アシタズを創業して2週間が経ちました
4月に株式会社アシタズを創業して、2週間が経ちました。
まだ経営者としては駆け出しですが、「始まった」という実感は日に日に強くなっています。
この短い期間でも、率直に言うと
うまくいっていることよりも、考えさせられることの方が多いです。
スケジュールが埋まる中で見えてきたこと
ありがたいことに、創業してすぐに様々なお話をいただき、スケジュールは少しずつ埋まってきています。
多くの方とお会いし、話をする中で感じているのは、
これまでとは少し違った視点で物事を見るようになってきたということです。
公務員として働いていた頃は、
「どうすれば地域にとって意味のある取り組みになるか」という視点が中心でした。
一方で今は、それに加えて、
「それは事業として成り立つのか」という視点が常に伴うようになっています。
どちらが正しいという話ではなく、
立場が変わることで、見えるものが変わってきた感覚です。
そして改めて強く感じているのは、
どれだけ良い取り組みであっても、稼げなければ続かないというシンプルな現実です。
良い取り組み=続く取り組みではない。
この当たり前のようで難しいことを、今まさに実感しています。
また、こうして多くの方とお話しさせていただく中で、
一つ一つの取り組みや課題の背景に、地域が抱えている構造的なテーマが見えてくる感覚もあります。
もしかすると、こうした対話の積み重ねそのものが、
次の事業のヒントになっていくのかもしれません。

「稼げる観光」をやってきた自分が、今問われていること
令和6年度から鶴居村の事業として担当として関わってきたアドベンチャートラベル事業では、一貫して「稼げる観光」をテーマに取り組んできました。
地域にとって意味のある事業であるためには、
単なる交流ではなく、しっかりと経済を生み出す必要がある。
そう考えて進めてきたつもりです。
ただ今、改めて自分自身に問いが返ってきています。
「自分の事業として、稼げるモデルになっているのか?」
地域で“稼げる観光”を語ることと、
自分自身が“稼ぐ事業”をつくることは、似ているようで全く違う。
むしろ後者の方が、はるかに難しいと感じています。

「稼ぐ」ことから逃げない
正直に言うと、「地域のために」という言葉の中に、
どこかで“稼ぐこと”から目を背けてしまう余地があった気もしています。
ただ、事業としてやる以上はシンプルです。
稼がなければ、続かない。
続かなければ、結果的に地域にも何も残らない。
この当たり前の前提を、自分ごととして受け止めるフェーズに来ていると感じています。
アシタズの取り組みの一つ:「地域事業プロデュース」
アシタズの事業の一つに、地域事業プロデュースがあります。
これは、地域資源や課題を起点に、
事業として成立する形に落とし込んでいく取り組みです。
・観光コンテンツの設計
・官民連携の仕組みづくり
・事業として回るための設計(収益構造含む)
単なる企画や伴走支援にとどまらず、
“実装されるところまで関わる”ことを前提にしています。
ただし、ここでも同じ問いがあります。
それは、
「この取り組み自体が、ちゃんと稼げる事業になっているか」ということです。
きれいな事業をつくるだけではなく、
継続できる構造にするところまでやりきれるか。
まさに今、試されていると感じています。

鶴居村のアドベンチャートラベル事業の取り組みで
支えられている。でも、それに甘えない
この2週間、多くの方に支えていただいていることを実感しています。
ただ、それに甘えてはいけないとも思っています。
最終的には、
自分たちの事業として成立させる責任は自分にある。
この当たり前のことを、忘れずに進めていきたいと思います。
最後に
まだ創業して2週間。
何も成し遂げていないに等しい状況です。
それでも、ひとつだけはっきりしていることがあります。
それは、
「無難な事業にはしない」ということです。
地域にとっても、自分たちにとっても、
意味のある形で“続く事業”をつくっていきたいと思います。
