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ガス給湯器の設定温度、何度がおすすめ?電気代とガス代の境界ラインとは



まず結論からいうと、ガス給湯器の設定温度は「38〜40℃」が最も経済的で快適なラインです。
それより高く設定している方は、実は無駄なガス代を払っている可能性が高いです。

また、意外と知られていませんが、給湯器の設定温度と電気代も関係があります。たとえば、給湯温度が高いとシャワー後の浴室乾燥機や換気扇の稼働時間が増え、電気代にまで影響するんです。

本記事では、家庭でできる給湯器の節約術や、電気代との境界ラインを解説しながら、光熱費を年間1万円以上節約できる方法をお伝えします。

ガス給湯器の基本構造と「設定温度」の意味

給湯器は「使う分だけ」水を温めている

ガス給湯器は、水を瞬間的に温めてお湯を出す仕組みになっています。
貯湯式ではないため、使っていない間にガス代がかかることは基本的にありません。

つまり、「設定温度」が高いほど、瞬間的により多くのガスを使うというわけです。

設定温度別・1ヶ月のガス代シミュレーション

以下に、設定温度によるガス使用量の差を、4人家族・一日合計300Lの使用(風呂・洗面・台所)でシミュレーションしてみましょう。
※ 都市ガス(13A)・1㎥あたり単価150円で計算

設定温度を42℃から38℃に下げるだけで、年間約7,200円の節約が可能になります。

高温設定がガス代をムダにしている理由

水で薄めているのに高温にするのは非効率

実際には、多くのご家庭で**「熱すぎるから水で薄めて使う」**という場面がありますよね。
つまり、高温に設定していても、実際に使う温度は40℃以下なのです。

この場合、高い温度に加熱する→水で薄める→温度が下がるという、無駄なプロセスを踏んでいることになります。

配管の熱ロスも増える

給湯温度が高くなると、配管を通る間の「熱ロス」も増加します。
特に冬場の外気温が低い時期は、給湯温度を上げてもその分熱が失われる割合が大きくなり、より多くのガスを使う悪循環になってしまいます。

電気代とガス代の境界ライン:浴室乾燥機・追い焚きの落とし穴

シャワー後の換気時間が増えると電気代が上がる

給湯温度が高いと、シャワー使用後の浴室の湯気が多くなり、換気扇の稼働時間が長くなることがあります。
これにより、1日30分程度だった換気時間が1時間になることも。

換気扇の消費電力は低いとはいえ、浴室乾燥機を兼ねたタイプでは1時間あたり20〜30円の電気代がかかることもあります。これが毎日だと、月に1,000円近くの出費になることも。

追い焚きの回数もガス代に直結

設定温度が高いと、湯船の温度も高めにしがちです。すると、追い焚き回数が増えてしまいガス代が跳ね上がる原因に。

たとえば、1回の追い焚き(2℃上昇)で約5〜10円。これを毎日繰り返せば、月300円〜500円、年間6,000円近い損になります。

【具体策】給湯器でガス代を節約する5つの方法

ここからは、実際にガス給湯器で節約するための具体的なテクニックをご紹介します。

給湯器の設定温度は38〜40℃に固定する

まず、基本の見直し。
「熱ければいい」という考えは捨てて、38℃〜40℃を基準にしましょう。

・冬場:40℃でOK
・夏場:38℃に下げても問題なし

これで、年単位で見たときに大きな節約になります。

シャワーヘッドを節水型に交換する

節水型のシャワーヘッドに交換すれば、水の使用量が20〜40%も削減され、当然ガス代も連動して下がります。

たとえば1分あたり12Lのシャワーを9Lに削減するだけでも、1人10分の使用で30Lの差、家族4人で月3,600Lの削減になります。
これがガス代に換算すると年間4,000円前後の節約効果になります。

給湯器の「ecoモード」を活用する

最近の給湯器には「ecoモード(省エネ運転)」が搭載されています。
これは、無駄に高温加熱を防いだり、必要最低限のガスで加熱をコントロールしてくれる機能です。

ecoモードにするだけで年間1,000円〜2,000円のガス代節約になるケースもあります。

追い焚きは最小限に。できれば「足し湯」で対応

追い焚きはガスの消費が大きいため、使いすぎには要注意です。
なるべく湯温が下がらないうちに入浴するか、足し湯(給湯器からお湯を直接追加)で調整しましょう。

長時間のシャワー使用を避ける

シャワーは給湯器を使い続けるため、5分の延長がそのままガス代アップに直結します。

目安としては、1人10分以内が理想。
家族全員で5分ずつ減らすだけで、月数百円、年間数千円の差になります。

よくある誤解:「設定温度は高いほうが経済的」?

一部では「高温で出して水で薄めた方がすぐ使える」という話も聞きますが、これは給湯器が旧式の「湯沸かし器型」だった場合の考え方です。

最近の機種は、温度調整も早く、省エネ設計なので、直接適温を設定したほうが効率的です。

設定温度以外にも見直したい「ガス節約ポイント」

ガス給湯器以外の使用でも、光熱費に影響を与えるポイントがあります。
• ガスコンロの火力 → 中火以下を基本に
• 保温調理器の活用 → 余熱で調理してガスをカット
• 浴室の断熱 → 浴槽にフタをし、温度低下を防ぐ

こうした小さな積み重ねが、トータルのガス代を抑える鍵になります。

年間でどれくらい節約できるのか?

これまで紹介した方法をフル活用した場合、平均的な家庭(4人)での節約額は以下の通りです。
• 設定温度見直し:〜7,200円
• シャワーヘッド交換:〜4,000円
• 追い焚き削減:〜6,000円
• ecoモード使用:〜2,000円
• シャワー時間削減:〜3,000円

合計:年間22,000円以上の節約も可能!

【まとめ】設定温度を見直すことが、ガス代節約の第一歩

もう一度まとめます。
• ガス給湯器の設定温度は「38〜40℃」がベスト
• 高温設定は水で薄める無駄・ガスの無駄
• シャワー時間・追い焚き・ecoモードを活用すれば、年間2万円以上の節約効果

毎日何気なく使っている給湯器こそ、一番見直す価値のある節約ポイントです。
光熱費の見直しをしたい方は、ぜひ今日からでも設定温度をチェックしてみてください。

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