あなたはどちらに憧れる?—NHKの18祭(フェス)から見える2つの“プロ”のかたち
NHKの音楽番組「18祭(18フェス)」をご存じでしょうか。
1,000人の18歳と、選ばれたアーティストが一夜限りのステージを作り上げる──そんな胸の熱くなる企画です。
実は私、この企画が好きで好きで仕方がないんです。
だって見てくださいよ、過去の出演アーティストを…

誰か私の好みを調べて、呼んでくれているんですかね?
この企画のプロデューサーとは絶対美味しいお酒が飲めます…。
基本的な流れは毎回同じ。
アーティストがこの企画のために制作した一曲を、選ばれた1,000人の18歳世代と合唱/パフォーマンスする。
それだけなのに、不思議なほどアーティストごとにまったく違う色が出るのが、この番組の面白さです。
🎨 自分のスタイルを貫くタイプ
あるアーティストは、自分の世界観や音楽性を100%貫きます。
合唱部分も、あくまで自分の楽曲に合わせてアレンジし、1,000人を“自分色”に染め上げる。
例えば、1,000人が後ろで一緒に歌っていたとしても、すぐにあの人の曲だなとわかる一貫性。
ファンは、これを待っているわけですし、この企画では、応募する18歳世代も大体がそのアーティストのファンなので、嬉しいでしょうね!
🛠 ニーズに応えるタイプ
一方で、この企画の趣旨や1,000人の思いを汲み取り、普段のアーティストの楽曲とは異なる様相の曲を作り上げるアーティストもいます。
まるでこの瞬間、この場所のためにだけ存在するような楽曲。
会場全体をひとつにする、“オーダーメイド”の職人技が光ります。
私の大好きなBUMP OF CHICKENの「窓の中から」は、まさにそんな一曲じゃないでしょうか。
普段から4人編成のロックバンドとは思えないほど多様な楽曲を魅せてくれるBUMPですが、この「窓の中から」は、合唱コンクールの表題曲になっても、おかしくないような仕上がりです。
作詞・作曲のヴォーカル藤原基央さん(通称:ふじくん)の才能は、とどまることを知りませんね…
どちらも“プロ”の仕事
スタイルを貫く人。
ニーズに合わせて変わる人。
どちらが正しい、優れているという話ではありません。
ただ、私は、普段とは異なる場所で、普段とは異なる条件の下で、それでも最高の作品を生み出せるBUMPのふじくんのような「プロフェッショナル」に憧れます。
💼 仕事の世界にも、同じことが言える
考えてみれば、私たちの仕事も同じです。
「●●さんが関わると、全部●●さんの色になるよね」というタイプ。
「えっ、これ●●さんがやってたの?」と、気配を感じさせずに、求められる形を完璧に仕上げるタイプ。
仕事の上でも、やはり求められる条件の中で、最高の仕事をするプロフェッショナルに憧れがありますが、
一方で「自分の独自の色を出せる」仕事人にも、なってみたい気もします。
最近「アトレーユさんが作った資料って、どんな資料でも見るとすぐわかるよ」と言われたことがあり、もしかすると資料作成においては、自分の色のようなものがあるのかもしれません。
18祭(フェス)の次のアーティストが発表されるたびに
「この人は、どちらのタイプなんだろう?」—―
と、それだけで美味しいお酒が飲めます。
あなたはどちらに憧れますか?
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曖昧なままにしていたことを、少しずつ言葉にしていくために、このnoteを続けています。
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