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精神を病んだギャル、小さな島で感動に出会い、再生した話。

こんにちは、パタコです。


今、わたしは40代のシングルマザーで、
子ども3人と緑豊かな土地で生活しています。


そんな子育て真っ只中のわたしですが、20歳を迎える頃に悩みと葛藤で、とても苦しんだことがありました。


「わたしって何者なの?」
というテーマにぶつかったのです。


最終的に、人生のターニングポイントとなったあの葛藤。


noteで自己紹介を書いた際、とても鮮明に思い出したので、今日はその頃の話しをしてみたいと思います。


最後まで読んでいただけたら嬉しいです🌸

青春時代、そして最新を追う世界へ

時代は安室奈美恵さんが人気絶頂期だった頃のこと。

当時わたしは高校生で、しっかりその流行の波に乗っていました。


厚底ブーツに茶髪、ストレートヘアー。
最新のファッション、音楽はしっかりチェック。


いつも流行を追いかけていた10代でした。


とにかくファッションが好きだった私は、その後アパレル会社に就職しました。


インポートブランドを販売する店員で、場所は銀座でした。


職場の先輩たちはみんなセンスが良く、そして美しく、たくさんの刺激をもらっていました。


ここでも「最新」「流行」は基本中の基本で、
その上で個性を表現するファッションを毎日楽しんでいました。


入社して間もなく先輩が声をかけてくれ、
店舗内のスニーカー担当を任せてくれることになった時はとても嬉しかったです。


在庫チェックやお客様対応などなかなか大変でしたがやりがいもあり、頑張っていたのを覚えています。


でもある時、社の方針が変わり、

・全身を会社の服でコーデすること
・売り上げに応じて給料をきめる歩合制となること

の報告を受けました。

正直、これはとても戸惑いました。
インポートの服は値段が高いのです!
そしてサイズ感がちょっと日本人には合わないのも多い。


「うー、困ったなぁ」とざわつく心。


とはいえ、どうすることも出来ません。
"そうゆうこともあるか..."と思い、対応していました。

水面下で始まっていた、心の揺らぎ


わたしは物心がつく頃からファッションが好きで、雑誌も本もいつもファッションについてのものばかりでした。


その頃よく読んでいたのは光野 桃さんという方が書く、フランスやイタリアで体験した洋服にまつわる本が愛読書。


その光野さんの本を読んで、とても感銘を受けたのが、「フランスやイタリアの女性の、洋服の買い方」でした。


それは気に入った服に出会ったら、数日に渡り何度も試着を重ね、色や後ろ姿も厳しく鏡でチェック。
そして気に入ったら購入する。


というお話しでした。


しかも店員の反応は特に求めておらず、自分が時間をかけチェックし、納得がいったら買う。


これが彼女たちの買い物だということを、読んで知りました。


これにわたしはとても衝撃と感銘を受けました。


自分の体型を熟知していることや、
似合う形や色を知っていること。
何度も確認し、しっかり検討する姿勢。
そして店員の助言は求めてないスッキリ感。


「なるほど!
すっごいステキだし、私もそうでありたいな」
と思いました。


合わせてステキなのが接客です。
日本の接客と全く違い(オーバーに言えばゴマをする的な)、とても潔くてカッコいいなと思ったのです。


その時に、です。

歩合制となると、途端に困ってしまうわたしがいました。


たとえ思っていなくても「似合いますね」と言い、
売り上げを上げたらお給料は上がる。


でもフランス人のように、自分に似合う物を自分で選ぶ、
という世界にシンパシーを感じる自分もいる。


そして本当の買い物って、そうな気がする...


