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天神のど真ん中に「アビスパDAOイノベーションスペース」誕生!CIC Fukuokaと連携するリアル拠点の野望【アビスパDAOゆる深トーク #12】

アビスパDAOラジオ(note版)
アビスパ福岡の新しい共創コミュニティ「アビスパDAO」の活動を通じて、Web3をプロサッカークラブの事業の一つに育てていくチャレンジの様子をお届けしていきます。

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3年目のアビスパDAOが目指す「部活のような」熱狂と若者へのアプローチ

山本: アビスパDAOもいよいよ3シーズン目を迎えているわけですが、神野さんの中で今シーズンのビジョンのようなものはありますか?

神野:3シーズン目は、もっとDAOのメンバーが自分の好きなことや得意なことを活かして活動できるコミュニティにしていきたいなと思っています。

山本: 「自分の得意を活かす」というのは、DAOの理想的な形ですよね。

神野: そうなんです。以前、クロップさんに来ていただいた回でも話したんですが、アビスパにまだ関心を持っていないような若者の方々に、どういう体験をしてほしいか。そこで出てきたキーワードが「ちょっと部活っぽい感じ」でした。

山本: 部活ですか。確かにあの独特の熱量や一体感は、コミュニティの原点かもしれません。

神野: アビスパの試合の時にみんなでフェスみたいなものを企画して、その実行委員会を部活の延長のように楽しんでもらえるような。『アビスパ』きっかけじゃなくて、「そのフェスが楽しそうだから」といったきっかけで参加してほしいんです。

アビスパDAOホワイトペーパーでも
「未来の体験ストーリー」として紹介しています

山本: サッカーが目的ではなく、そのプロセスや体験自体に価値を感じてもらうわけですね。

神野: はい。それをやるには”リアルな場”が欲しいんです。イベント本番はスタジアムが中心ですが、これまではオンラインがベースだった準備のプロセスで、みんなが集まれるリアルな場所が欲しいなと。

山本: オンラインでも活動はできますが、やはり「たまり場」のような物理的な空間があると、一気にプロジェクトの温度感が上がりますもんね。

神野: そうなんです。モデレーターさんとは隔週で定例会をしていますが、たまに私が福岡に居てリアルで集まる場合、福岡市内のアクセスが良い場所で都度レンタルスペースを借りて集まってました。もっと気軽に、日常的に集まれる拠点があると良いな、と感じていたんです。

福岡の新たなランドマーク「ワンビル」に、アビスパDAOの拠点が誕生!

山本: 「場」の重要性については以前からお話しされていましたね。ついに実現しそうなんですか?

神野: はい。実は、天神の一等地にある「ワンビル(ONE FUKUOKA BLDG.)」の中にリアル拠点ができることになりました!

山本: ええっ、ワンビルですか!今、福岡で最も注目されている天神の再開発の目玉じゃないですか。

神野: そのワンビルの中に「CIC(Cambridge Innovation Center)」という、ベンチャーインキュベーション企業のイノベーション拠点があるんです。CICさんはグローバル企業で、国内初拠点は虎ノ門にあるんですが、2025年にワンビルが出来た際、国内2拠点目となる「CIC Fukuoka」がオープンしたんです。

山本: そこにアビスパDAOが入るんですか?

神野: はい。CIC FukuokaとアビスパDAOオフィシャル・パートナー契約を締結し、CIC Fukuokaのスペースを、「アビスパDAOイノベーションスペース supported by CIC Fukuoka」として使えるようになりました。契約主体はアビスパ福岡になりますが、スペース活用の目的はアビスパDAOを中心としたクラブのイノベーション活動の促進です。

山本: CIC Fukuokaにとっても、スポーツ×Web3というイノベーション事例ができるのは非常に魅力的でしょうね。

神野: まさにパートナー締結に至ったポイントはそこなんです。CIC Fukuokaさんはイノベーションを起こすに相応しい「リアルな場」を持っているものの、もっと「イノベーション創出事例」を継続的に生み出したい。我々はアビスパDAOにより継続的な共創活動に取り組んでいるものの、リアルに集まれる活動拠点が欲しい。そこでパートナーとなり双方の強みを持ち寄ろう、ということで利害が一致し、パートナーシップを締結できることになりました。

山本: 素晴らしいですね。しかも単なるオフィスビルの一室ではなく、イノベーション促進のために設計されたリアル空間で活動できるのは、DAOにとって大きな進歩です。

神野: 3シーズン目のDAOにとって、この拠点は最大の武器になるはずです。CIC Fukuokaのコンセプトは「次世代のイノベーション拠点」であり「世界と共創する」こと。これは我々の「みんなで世界に向けて新しいモデルを共創する」という方針と完全に合致しています。

