女性長距離ウォーカーのナイトウォーク事情
※ナイトウォークに夜特有の危険があるのは間違いなく、特に女性がひとりで出歩くことには否定的な意見も多いと思います。
本記事もそれを推奨するものではありませんが、リスクを承知のうえで、ひとりで長距離を夜通し歩く自分(29歳女性)の話をします。
「ナイトウォーク」の定義
ここで話題に挙げるのは、主に「長距離コースを夜通し歩く」ときのことです。
時間が夜なら「仕事終わりに1駅分歩いて帰宅する」「帰宅後にウェアに着替えて近所をウォーキングする」も当然ナイトウォークと言えますが、私は活動時間に“深夜”を含むときをこう表現したくなります。
夜通しなら、「オーバーナイトウォーク」と表現するほうがより適切でしょうか。
この手のナイトウォークは、ひとり歩きだと実施頻度は月1回未満、コースは不定です。
ナイトウォークする理由
私の場合は、このあたりが大きな理由です。
ほかに、時間の都合上夜に歩くしかないという方もいらっしゃると思います。
すばらしい朝焼けを見たい
非日常感を味わいたい(深夜早朝の街の静けさを楽しめる)
時間を有効活用できる(始発電車で移動するよりも早い時間に目的地に着けるので、混雑回避&自由時間が増える)
夏の場合は、夜が一番行動しやすい気候である
注意していること
日中と比べて『事故』と『防犯』の両面で危険性が高まるのは言うまでもないことですが、女性の場合、特に後者が気になりますよね。
もちろん、いくら対策しても危険性をゼロにすることはできません。
それでもなるべく安全に楽しみたい、そう考える私が意識していることを6点挙げてみます。
※どれも基本的な内容です。
① ライトをつける
②に沿ったコースの場合はそこまで強力なライトは不要ですが、夜道で存在をアピールすることは双方の身の安全を守るための基本です。
また、夜道でヘッドライトをつけて歩いている女性はめずらしいので、ある種の威嚇にもなるのではないかと思ったり…w
② コース選びを工夫する
・日中に歩いたことがあり、雰囲気がわかる市街地を選ぶ
・なるべく明るい大通りを選び、さらに通りに24時間営業の店舗が多いとなおよい
・歩くコースや時間帯を固定化しない
③ 少しでも嫌な感じがしたらやめる
真夏の夜に山手線一周ウォークを開始したものの、細くて暗い道を通るのでなんとなく雰囲気が良くなく、中断したことがあります。
無理に続けても仕方ないですし、そういう勘は意外と馬鹿にできません。
④ 歩行記録をネット上に公開するなら事後報告
日中でもほぼ事後報告、または時差報告にしています。
⑤ 服装は華美ではなく露出もない、一般的なウォーカースタイル
⑥ イヤホンで音楽を聴くなどはせずに、歩くことに集中する
きちんと周囲に注意することと、真剣に歩いていると人を寄せ付けにくい雰囲気が多少出ます。
徒歩旅で遠征する場合は、実際に歩いてみるまで現地の雰囲気がわからず博打な部分もあります。
ちなみに、何度か歩いて気に入っているコース(都内)は、深夜でもひとりで歩く・自転車に乗る女性をちらほら見かけるようなところです。
また、こちらはまだ夜通しの経験はありませんが、都内だと皇居周回コースも安全そうな印象ですね。
深夜でもまばらにランナーと警備員の方を見かけます。
推奨できないけど、それでも私は歩きたい
どこに不安を感じやすいかは個人の経験に基づいていると思いますが、
私の場合、自然の中で野生動物に遭遇する(未経験)よりも街中で不審者に出会うことのほうが怖いです。
結局のところ、トラブルはいつどんな場面でも起こりうるものなので、その危険性をある程度許容したうえでそれでも歩くことを選択しています。
10代の頃、何度か変質者に出会ったことがあるのは意外と早めの時間帯、人通りのある場所だったりもしますし。
最近だと、とある大会コース試歩で深夜の葛西臨海公園を歩いたとき、正直「ここは普段なら歩きたくないな」と感じましたね。
大会中ならきっと無心で歩きますが、ひとり歩きでひとけがない夜の公園は避けたい。民家やお店がないエリアなので、万が一の際は逃げ場もないなと。
やはりコース選びは重要です。
長距離ウォーカーは男性比率が高く、ひとりで夜通し歩く人を散見します。
一方で、女性のケースは全然見かけません。
以前少し質問を受けたこともあったので、こうして改めて書いてみました。
不安な気持ちを抱えてまで無理に歩く必要はないですし、自分が「楽しい」と思える状況を作れたら自己責任で挑戦するのが良いのかなと思います。
また、「初めての100kmウォークに向けた練習で、徹夜で歩くってどんな感覚か知りたい」という方も見かけます。
その場合は、「オーバーナイトウォーク 練習会」などのキーワードで検索して練習会に参加するのもよさそうです。
ただ、私自身は練習せずに挑戦して半分寝ながらフラフラと歩き、それでも一応完歩できたので、大会本番を練習の機会と考えるのもありだと思います!