これは困った...。
わたしどうしたらいいんだろう。


不思議なもので、一度そう思ったら、世界って今までと景色が違って見えてくるもの。


実際にそれまで抱いたことのなかった疑問や不安が次から次へと湧いてきました。


お店の服を買うためにはお給料を上げなきゃいけない。
でもウソの接客はしたくない。
とは言えそうするしかない社会。
ん?待って、私ってそんな世界にいたの?
しかもそっちで生きるの?
フランス女性のように生きたいのに?
って言うか、売り上げだけが私の評価なの?
裸の私を誰も見てくれないの?
そもそも裸の私ってこんなにもグラグラなん?


とまぁ、毎日ぐるぐる🌀でした。笑


そうして私はその大きなぐるぐる大波にのまれていき、次第に本当の私が何者なのかも見失っていきました。


外国のハイセンスな服とステキな先輩、洋服に触れるお仕事。
夢にまでみた楽しくて、大好きだった世界の方向性を見失い、深い霧で見えなくなっていく。


もう、どうしていいか、わからない...


大好きだった服も借り物をきているようで、
友達も真から付き合えてるか不安で、
職場の人ともうまく会話ができない。


みんな普通にこの世界を生きてるのに、わたしだけ完全にバランスを崩してしまった...
そしてわたしはふと思ったんです。


「あぁ、わたし、クレイジーになっちゃったんだ...」と。


このままここにいても、わたしはきっと病院送りになるだけだな。

環境を変えなければ...。


と思い立ち、
環境を変えるため、住み慣れた町を離れることにしたのでした。

小さな島で出会えた探してたもの


そして思い巡らせた場所は
温かくて、
海が綺麗で、
小さな島。


この3つのインスピレーションを元に、雑誌などで仕事を探し、新たな地へわたしは飛び立ったのでした。


その新しい場所はコンビニもなく、
唯一ある信号もあまり機能していないような南の島。


ここでわたしは人生が大きく変わることになるのでした。


お化粧も三日目でしなくなり、
ヒールの靴もビーチサンダルに、
服も汗を吸う綿100%になり、
と、あっという間に島の子に変身です。(笑)


「なんて楽なんだー♡」とどんどん軽くなっていく私がいました。


そこでは大自然の中、みんな生き生きと生きていて、飾り気もなく、みんなありのままで。


そんな島人のカラッと生きる姿に、わたしが抱えていた葛藤はいとも簡単に海に消えていきました。


「社会に合わせた私像を私が生きていたから苦しかったんだ」
とポツリつぶやく私。


そう理解した瞬間、固くなっていた心が自然とほぐれていったのでした。

そして夜は真っ暗なこと、
月夜は明るいこと、
星屑という夜空があること、
動植物がカラフルなことなど。


今までの人生で知らなかったことに毎日出会い、感動と発見の連続。


同じ地球の上で、こんなにも違う世界があったなんて!


とたくさんの感動をして、
わたしは「飾らず生きる」ということを学び、
段々と元気を取り戻していきました。


あの頃、歩合制になったのも、
裸になったわたしは価値がある?
売上=わたしという判断なの?


という、悩みと葛藤は苦しかったけど、飛び出した世界でその答えに出会うことが出来たのでした。


勇気を持って、扉を開いて良かった


そうやってわたしはだんだんとよく笑い、よく語らい、海に山に行ってアクティブ人間になっていきました。


若さって漠然とした不安や悩みを持ちながら、
体力と行動力をフルパワーで前進できる宝物のようなもの。


あの時キャリアを積み重ねていく人生もあったと思うけど、
わたしは答えを探す旅に出て本当に良かったと思っています。


世界って広い、面白い。
同じ地球の上に全然違う景色と人がいる。


それは新たな自分と繋げてくれるスイッチなんですね🤭


そして若い頃の葛藤や苦しみって、それが逆にジャンプするパワーにもなり得るのだなと今は思います。


子どもたちがこれからの人生で立ち止まってしまった時、


どこか新しい世界に飛びだってごらん


と教えてあげたいなと思っています。


最後まで読んでいただきありがとうございます。


ここであなたと出会えたことに感謝です✨


ご縁に感謝して💗


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