【木曜の三題噺】冬の海はいちごジャムの味かも|996字
冬の海にいちごジャムを投げ入れた。
こんちくしょーーーー!!って言いながらね。
火曜の10時過ぎ。
私はレンタカーで途方も無く走った。
今日「アレの日です」ってサボった。
でもアレの日くらい、心も身体も鈍く重みがある。
普段マジメに過ごしてる分、お天道様も許してくれるさ。
闇雲に走りたいが、頭に血が昇り、かつペーパードライバーな私。
結局安全圏の道なりを走ってしまった。
そして遠くの海へ到着。
…どこ?
ま、どこでもいいや。
はぁ〜、なんだよ海。
空は泣きそうなほどの曇りじゃないか。
波は静かだけど、深さの見えない重い色だ。
仕方ないか、冬だし。
怒りと悲しさで、ジャムの瓶を握りしめたまま、家を飛び出したことを振り返る。
ジャムには悪いが、私は君が嫌いだ。
君は、私の彼が密かに想いを寄せる女が作ったんだ。
彼はジャムなんて特に好まなかった。
ある日から、美味しいと買い始めた。
私はこの赤の中にある、何かを見ていた。
甘さ控えめなのに、喉を通すと心がもたれた。
昨夜の彼は、なんとなく帰ってこない気がしていた。そうなった。車と一緒にね。
この赤が憎い。
苦しい。
どっか行け!!!
海に中身をぶちまけた。
海の雄大さは、私のジャムをいとも簡単に消していく。
はああ〜、なんてちっぽけなんだろ。
落ち込ませてくれないのか…。
水平線を見た。
波のリズムは絶えない。
ふいに冷たいものが頭の中を抜けた。
カッカしていて、冬の冷たさを忘れていたみたい。
さむさむっと言いながら、車に戻った。
AIに、寒い!って言い放つ。
♬ピロン
《ここから1キロ先に、温かく美味しいパスタとコーヒーの喫茶店がありますよ》
そこからは、喫茶店への期待が波のようにじわりと寄せてきた。
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ヤスシさんの三題噺に参加させていただきました✨7回目の投稿です!
あ゛ーーーー〜〜〜〜!って
叫びたくなる時ありますが、
流石にマジでやらない…。
だから、
わーーーーーーーーー!って
叫びながら、
走ればいいかなって思いました。
海に物を捨てては行けませんよ❤️
昨日に引き続き、
浮気の話になってしまいました〜
🔽前回の投稿分はこちら💁
覗いてみてください👀
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