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満開の桜と、行列の先の豆餅。新年度を迎えるための「弾丸・京都巡礼旅」


〜2万歩歩いて気づいた、私にとっての「BIG LOVE」の形〜

4月という「学校の先生にとって一番過酷で、予測不能な1ヶ月」をどうにか乗り越え、やっと一息つけるゴールデンウィークを迎えました。

とはいえ、今日も出勤・・・。
今日が日曜日だったとは。
やばいやばい!

この連休中、ふと振り返っていたのは、激動の4月に突入する直前……3月末に決行した「弾丸旅」のことです。

新年度。どうなるのか。

この歳になると、学年主任になるか、大変な子どもたちの学習支援に回るかの2択になります。

担任は当たり前では無いのです。

不安なことが山積みな中、
私にとって大切にしていたプレゼン(ニーキャン)当日。
私は、天空橋で、マイクラのWSで大変ありがたい勉強をさせていただきました。


桜はまばらそこから、18時羽田発伊丹行きの便に重いリュックを背負って乗り込みました。満席の機内。遅れること30分。

天候が良くなかったのでかなり揺れましたが、
11年ぶりのフライトを楽しみました。
伊丹空港滑走路に向けてランディングする景色は
一生忘れられない景色でした。

目的は「巡礼」。
新年度という戦場に向かう前に、自分自身と向き合いたかった。

ホテルに着いて、ニーキャンに間に合ってホッとしたのも束の間。
日本盛のお酒を探しまくりました。
感謝の気持ちを
お伝えすることができました。


いただいたお酒は、後で大切にいただきました。私の人生を変えた場に心より感謝申し上げます。

次の日。
宿泊したホテルの近くにあるカフェで美味しい朝食をとり、エネルギーを満タンにして、箕面へ。
1番の目的地である「勝運の寺」として知られる勝尾寺(かつおじ)へ。

私が心より尊敬している先生が、お勧めしてくださいました。
よかったら行ってみてほしいなっていうその一言に、この日だったらいけると思って、自分なりに調整を進めました。

正直、駅から、うわー遠いと思いました。タクシーがないと行けないですね。
バスを待つ外国人の列にちょっとビビりました。

京都にも生きたいというエゴを考えるとタクシーに頼るしか無いと、
往復タクシーにお願いしました。
片道3600円。
あの山道をバスで上がることを考えたら、
タクシーはマストかと思いました。

タクシーの運転手さんとのお話が本当に楽しかったです。なんでここに来たのとか、インスタグラムか何かで海外の方々にバズって、ちっちゃいだるまがある写真が気になってここに来るんですよね、っていう話をされていました。

着いてすぐに入場口みたいなところがあるんですけれども、事前に混雑すると聞いていたので、チケットを取っておきました。そのおかげでスムーズに入れました。
9時前だったのでまだ観光客がいない時間帯でしたが、海外からのご夫婦、新婚旅行の方々がいらっしゃいました。

入ってすぐ思ったのは空気がとっても澄んでいるんですよね。




私、いろんな寺社仏閣に行くんですけれども、こんなにキリッとピッと研ぎ澄まされた空間はなかったので、このお寺の厳かさを感じることができました。

とっても広い境内というか空間を歩いていく中で、ちっちゃなだるまがたくさん置かれていました。

片目のだるまに目を入れて願いが叶っただるまがたくさん奉納されていました。それがすごいパワースポットにもなるんでしょうね。海外の方がたくさん写真を撮っていました。

そして小さいだるまの謎も解けました。小さいだるまはだるまみくじでした。そのだるまを自分の願いを込めて引くと、自分のこれからの行いに対するおみくじが書いてあります。

大吉とか凶とか、そういうのではなくて、これからあなたはどうしたい?どうしたら道が開けるか?ということを指南してくださる言葉がたくさんカッかれていました。

私のおみくじはまさに自分が悩んでいる内容でした。

帰りに乗せていただいたタクシーの運転手さんがめちゃくちゃ面白い人で、たくさんいろんな話をさせていただきました。
「なんでこんな遠くまで来たん?」って言われました。
自分の中ですごく小さなことに引っかかっていて、もやもやしてたっていう話をしたんですね。

そうしたら、「そんな北関東の遠いところから羽田の飛行場から飛行機に乗ってここまで来たんなら、もう勝ってますやん」と言われました。

ものすごくここ数年間悩んできたことが、タクシーの運転手さんによってそうか、私、そうだったんだ。ここまで悩んできたけど、悩んだことから自分が変わりたいと思ってここに来たこと時点で、自分が変われたんだ。すごく励みになりました。

私は、ここ数年、勉強していろんなことを得て、なりたかったものがありました。

子供が小さいうちはいろんなことを我慢してきて、子供たちに寄り添ってきました。

下の子が大学生として外に出て行った後、
あんなに学びたかった時間ができたのに、もて余してしまって、ロスってこういうことなんだなっていうことを感じたんです。

そして、友達がまた来年会える、また会えると思っていたんですが、突然亡くなりました。
私たちは明日があると当たり前に思っているかもしれないけれど、明日が来るなんていう確実な約束なんてないんですよね。人生なんて本当に奇跡の連続なんですよ。

