2025年12月ミュンヘン・ベルリン旅行⑧ソ連軍戦勝記念碑、カリーヴルスト、ジャンダルメンマルクトのクリスマスマーケット

シュタージミュージアムで闇を見た後は、地下鉄Uバーンでブランデンブルク門まで戻る。

いつも観光客でいっぱい
この向こう側に向かっていくよ
門の反対側に出たところ。
遠くに輝くジーゲスゾイレ

この通りは「6月17日通り」と呼ばれていて、1953年6月17日に起きた「東ベルリン暴動」に由来しているそう。
その前日、東ベルリンの労働者たちは、政府のノルマ引き上げに反対してストライキを開始。
翌6月17日には反政府デモに発展。
これに対しソ連軍は戦車を出動させ、武力でこの暴動を鎮圧。

西ベルリン当局が追悼の意と連帯感を示すためにこの通りを「6月17日通り」と定めたという、悲しいいわれ。

かつてはこの日が「ドイツ統一の日」として祝日にもなっていた。(本当の統一を果たしてからは10月3日)

皮肉にもこの通りにあるのが
ソ連軍戦勝記念碑
Sowjetisches Ehrenmal im Tiergarten

これは1945年のベルリン陥落直後に建造されたモニュメント。
2両の戦車T-34は、ベルリンに到着した最初の戦車と言われている。
後にこの地域はイギリス占領地区になるが、ここだけはソ連の儀仗兵が駐屯していたのだそう。

朝から目いっぱい活動したので、そろそろ空腹も限界に。
ブランデンブルク門に戻り、気になっていたインビス(軽食スタンド)へ!


ベルリンといえばこれ!という庶民グルメの一つがカリーヴルスト、もう一つはドネルケバブらしい。

カリーヴルストは、戦後ある女性がイギリス兵からカレー粉を、アメリカ兵からトマトソース(ケチャップ)を入手して作ったのが始まりと言われているのだそう。
これに「フレンチ」フライを付けるのもベルリンだからなのか?

ちなみにドネルケバブの方はイスタンブールよりも多くのスタンドがあり、「ドネルケバブの首都」とまで呼ばれているそうな。

スパイシーで美味しい!
極寒の中、息子はコカコーラ
私はグリューワイン


フライドポテトがみるみる冷えるくらいの寒さ。
それでも外で食べるヴルスト最高。


この日は12月26日、クリスマス2日目ということで市内は引き続き祝日モード。
ウンター・デン・リンデンのお店も一部を除いて閉まっていた。


それでもやっていたのがクリスマスマーケット🎄

一旦ホテルに戻り、ジャンダルメンマルクトへ。

この広場はベルリン一美しい広場と言われている。
2024年までは改修中のためベーベル広場で行われていたのが、2025年からは従来の場所に戻ってきた。
こちらは入場料2ユーロだけれど見る価値は十分にあると聞いてやってきた。
クリスマス前にすぐさま撤収していたミュンヘンと異なり、ベルリンではクリスマス後までオープンしているクリスマスマーケットも少なくない。
ここのクリスマスマーケットも31日までやっているとあった。

周りの建物が重厚で美しい
とんでもない混雑
人・人・人
優美な泉もある
キラキラのオーナメント
見ているだけでも楽しい
華やかで繊細
日本茶の茶器を売るお店やラーメン店まであった

ここのクリスマスマーケットは、プレハブの大型レストランがあったり、工芸品やアートのブースが並ぶパピリオンのような建物があったりと、かなり大掛かりな印象。

実は、入場券を買うのに並んでいる時、大声で叫びながら入っていった男の人がいて少し恐怖を覚えた。

スタッフは冷静にスルーしていたので、危険はないと判断されたのだと思う。またマーケット内に入ってからその人の姿を見なかったので、どこかに行ってしまったのだと思うが、あまり長居せずに出た。

昨年マクデブルクではクリスマスマーケットを狙って車で突入するテロが起きていて、今年もクリスマスマーケットでの無差別襲撃を企図したグループが逮捕された事例がある。
警備費の負担が主催者にのしかかったり、反移民感情を煽る投稿が流布されたりということもあるようだ。


ビクビクしてばかりでは楽しめない、それでも身の安全がやはり第一。
楽しむことと警戒することのバランスは、いつも難しい。

つづく

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