヒャッホー。
(あ、ボロが出てきた)
ワクワクしながら五泉へ出発!
新津駅から磐越西線で五泉駅へ。


五泉駅から徒歩6分ほどで近藤酒造に到着!
目印はこの看板。

酒米のおはなし(越淡麗ってすごい)

日本酒を語るうえで欠かせない「酒米」。
近藤酒造さんがメインで使っているのは
新潟生まれの 越淡麗(こしたんれい)。

【綺麗道メモ:越淡麗の特徴】
・粒が大きいから大吟醸向き!
・栽培が大変!
→背が高くて、倒れやすい。病気にも弱い。
・だけど味のふくらみや透明感は最高クラス!
なるほど、酒米も“性格”があるんですね~。

近年の米価上昇の影響で越淡麗も高騰し
大吟醸や吟醸に絞って使うしかないそう。
他のお酒には五百万石を使い分けたり
なんと社員さん自ら田んぼを持って米づくりをしていたり。
酒蔵の情熱、すごい!
蔵見学で一番印象的だったのが「水」の話。
「五泉」という地名はその名の通り
五つの泉が湧き出た土地からきています。
いまも水の美しさで知られ
洗米も蒸しも酒母づくりも
すべての工程の土台にあるのがこの水。
美味しい水が、美味しい酒をつくる。
そんな言葉を体で感じた瞬間でした。

実際に井戸水を試飲させてもらったのですが…
まろやかでスッと喉を通る!
「この水からあの味が生まれるのか〜」と、感動が倍増。
さらに、近藤酒造さんのこだわりは徹底しています。
代表銘柄「菅名岳」には
菅名岳の伏流水をわざわざ汲みに行って
仕込みに使用しているんです。
しかも毎年1月14日には
「寒九の水くみ」と呼ばれる恒例行事も。

雪の中で仕込み水を汲むのですが
この時期の水が「一年で最も澄んでいる」
と言い伝えられているんだそう。
伝統と自然への敬意が一体となった
まさに酒蔵ならではの風景ですよね。
蔵の空気が気持ちいい

この日は仕込み前の時期で
発酵中のもろみは見られなかったものの
蔵の空気感がすごいんです。
長年培われてきた菌たちが
この場を守っているんだろうなぁ…
と想像するだけで胸が熱くなるのがわかります。


歴史ある蔵は、もう存在そのものが神聖。
「場の力」が酒を醸しているって
ホントにあると思うんです。

最近は「生酒」も人気で
フレッシュな香りの商品も増えているそう。
うぅ~飲みたい…!
「美味しんぼ」にも登場した銘酒「越乃鹿六」

会長さんのお話のなかで
思わず前のめりになったのがこのエピソード。
なんと近藤酒造さんの 「越乃鹿六(こしのかろく)」 が
あのグルメ漫画の金字塔
『美味しんぼ』4巻に登場していたんです!
えぇ!?あの美味しんぼですか!!

【綺麗道のマメ情報】
しかも事前の連絡は一切ナシ。
ある日突然、誌面に出てきてびっくりしたんだとか。
その場面は「海の幸に合うお酒とは?」というくだり。
「貝類に合うワインはなかなかない」
と語られるなかで登場したのが鹿六。
山岡さんが勧めます。
「この越乃鹿六とエスカルゴを組み合わせてみてください。」

すると…
ガーリックバターのしつこさが洗い流されて、食べたあとがすっきりする!
それでいてエスカルゴの野趣豊かな味がいっそうクッキリと浮かぶ!
と紹介されていたそうです。
いまや“ペアリング”は広く知られていますが
昭和の時代にそれを示したのはかなり斬新。
まさに日本酒と料理のマリアージュの走りだったわけですね。
そんな歴史的な1ページに名を刻んだ鹿六…。
そんなの・・・
そんなの聞いてるだけで
今すぐ飲みたいじゃないか~!
いざ試飲タイム!
ってことでお待ちかねの試飲。
よっしゃ!
なんと500円で3種類、日本酒を飲み比べ。

この日は
・純米吟醸 越乃鹿六
・秋味 酔星
・普通酒 酔星
をいただきました。
特に「秋味」は新酒を火入れしたあと
秋まで低温熟成させた一本。
旬の味覚との相性バツグン!
お土産にも購入して大正解でした。
甘め、すっきり、余韻ふくらむ…
どれも個性ありで
ついおかわりしたくなるラインナップ。
試飲もできて大満足。
近藤酒造さんありがとうございました。
五泉ランチはボリューム爆発!

蔵見学のあとは、五泉で有名な割烹 文福 さんへ。
ここで出てきたランチがもう豪華すぎ!

お刺身、煮物、焼き物、小鉢にデザートまで。
ひとつひとつ丁寧で、しかも量がすごい。

「これは夜ごはんいらないな…」
と笑い合いながら
お腹も心も満タンになりました。
五泉市 文福さんの紹介ページ↓
五泉、日本酒好きには天国です
水と米と人がつむぐ物語を
肌で感じられる近藤酒造さん。
そして、その余韻を
さらにふくらませてくれる文福ランチ。
最高じゃないか。
五泉の一日
日本酒好きにはたまらない小旅行でした。
10/17開催の「酒と食のマリアージュ体験会」にも参加してみたいな〜。
基本情報
近藤酒造
新潟県五泉市吉沢2丁目3番50号
営業時間 8:00 〜 17:00
TEL 0250-43-3187
ホームページ:https://kondo-shuzo.com/
※蔵見学については直接お問い合わせください。
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