身体は嘘をつかない。ーー閉ざされた扉をノックしたのは、一人の男性の『性エネルギー』だった
昨日、久しぶりに自分を慈しんでみた。
正直、恐怖があった。またあの突っ張るような、焼けるような痛みがくるんじゃないかって。
けれど、ヨニワンドで膣周りをほぐしていくと、私は自分の身体に驚かされることになる。
「……痛くない。」
それどころか、じわじわとゆっくりマッサージしていくうちに、懐かしい感覚が宿り始める。
20代の頃、あんなに私を夢中にさせていた、あの「快感」に近い痺れ。
しばらく冬の寒さでマッサージもサボっていたし、ましてや男性なんてご無沙汰なはずなのに。
なぜ、今?
私の脳裏をよぎったのは、私を「獲物」としてロックオンしている彼の顔だった。
遊び人で、不敵で、圧倒的な性エネルギーを放つ彼。
彼と「性の話」をし、そのエネルギーを意識の片隅で受け取っていただけで、私の凍りついていた膣(ちつ)が、自ら雪解けを始めたということ?
性エネルギーが強いって、本当にすごい。
実際の行為に及ばずとも、ただ意識を向けるだけでこうも鮮やかに身体の変化が起きるなんて。
けれど同時に、私は気づいてしまった。
いくらエネルギーが強い相手が近くにいても、私自身がその存在を「意識」し、そのエネルギーを「受容」できていなければ、きっと何の意味もなかったのだと。
彼という強烈な磁場を、私自身のアンテナがしっかりとキャッチし、自分自身の内側へと招き入れる許可を出した。
その「心の開門」があったからこそ、エネルギーは肉体を書き換える力を持ったのだと思う。
身体は、頭が思う以上に「正直」だ。
「痛いかも」と怯える私の理性を無視して、細胞はすでに彼との「性の共鳴」を予感して、潤い、準備を始めている。
自分自身の聖域を慈しむヨニワンドが、今は心地いい。
恐怖がだんだん、あの頃の快感へと書き換えられようとしている。