自分でどうにもならないことに対してすごく頑張ってしまうのが人間なのかなと思います。自分の方に向いてくれるものよりも、自分をリジェクトするものに対して、そう、恋愛と同じです。自分がどうにもならないことに対して一生懸命もがこうとする。なんかそういうことをここ数年無理して頑張ったなと思います。

うまくいくこともあればうまくいかないこともあります。

人はやっぱり片思いに固執する。

なんかそういった自分のちっちゃいことやダメなところに、どこかで終わりを教えてほしかったんです。でも、もうこの年になると、誰も「終わりだよ」とか「あなたはもうダメなんだよ」なんて言ってくれる人はいません。

自分の中で決着をつけないといけないんだなっていうことを強く感じました。

だからこそ、時間のない中で飛行機に飛び乗って、伊丹空港に行って、時間のない中、自分の中で短い時間を自分を振り返る時間にしたかったんだなと思います。

私は誰にも言わなかった旅だったんです。

若い時は自分の勢いでいろんなことやっていたけれど、年をとってみて飛行機怖かった。

何かあればいつも旦那様が隣にいて、一人で「出かけていくなんて近距離の東京に自分で勉強しに行くぐらいだった。
やっぱり私は旦那さんと一緒にいろんなことをしてきたこの30年近い時間で、一人じゃないんだなってすごい後ろ盾があったんだなっていうことを強く感じた時間でもありました。


せっかくこっちまで来たんだったら京都に行きたいよね。

私は京都は大っ嫌いな場所でした。

大嫌いは本当は大好きなんですよね。大好きになりたいからその場所に思いを馳せている。

息子が京都の大学に進学することを決めたとき、私にとって大嫌いだった京都がものすごく大好きな京都になりました。

大好きだから大嫌いになるんです。ものすごく期待しているからこそ。

4年間お世話になった大学。その大学も素敵なんですけれども、私は京都の観光を時間が許す限り楽しみました。

鈴虫寺は、毎回自分が悩んだ時に欲しい言葉をいただけるお寺なのです。
一年中鳴り響く鈴虫の音色もさることながら、私がここを訪れたかった最大の理由は、お坊さんの「鈴虫説法」です。ユーモアを交えながらも心の芯にスッと響くお話が大好きで、これを聞くために足を延ばしました。お話に耳を傾けていると、張り詰めていた心が自然とほぐれていき、心安らぐ豊かな時間を過ごすことができました。

そこからは、SNS(X)の「満開」という情報に導かれるように、春の京都を大移動。正直、歩きすぎで年寄りにとってはもうちょっと弾丸はきつかったんですよね。

鈴虫寺の帰り道にバス停があったので、そこでバスを待ちました。

嵐山を回ってゆっくりと進む京都のバスに、私は眠ることなく景色に見入っていました。そうか、桜が綺麗な時期だったよね。大阪は全く咲いてなかったけどそうかと思って、程よいところでバスを降りました。
そして地下鉄に乗り換えました。

京都御所で美しい桜を焼き付け、息子の母校である同志社大学を懐かしく再訪し、出町の本満寺では、見事な枝垂れ桜の下で春の息吹を全身で浴びました。

日常と非日常を、ものすごいスピードで往復するような感覚。

でも、不思議と心は澄み渡り、疲労感よりも「満たされている」という感覚が勝っていました。

そして、この旅の裏(?)のメインイベント。
それは、夫への「お土産」を買うことです。

出町では、道路の向こう側まで続く「出町ふたば」の大行列に並んで名物の『豆餅』をゲット。

かなり並びました。

我が家は、いろんなことがありすぎて、
そんな中、心よく送り出してくれた夫が大好きな豆餅をゲットするのは、ミッションとして大切でした。

1時間近く並んでゲットできた幸福感!

さらに、京都駅で『阿闍梨餅』が完売しているのを見て、伊勢丹の行列にまた並んで無事に購入しました。

2万歩以上歩き、重いリュックを背負い、ヘトヘトのはずなのに、行列に並ぶ時間は全く苦になりませんでした。

それは、「美味しいものを食べさせてあげたい」「喜ぶ顔が見たい」という、私の中にある『BIG LOVE』が原動力だったからだと思います。


遅延していたのに、スムーズに21時48分、最寄駅に帰還。

ただの旅行ではなく、「自分と向かう時間」が凝縮された1日でした。

自分の思いを叶えることができた二つのお寺への参拝。
満開の桜からパワーをもらい、大切な人を思い浮かべながら行列に並んだ経験が、怒涛の4月を駆け抜ける私の「底力」になっていたのかなと思います。

先生も、お母さんも、誰かを支える人は、まず自分自身が「美しいもの」に触れ、自分自身を見つめ直して、誰かのために踏ん張れる心が満たされていることが大切です。


ゴールデンウィークの後半戦。
この3月の弾丸旅を思い出しながら、「BIG LOVEのエネルギー」で明日のGIGA Gig。

Copilot愛を叫んできます。

皆さんも、どうぞ心休まる素敵な連休をお過ごしください。