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エネルギーの境界線

どんな時も自分の時間と“余白”が必要。
特に連休の最終日は、外からの刺激をできるだけ減らして、静かに過ごしたい。

連休中どんなに予定が詰まっていても、最後の日だけは別。
翌日からの仕事に向けて、自分をリセットする時間が必要。

そんな最終日の今朝、「今日はどう過ごそうかな」と思いながら朝ごはんの準備をしていたら、母からLINEが来た。

「家にいる?」

「いるけど、なんで?」と返すと、すぐに電話があって、数駅先の繁華街に行きたいから付き合ってほしい、とのことだった。

この時点ですでに、小さく消耗していた。
最初のLINEで要件も一緒に伝えてくれたらいいのに、と思ったし、“なぜ行きたいのか”という一番大事な部分が抜けている。

なんとなく理由は想像できたけど、言葉にされないまま進む会話に少し疲れる。
それでも母も高齢だし、と思って付き合うことにした。

実際に聞いてみると、6畳と8畳の部屋用に、エアコンを2台買いたいとのこと。
しかも一昨日、一人で下見に行き、メーカーもある程度決めていたらしい。

店内は連休最終日でかなり混雑していて、店員さんもなかなか捕まらない。
人混みの中で、私はすでに少しずつ消耗していた。

いくつか候補を絞り、機能や価格を見ながら決めていく。
私は「6畳の部屋は年に数回しか使わないし、冷暖房の効きが多少違っても困らない。だから型落ちで、少し安いメーカーでもいい」と思ったけれど、母は「両方同じメーカーにしたい」と言う。

理由を聞いても、「同じメーカーがいいと思ったから」。
その一言に、うまく言葉にできない違和感が広がっていく。

それ自体はいい。
ただ、最終的に決まっているなら、何度も聞かれることに少し疲れてしまった。
こちらの意見を伝えても、そのたびに「いや、私は…」と戻ってしまうから。

気づけば、私の疲労はピークに達していた。
人混みのざわざわ、周囲の感情、母の気遣い、すべてが重なって、HSP気質の私には刺激が強すぎた。

手続きでも待たされ、途中でネット回線の営業まで入ってきて、母はそれにも素直に答えようとする。
それを横で止めながら、さらに消耗していく。

結局、その日はほぼ丸一日かかった。
本当は静かに過ごしたかった連休最終日。何もしない時間で、自分を整えたかったのに。

帰ってすぐ、塩風呂に入った。
とにかく一度リセットしないと、感情が持たなかった。

久しぶりに母と出かけて感じたのは、エネルギーの違いだった。

自分のことしか考えられなくなっているように見えて、イライラしたのか。
それとも、母にイライラしていたのは、
本当はその奥で、母の老いを感じてしまった自分の悲しさだったのか。

正直、自分でもはっきりとはわからない。

今回行った繁華街も、前からなんとなくエネルギーが合わないと感じていた場所だった。
毎回行くと疲れる。人が多いからというのもあるけれど、それだけじゃない気がする。
空気というか、場の感じというか、うまく言葉にできない違和感がある。
一人で行っても、やっぱり疲れる。

無理に合わせることが正解だったのか。
それとも、自分を優先するべきだったのか。

正解は、まだわからない。

ただ、同じように“刺激に敏感で、余白が必要な人”は、
こういうとき、どうしているんだろう。。。


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