山本: 「世界」というキーワードが共通しているのも、アビスパDAOらしいですね。

イノベーションが起きる条件:偶然の出会いと「バナナ」の精神

神野: 以前、LINEヤフーの安宅和人さんの『「風の谷」という希望』という本を読んで感銘を受けたんですが、そこには「イノベーションが起きるための条件」が分かりやすく表現されているです。まずは空間的な次元で「偶然の出会い」いわゆるセレンディピティが起きる「場」が必要で、次に時間的な次元でその出会いから価値が生み出される「プロセス」を育むことが必要だと。

神野: そうです。場があるだけでもダメで、そこで時を経ながら価値が生まれるプロセスが育まれていく。我々はSMBCさんとのプロジェクトなどを通じて、そのプロセスをコミュニティで回していく実績を積み上げてきました。

山本: 今回のパートナー契約により、「場」と「プロセス」が揃ったことで、いよいよ環境が整ったわけですね。

神野: はい。CIC Fukuokaには、イノベーションを標榜する多くの企業や起業家の方々も集まります。そんな場でアビスパDAOが活動することで、全く新しい出会いが生まれることを期待しています。

山本: 具体的には、どのように活用するイメージをされていますか?

神野: まずは定期的にイベントや会議を開催したいですね。CIC Fukuokaには50人規模のイベントスペースがありますし、より広いカフェ併設のスペースも活用できます。またCIC Fukuokaには、なんとジムもあるので、「選手と一緒に運動しよう」という新しいスタイルの交流イベントを天神のど真ん中でやることも可能ですね。

山本: 天神駅直結なんですよね?福岡の方なら、仕事帰りや買い物ついでにふらっと参加できますね。

神野: あと、似たことがやれると面白いなと思うのが、MIT(マサチューセッツ工科大学)の事例です。学内のカフェではコーヒーやバナナが食べ放題なんですが、その費用は卒業生が負担しているんです。それによって学生が気軽に集まり、時間を共有し、イノベーションが生まれているんです。

※イメージです

山本: それ、DAOでも応用できそうですね。

神野: そうなんです。アビスパDAOメンバーの学生たちが、「アビスパDAOイノベーションスペース supported by CIC Fukuoka」に放課後集まり、週末の試合で実施するイベント企画について議論をしている。その若者のコーヒー代やスイーツ代を大人のメンバーが資金面で支える。そんな構造が作れたら面白いですよね。

山本: 素晴らしい循環ですね。リアルな拠点があることで、これまでの「応援」という枠組みを超えた、新しいコミュニティの形が見えてきました。

2026年、名実ともに「イノベーションDAO」として加速する

神野: 僕が常々イベントで登壇したり交流して感じるのは、「スポーツクラブがWeb3をやっている」という違和感の強さです。

山本: その「違和感」は、対話のきっかけになりますよね。

神野: そうなんです。CIC Fukuokaには、大企業のイノベーション部署からベンチャー起業まで多様な入居者がいますから、もれなくいろんな人と話したい。そこで新しいイノベーションの種が生まれるはずです。アビスパDAOは「サッカーのファンコミュニティではなく、イノベーションを生み出すコミュニティ」を目指すという文脈が、より具現化できます。

山本: トークンの循環モデルというソフト面に加え、リアルなイノベーション拠点というハード面が整う。3年目のアビスパDAOは、より多くの人を巻き込むフェーズに入りますね。

神野: はい。またCIC Fukuokaさん主導でも、エンタメ・クリエイティブ領域で新しいイノベーションを生み出そうと動いているので、我々もそこに積極的に参加していきたいと思います。

山本: 3年目のスタートとして、これ以上ないワクワクするニュースですね。

神野: ぜひ、山本さんも福岡に来る際は活用してくださいね。DAOメンバーの皆さんからも、この場所を使ってどんな面白いことができるか、どんどんアイデアをいただきたいです。

山本: 承知しました!私も企画出しを頑張ります。まずはこの「アビスパDAOイノベーションスペース supported by CIC Fukuoka」で、このアビスパDAOラジオの現地収録をしましょう。

神野: やりましょう。今年は名実ともに「イノベーションDAO」として、さらに加速していきたいと思います。

山本: ますます楽しみになりますね!ありがとうございました!

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