人生は今だけじゃない。点はあとから線になる。
人生は、あとになって振り返ると不思議なくらい繋がっています。
その時は意味が分からなかった経験も、遠回りだと思っていたん出来事も、いつの間にか今の自分を支える一本の線になっているんだと感じます。
******
私の実家は個人商店でした。
子どもの頃は
自分も将来は「〇〇屋さん」
のようなお店を開くのだろう
と思っていました。
大学は法学部法律学科に進学しました。
法律家を目指していたわけではありません…
大学ではそつなく単位を取り
試験もノーミスでクリアして卒業。
でも学んだ知識が
強く残っていたわけでもなく
卒業後、学生時代に学んだ法律の知識を
仕事で使うこともありませんでした。
当時の私にとって
法学部での学びはすでに過去のもの
になっていたのです。
卒業後はビジネスマンとなり
営業職を経験しました。
お客様の話を聞く力
提案する力
信頼関係を築く力
この時に身につけた力は
その後の仕事の土台になりました。
30数年後
転職したのは行政機関。
労働関連法規に関する業務を
担当することになります。
大学で学んだはずなのに
ほとんど何も覚えていませんでした。
そこで一から学び直しました。
🌀労働基準法。
🌀労働契約法。
🌀育児・介護休業法
🌀男女雇用機会均等法
🌀パートタイム・有期雇用労働法
学び
実務で使い
また学ぶ。
その積み重ねでした。
現在は
その知識や経験を企業に伝えたり
記事にしたり
セミナーで話したりしています。
大学時代には想像もしなかった未来です。
******
若い頃は
入った会社には定年まで勤めるものだ
と思っていました。
でも前職を早期退職制度で退職。
退職後は非常勤の行政職員として働きながら
個人事業主として起業支援や経営相談にも携わるようになりました。
事業計画、集客、資金繰りなどを考えながら「どうすれば事業を成長させられるか」
「どう価値を届けるか」を日々考えています。
******
自分は、大阪で一生暮らすと思っていました、
でも今は栃木で生活しています。
奥さんは大阪弁の人と思っていました。
でも北関東の人です…
******
実際
今の私の生活は
若い頃には想像もしてなかったものです。
でも振り返ると
点と点があとから線になっている
ことに気づきました。
営業経験は
経営者との対話や提案
信頼関係づくりに活きています。
起業支援の経験は
企業経営の相談に活きています。
労務や人事の知識は
人材採用や定着支援の提案に活きています。
法律を学び直した経験は
制度や法改正をわかりやすく伝えること
に活きています。
どれか一つ欠けても
今の私はありません。
人生に無駄な経験はない。
そう言われても
渦中にいる時はなかなか信じられない
ものです。
私自身
当時は無駄だと思っていた経験もありました。
しかし振り返ると
その時は意味が分からなかったことが
何十年も経ってから
突然繋がることがあります。
人生は一直線ではありません。
若い頃は
「これが将来何の役に立つのだろう」
と考えがちです。
でも
本当のところ
どうなるかは誰にも分からない。
むしろ分からないからこそ
人生には思いがけない出会いや
可能性が待っているのだと思います。
人生は計画通りに進まない。
思い描いた道から外れることもある。
立ち止まることも、遠回りすることもある。
けれど
その一つひとつの経験は
消えてなくなるわけではありません。
いつか未来のどこかで
あなたを支える力になり
誰かの役に立つ価値になる。
だから今
もし先が見えず不安の中にいるとしても
その時間を否定しないでください。
今日の
小さな一歩も
迷いも
失敗も
いつか必ず人生の線を形づくる
大切な点になります。
そして振り返った時
きっとこう思うはずです。
「あの経験があったから、今の自分がいる」
人生は、あとから線になる。
辞めるもよし
続けるもよし
ずっと先の結果はわからない
しかし
すべての経験は自分が生きた証です。
だからこそ
目の前の一日を大切に
積み重ねていきたいものです。
母の逝去に際し
こんなことに考えを巡らせています。
本日はこぼれ話。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
