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アイルランドの伝承曲 『ダニー・ボーイ』日本語で歌う。

もとはロンドンデリーの歌

 ダニーボーイの原曲(メロディ)は、アイルランドの民謡で『ロンドンデリーの歌 IRISH AIR』。AIR というのはアイリッシュ音楽独特の楽曲表現のひとつで「ゆったりとしたメロディでリズムをそんなに意識しない」とかいう感じの歌を指す。空気みたいにフンワリってな感じかな。
 『ロンドンデリーの歌』は、世界中で知られており、数多くの歌詩が存在する。『ダニーボーイ DANNY BOY』は、そのひとつ。日本でもスタンダード楽曲として日本語バージョンが何種類かある。
 DANNY BOY の英語版は「離れていった恋人を思い歌」と受け取れるし、「戦場にいる息子を思う母の思い」とも解釈できる。日本では後者の「戦場の息子を思う母」として、日本語歌詞が添えられているようだ。

IROMBOOK作詞のダニーボーイ

私も同様に「戦場の息子を思う母」として詩を書いた。

僭越乍ら、私の作詞と楽曲アレンジです。
 
 パイプス pipes という言葉が出てきますが、これは 楽器のバグパイプの事。
ヨーロッパを中心に広く愛奏されているバグパイプは、たくさんの種類がある。アイルランドには イリアン・パイプス Uilleann Pipes という 鞴(ふいご) で空気を送るバグパイプがある。
 原詩の pipes が Uilleann Pipes を指しているのかどうかは不明だけど、バグパイプを Pipesと表現するのは一般的。
下記の英文詩をみてください。

【DANNY BOYの英語歌詩 部分】

Oh Danny boy, the pipes, the pipes are calling
From glen to glen, and down the mountain side
The summer's gone, and all the roses falling
'Tis you, 'tis you must go and I must bide.
But come ye back when summer's in the meadow
Or when the valley's hushed and white with snow
'Tis I'll be here in sunshine or in shadow
Oh Danny boy, oh Danny boy, I love you so.

イリアン・パイプス

Uilleann Pipes イリアン・パイプス
イリアン・パイプス

 イリアン・パイプス(Uilleann Pipes)は、アイルランドのバグパイプ。
メロディーを奏でる管が1本、持続低音を出す管が3本、和音を出す3本の管。 空気を袋にいったん溜め込んで演奏する。空気を送り込むのは右脇の下に抱えた鞴(ふいご)。
 イリアン・パイプスを演奏するとき、右手は大忙しである。肘でシュコシュコと空気を送りこみながら手首でキーを押さえて、さらに指でチャンターの穴をふさぐ。 さらに、チャンターを膝に押さえつけて先端の穴を塞いだりだり開けたりする。
 音楽表現は多用だけども演奏方法も複雑怪奇に発達したバグパイプだ。

繰り返しますが、歌詞の中の Pipes が このイリアン・パイプスを指しているのかどうか判りません。単に総称としてのバグパイプをイメージしているのかもしれません。

日本語歌詞

谷を渡り山を越え響く
パイプスの音が聴こえますか
野バラの赤い花びらは散っていく 夏が終わる
 戦に出た お前のことが
 なおさら愛おしくなる
 戦争は いつまでつづく ただ お前の名前を呼ぶ
おぉ ダニーボーイ
勝利や栄光は 望んでなんかいません
手柄など ただむなしいだけ
鉄砲を捨てて帰ってきて
 お前を抱きしめるのは
 あの山が白くなるころ
 それとも草原が陽の光で
 淡い緑に かがやくころか
もしも私が土に帰り
煙になったとしても
空の上で見守っています お前が帰るその日まで

IROM BOOK チャンネル
アイロムブック IROM BOOK

note内リンク
🎵 スコットランド民謡『マイ・ボニー』 My Bonnie




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