「チャンスはあと2回だよ」優しさの中で育っていた“自分の気持ち”
子どもの通っている園では、
不定期ですが、スイミングの日があります。
保護者は、2階の窓から少し離れた場所で
自由に見学するスタイルです。
長男とは直接会話はできませんが、
ガラス越しに目を合わせて、
お互いの存在を確認することはできます☺️
これまで長男は、スイミングの前になると
「お仕事がなかったら見に来てね」
「ママが大変じゃなかったらでいいよ」
と、そう言ってくれていました。
来てほしい気持ちはあるけれど、
相手の都合もちゃんと考えてくれている。
その優しさを、いつも感じていました。
もちろん、すべてのスイミングを
見に行けたわけではありません。
都合が合うときは見に行き、
合わないときもある。
見に行けなかった日は、
帰宅後に、その日の様子を嬉しそうに
教えてくれていました☺️
でも、卒園が近づくにつれて
長男の言葉は
少しずつ変わっていきました。
ある日の夕食のとき。
「ママ、チャンスはあと2回だよ。
明日と、来週。どっちか絶対来てほしい」
明日と来週の、二択。
どちらかは、必ず来てほしい。
長男がこんなふうに伝えてきたのは初めてです。
真剣な顔で、強い気持ちが
驚くほどまっすぐに伝わってきました。
そして当日の朝食の時間には、
「今日のスイミング、少しだけでも来てほしい」
と、はっきり言いました。
チャンスは2回になった今、
遠慮する気持ちは伝えません。
自分の気持ちをそのまま、言葉にしています。
「見に行けるよ」
そう伝えると、
とても嬉しそうな顔をして
朝からご飯を2回もおかわりしました☺️
同じ日、登園直前にも
「チャンスはあと2回だよ!」
と念を押して、バスに乗っていきました。
以前の長男は
“無理しなくていいよ”という優しさの中に
自分の願いをそっと込めてました。
でも今回は違いました。
わたしに選択肢をあたえ、
相手を思いやる気持ちを持ったまま、
「見に来てほしい」と、はっきり伝える。
それが自然にできていることに、
大きな成長を感じました☺️
単に遠慮が減ったのではなく、
「自分の気持ちを大切にする力」が
育ってること。
そのことが、母としては
とっても嬉しかったです☺️
選択肢の今日と来週。
残り2回のスイミング。
もちろん、どちらも見に行きました。
子どもが「見に来てほしい」と
言ってくれるのは、
いったい何歳くらいまでなのでしょうか。
いつか「恥ずかしいから来なくていいよ」
と言われる日が来るのかもしれません。
でもそれもまた、正直な気持ち。
自分の思っていることを言葉にできるのは、
立派な成長です。
相手を思いやる優しさも大切。
それでも、子どもには
まず自分の気持ちを大切にしてほしい。
だから今、
まっすぐな「見に来てほしい」を
そのまま受け取れたことが
本当に嬉しくて、幸せだなぁと思います☺️
スイミングは撮影は禁止なので、
写真は残っていません。
でも、
ガラス越しに目が合った瞬間の表情も、
必死に泳ぐ姿も、
ちゃんと、心に焼き付けました☺️
言葉の変化に気づけたこと。
それを嬉しいと思えたこと。
この先、そっけなさを感じたり、
少しだけ寂しくなる日が来たとしても、
自分の気持ちを伝えられるように
育っていることを喜びたいと思います。
そんなふうに、成長を見守れることが
いまのわたしの幸せです☺️


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